感想:アリス=紗良・オット公演



2022/05/30、19:00@サントリーホール

コロナ前はピアノやオケ、観劇含めて月2回位は行ってたけれど、ほとんどスポットで行くようになってしまった今日このごろ。来日コンサートは去年の夏のアレクサンダー・ガジェヴ以来かしら。

Echoes Of Life、というタイトルでトルコの建築家ハカン・デミレルとのコラボレーション。映像と音楽、というと落合陽一×日本フィルを思い出す。以下引用。

『エコーズ・オブ・ライフ』は、私の人生に影響を与えている考えや個人的な瞬間を反映しているだけでなく今日のクラシック音楽家としての自分の役割や、どのように芸術的な視野を広げていきたいかを描いた音楽と映像による旅です。

プログラムより

自分の人生の振り返りや、クラシック音楽家としての自分自身の役割の再考、そして挑戦。そうしたメッセージを、ショパンの前奏曲と7つの前奏曲と映像で伝える、そんなコンサートでした。
普段行くコンサートは、演奏自体にフォーカスして、演奏家のテクニックや表現に注目していたが、その内側にあるバックグラウンドやメッセージを伝える、そんな新しいコンサートに立ち会えて、とても良かったと思う。映像はかなり独特というか、不思議というか。お昼寝のときに見る夢のような、伸び縮みしてとりとめのない、でもなにか掴めそうな、そんな感じ。音楽との連携はばっちしで、それこそ音楽と映像、合わせて一つの作品だったと思う。(目は疲れたけれど)

アリス紗良オットのコンサートはだいたい行ってる気がするけど、軽やかに弾くけど芯のしっかりした音出すなーってのと、裸足なのおもろー、日本語ウマー、美人ー、概ねそのような印象だったから、少しだけ、奥の部分まで見えた気がした。

コンサートに行くと、次のコンサートのフライヤーが手に入るのも嬉しい。今年は色々行きたい2022年です。

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