見出し画像

千のストーリー 台湾のジオラマ

静岡の合同展示会の2日目、開会前。
ご存じモデラーの金子氏が一つのジオラマをガン見してました。

写真はゴローさん提供

私はこの作品をしっかり見るでなく、あまりに熱心に見られている金子氏に。「なんで段があるんでしょうね?」と軽く聞いてみました。
金子氏はそっけなく、「前を見れば。」と言う答えが返ってきました。
後ほど友達とゆっくり観てみると、なるほどね、そうですか。と言うことがわかりました。

昼過ぎには作者もおいでたので、話をお聞きしました。ドイツはフランスに進駐、日本は中国にそれぞれ進駐。若い兵士に故郷に残した若妻からの手紙。「恋しいあなた、初めての子供は女の子です。」と。そしてさりげなく現地の女の子を見て、中々泣けるシーンですね。と言ったら、「イヤイヤ2つのストーリーだけでなく百も千も時空を超えて沢山のストーリーがあるんじゃないでしょうか。」と伺い大層感心をしました。

なお、金子氏のアノ様子は、野暮になるのを嫌った===イキを通したかったのだと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?