ターミナル　自作コマンド　作成方法

ターミナルの自作コマンドをつくりたくて、調べたところ、うまくいかず、結構苦戦した。
なんとかできたので、残しておこうと思う

＜環境＞
macOS Catalina 10.15.3

vim（vi）を使うが、それの解説はしない。

1.自作コマンドを置くディレクトリの作成

ターミナルにて、

mkdir ~/command

これで、ホームディレクトリに　command　というディレクトリができる

2.コマンドの作成

先ほどつくったcommandディレクトリに　test　というファイルをつくる
ここ(testファイル)にコマンドの内容を書いていく

ターミナルにて、

cd ~/command
vim test

Macなら、標準で、vim が入ってたはず。。。
エラーがでたら、２行目　vim test　を

vi test

にする

3.Vim (vi) でコードを書く

vimにて、

#!/bin/sh
echo 'HelloWorld'

と書き、保存終了（  :wq  と入力）

これで、HelloWorld　表示するコマンドを作成できた

4.実行権限を付与

sudo chmod 755 ~/command/test

で実行できるようにする
sudoコマンドを使うので、パスワードを求められるので、入力する

5.パスを通す

cd ~
vim .bash_profile

と入力する。ターミナルが、bashではなく、zshを使っている場合（私はzshだった）は

cd ~
vim .zshrc

と入力する

vimにて、.bash_profile（.zshrc）に

export PATH=$HOME/command:$PATH

を追加、保存終了（  :wq  と入力）

これで、ターミナル起動時に、~/command　にパスが通り、commandディレクトリ内にある、実行ファイルを実行できるようになる。

6.実行

ターミナルを再起動する

command test

と入力

HelloWorld

と出力される

これ以降、自作コマンドを作る時には、
・commandディレクトリにファイルをつくる　（hogeとする）
・実行権限を与える　（sudo chmod 755 ~/command/hoge）

とすると、command hoge で実行できる

7.参考

ターミナルで使える自作コマンドを作る - Qiita

↑には、コマンドの引数の取り方も書いてあった。

zshの設定ファイルの読み込み順序と使い方Tipsまとめ - Qiita

Mac：自作コマンドの使い方と置き場所

自作のコマンドを作成した - Qiita

「ターミナル　自作コマンド　作成方法」終