大人が見るファミリーミュージカルDADDY
3月31日、初日公演を観た。
『ファミリーミュージカル』というだけあって子どもが笑っていたり泣いていたり、真面目なシーンで話していたりしていたが、それもスパイスとなってとっても楽しかった。
昔私が小さい時ファミリーミュージカルを(人形劇だったかな?)母親に連れて行ってもらった記憶がある。正直内容まで覚えてないがとても楽しかったという記憶はある。
今回『ミュージカル・DADDY』には主演の男の子が好きという理由だけで見に行った。主演の子以外は某お兄さんが出るということくらいしか情報を入れてなかった(あえて、というわけではなく本当に主演の子しか興味なかった)
『ファミリーミュージカル』という分類の演劇、子どもも楽しめて大人も楽しめる、泣いてもいいし笑ってもいい、話しすぎるのは良くないけど子どもが声出しちゃう分にはいい、そんな演劇だと私は思う。
そんな中、大人がファミリーミュージカルを見る面白さ、そんなものを私は今回のミュージカルで知れたように思う。子どもってうんちとかおならとかですっごい笑うし、いい意味でツボがわからない。そんなところが愛おしいし面白い。
あと、大人として見るファミリーミュージカルは子どもの時よりわかることが多いから内容がしっかり記憶に残るように思う。子どもの時は曖昧に楽しかった!とだけで終わらせていた部分、とても成長したなと思った。
P.S
私は小学校の頃、朝の歌朝礼(確か月1回、歌う全校朝礼のこと)で『ともだちになるために』を歌った。この朝礼から知ったこの曲は昔からずっと大好きな曲である。前にも書いたが主演の子以外何も情報を入れないでこのミュージカルを見に行ったのでこの曲を歌うことを知らなかった。(なんなら作曲の方がミュージカルに出てることすら知らなかった(ごめんなさい))
昔孤立してるわけではなかったが友達が特別多いわけじゃなかった時『ともだちになるために』を聴いてとても救われた。その気持ちが蘇って涙が溢れた。音楽って日々を繋ぐとても素晴らしいものだなと思った。