「ディレクション」という言葉が指す意味とは
社会人になり、「コンセンサス」「フィックス」等のカタカナをよく聞くようになりました。
上記上げたカタカナについては、人によって解釈が異なることはあまりないため、皆さんよく使用されると思います。
ただ、この前少し問題が発生しました。
「ディレクション」という言葉。
皆さんは、「ディレクションの勉強がしたいので、ぜひ担当させてください。」と後輩に言われたら、「どこからどこまで」任せますか?
何の仕事のディレクションをするかによりますが、
一般的には、最初から最後まで、調整ごとをしながら成果物を作成するためにリードしてくれる、と理解するのではないでしょうか。
ディレクションChatGTPに聞いてみました。
「マーケティングにおけるディレクションとは?」
・チームの指導: マーケティングディレクションは、マーケティングチームや広告代理店と協力し、プロジェクトの進行を監視し、達成すべき目標に向けてチームを指導します。これは、コミュニケーション、タスクの割り当て、プロジェクトの進捗管理などを含みます。
(ChatGTPより引用)
やはり、プロジェクトの進行のための調整ごとなどリードすることを指していると思います。
私も上記理解の上、後輩に「ディレクションは任せた!よろしく!」という感覚でいたのです。
ですが、いざふたを開けてみると、
「すみません、お客さんとの調整はこちらでやるので、成果物制作の外注先とのやり取りは、そちらでやってくれますか?」と。
完全にディレクションを任せたこと、そして他部署の後輩ということも有り、なにも着手していなかった私と私の上司は焦りました。
「あれ、ディレクションって何。。。?」
自分が理解していることを、相手も同じように理解していると思ったら大間違い。そして曖昧な「ディレクション」という言葉。
マーケティング担当が長い方にとっては、「いやいや、ディレクションという言葉は曖昧ではなく、明確に業務範囲を指しているでしょ」と感じる方も多いかもしれません。
ですが、それもすべての人が同じ理解というわけではありません。
チームで仕事をする以上、人それぞれ理解があって、自分と同じ考え方ではないことを念頭に置いて、最初から明確に仕事を分けるべきでした。
「マーケティング」が指す言葉も私は曖昧だと感じます。
事業担当者と共に、もの・サービスが売れる仕組み・戦略を考える、
その為のイベント参加やWeb施策等を実施する。
マーケティング担当者は実際に手を動かす部分を担うことが多く、
周りから「雑用」をお願いされることも多い、と感じる人がいるのではないでしょうか。
私はまだまだ下っ端なので、雑用ウェルカムですが、
やはり「マーケティング」の範囲をしっかり理解したうえで、
他部署の方々と気持ちよく仕事ができる環境を作ることが一番ですね。
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