就活日記
20歳 女
高校、中退 大学、中退
現在アパレルで1年間アルバイト
資格:実用英語技能検定二級
趣味:Twitter(X)、カラオケ
特技:口笛
9月に大学を中退してから、アルバイト先にその迄をいまだに伝えられず、今のところ”学生アルバイト”という名目で働いているため、平日は授業終わりの時間の18時から は〜今日も大学疲れた〜というしらこい演技をしながら出勤している。今この学生バイトすら辞めてしまうとガチの職なし二十歳になってしまうので次を見つけるまで辞めるに辞められない状況である。
そもそもアルバイトをまともに辞めたことがない。辞め方がわからない。
今まで、今のバイト先を含めて四つアルバイトをしてきたが、そのうち一つは寝坊してそのまま飛んだ。後二つは店長が嫌いすぎて入院するだとか大嘘をついて半ば無理やり辞めた。
この時点でお察しの通り、いわゆる社会不適合者である。
10歳の頃にADHDと診断を受け、そこから10年間投薬治療を続けている。(㊗️10周年🎊)
発達障害を言い訳にするのが嫌で、自分がADHDであることから目を背け続けた中学高校時代だったが、次第にインターネットで「ADHDあるある」だとか「⚪︎個当てはまったらADHD」なんてものが流行りだし、ADHDが一つの自虐要素として定着し出す。自虐に使われると次に発生するのは、当たり前に、他者への攻撃である。ADHDが一つの悪口として扱われだした。
高校を辞めた理由の一つがこれである。クラスの男子の間であいつADHDだから、というイジリが発生し始め、次第にその全てが日常になった。いわゆる隠キャ、特にいじられるようなこともないほどの存在感の私にその矛先が向くことはなかったが、とにかく俯いて、男子たちが大声で交わすそのやりとりを苦しくなりながら聞き流していた。気づけば聞き流せなくなっていた。
高校を辞めた理由はこの一点に留まらないが、まあ色々で教室に入れなくなり不登校になりそのまま辞めた。その時に学びたい分野があったため大学に進学したく、高卒認定試験をとり大学に進学した。
その大学も一年で辞めた。
つまり、どうしようもないのである。
才能もないが、それより努力の経験がない。
小さいことも大きいことも何も続けられていない。
履歴書を書くたびどうしようもない気分になる。学歴欄に書くことは入学、中退、入学、中退。面接に行ってもろくに話せない目も見れない。
ずっとアルバイトも受からなかった。一度単発バイトで一緒になった人にそういうと「飛びそうな見た目してるもん」と言われた。なんも言えへん。
もちろんこんな経歴で一般企業は目指していない。無理やし。
前述した通り1年間アパレルでアルバイトをしており、お洋服が好きなので、1番初めに大好きなブランドの正社員に応募した。連絡なし。
この時点でだいぶやられた。私の頑張りたくない魂が眩しく輝きだした。
なんもしたない。働きたない。
世の社会人ってほんまに週5で働いてるん?無理すぎる。ここ数年週5で学校に通うことすらできなかった人間が?無理である。
そもそも世の中の人間が異常なのである。
当たり前に中高帰宅部だったわけだが、放課後部活嫌だな〜と言いながら部活に向かう人たちに対してずっとなら辞めればいいのに!と強く思っていた。強制されてるわけでもないし。それこそ学校と違って辞めたからといって人生終わりなんてこともない。マジでなんで?とずっと思っていたが、まあそういうことじゃなかったんだろうなとは思う。
そして、問題はその点である。
学生時代の間もやりたくないけど仕方なくやっていたこと、というのはたくさんあるだろう。宿題、テスト、部活、受験、通学、授業。とか。私はこの全てを放棄してきたのである。
小学校の頃から何度怒られても宿題をしてこなかった。理由はめんどくさいからただ一つ。テスト勉強なんて本当にしたことがないと言っても過言じゃない。テスト期間の早帰りを利用して熱心にポケモン図鑑を埋めていた。部活は中一の時に半年やってしんどくてやめた。中高一貫校だったため高校受験をしていない。中学受験は記憶にないが特に勉強した覚えもない。おそらくお得意の国語で乗り切った。大学受験は前日の夜中にYoutubeで小論文の書き方、面接の必勝法の動画を必死に見ていた。あとは、まあ、辞めたし。
なにもしていない!逆にすごい。そりゃ社会に出れず。
とにかく働きたくない。そんなわがままを言わずとも私のような人間を雇ってくれる場はない。日々働かないと、という思いを抱え昼に起きている。
昔不登校の時に毎日日記を書いていたことを思い出し、同じことをやってみたくなって書き始めた。
まとまりがない。オチをつけられないしそこまで持っていけない。
また寝て起きたら考えようと思う。
今日は久しぶりに履歴書を書いたのだ。
大学を辞めてから初めて応募したところに落ちてから、久しぶりに就活を再開した。
とにかく動かなければいけないのだ。