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22/7 黒瀬京子ちゃん 応援中

スマホゲーム「22/7 音楽の時間」に登場する黒瀬京子ちゃん(CV:一寺美穂さん)の、一部ストーリーセリフの文字起こしです。

よければ使ってください。


・黒瀬京子(CV:一寺美穂)

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1話 初・対・面!

京子「『黒瀬京子』です。自己紹介……何を喋れば……。
……はっ!そうか、これは試されてるのね!では一発ギャグやります!
合格だって聞いて来たけど、実は不合格だったと分かり、素直に悔しがるのが嫌だからとりあえず笑っておこうとしたけど、やっぱり本音が漏れてしまうアイドル候補生!
…………あー中身出そう。」


2話 後輩ズ、決起集会!

心彩「リーダーを決めるってことかにゃ?
はーい!じゃあわたしは、京子ちゃんがいいと思うにゃー!」

京子「はあっ!?なんで私!?
あなた見る目あるわね!ありがとう!」

心彩「そ、それは怒ってるのかにゃ?」

京子「怒ってないわよ!まだ接し方がわからないだけ!だから多めに見なさい!お願いします!」

心彩「うーん、さっきまでは、クールで落ち着いていそうって思ったから、推薦したんだけど……。」

……

紅葉「やわっこくて幸せなんです~……。
はあ、アイドルになってよかったあ。」

京子「ねえ、知らない人に囲まれて、私のメンタル限界なんだけど。急にみっともなく泣き出すけど、いい?」

巴「斬新な脅迫ですわね……。

……

真紀「うわ、ちょ……ええ……。
なんかヤバイこと言ってない、この子……。」

京子「……………。」

京子「ふ……ふぇ……。」

陽夏莉「あ、これは嘘泣きですね。」


3話 何をしたらいい……?

絢香「君が私の後輩ってことね。よろしくー。」

京子「はっ!!絢香先輩の方から声を……!?
こ、これは……何かを試されてる……!?」


5話 想いをぶつけて

京子「次は……私っ!?
アピールと言われても、アピールできることなんか……。」

ジュン「なんでもいいんだよ!かき氷を高速で食べてもまったく頭痛くなりませんとか」

京子「いえ、ありすぎて何をアピールしたらいいのかわかりません。」

都「どないな自信やねん。」

ジュン「大きく出たねえ~。」

京子「最近まで私という逸材を見落としていたせいで、アイドル界は10年発展が遅れたと言われてる、とか。
京子ちゃん熱が世界中で高まったせいで、南極の氷がまた薄くなったと言われている、とか……。」

月渚「どこで言われてるんだ。お前の脳内か。」

……

月渚「今はまだ練習なんだし、ダメでもいいからもっと挑戦するべきだと思うぞ?」

京子「お、大人しかった……!?これは完全に私のことね……!
なら次は、10倍……いや100倍大きな声で話すわ!」

月渚「そういう意味じゃないし、お前は十分アピール出来てるから大丈夫だ。」

京子「え!?私のことじゃない!?
だとしたら、晴菜さんのことね。」

……

京子「うんうん!と言うことは!つまり!
晴菜さんは早く自分をアピール出来るようにならないと!
そう、パーフェクトなこの私のように!!」

晴菜「ええっ!?で、でも……どうしたらいいか……。」

京子「それはわかりません。」


6話 二人三脚合宿!

絢香「次は、そうだな……。
走り込みと、発声と、筋トレ。どれがいい?」

京子「…………。(あ、ああわ、あわ、あわ)」

絢香「……どうした?」

京子「がっ……あっ、あの。私、テンパってるときに選択肢が三つ以上あると……フリーズします……。」

絢香「……。」


8話 先輩たちのライブ!

京子「ひいっ!?開演前なのに、こんなにお客さんが!?」

京子「あ、無理吐きそう。
……巴さん、制服に素敵なポケットがついてるわね。」

巴「もしかして、袋状のものを探してますの!?」

京子「巴さん♪……うぷっ。」

……

京子「気のせいかしら?
ライブ中、先輩たちと何度か目があったような?」

……

紅葉「少しでもあの背中に追いつくために……
私、できることは全部やりたいんです!」

京子「あっ、はいはーい!賛成―!あんなの見せられてひとりでいたら、多分泣いちゃうから!」


9話 22人のお好み焼き

京子「………………。」

絢香「オモシロは?」

京子「私のこの笑顔が答えです。もう、なんか、普通に楽しんじゃいました。
アイドルとして勉強しようと思ったんですが、途中でテンション上がって、もうわけわからなくなりました。」

月渚「ひとりでヘドバンしてたな。私の顔に、髪がべしべしと当たって痛かったぞ。」

京子「バンギャの嗜みですから!」


10話 デビューライブ……そして

紫苑「あ、あの……たくさんのお客さん……。私たち、や、やれるでしょうか……?」

京子「何言ってるのよ、チャンスじゃない!それだけ期待されてるってことなんだから!」

紫苑「そ、そうですよね……。京子さんの前向きさ、見習わないと……」

京子「京子ちゃんの名前を、全世界に轟かせるのよ!泣き言なんか言ってる暇があれば、いまから集中―――おううううううううぇ~!!」

紫苑「ええっ!?急にえづいた!?」

月渚「ギリッギリのところで保ってたんだろうなあ。
まあ、その前向きであろうという精神は評価する。」

京子「お家に帰りたいよ~!!絢香先輩~!!」

紫苑「だ、大丈夫ですよ!絢香先輩も、京子さんが世界に羽ばたく姿、会場で見ていてくれますから!」

……

京子「わ、私、ステージで泣いたりしてませんから!本当ですからね!絢香先輩!」

……

月渚「今回は私たちがもてなす番……ということで。」

京子「先輩たちはゆっくり座って待って食べればいいだけですから!」


・プライベートストーリー「聖王級のお友達候補」

京子「私はこんなに友好的で、明るくて、お喋りなのに……。友達ができないのは、もしかして嫉妬されている?」

京子「困ったわ……。このままじゃ、学院でひとりぼっちに……。」

女の子「おねーちゃん!」

京子「ホワッツ! お姉ちゃんって……私!?あなたは誰!?」

女の子「あ……違う。ごめんなさい。間違えちゃった……。」

京子「もしかして、迷子かな?お母さんたちと、はぐれちゃったのね。」

京子「(とりあえず迷子センターを探さないと。でもひとりだとちょっと不安だし、誰か……)」

鈴音「……。」

……

京子「良かったです。同じ学院のひとがいて。私、ひとりだと自信なかったから。」

鈴音「気にすることはないわ。これも太陽神の意思。そういうふうに、運命は仕組まれているものよ。」

京子「(……なんだか、不思議なひとね。女の子の前だから、アニメキャラっぽく話してるのかしら?)」

女の子「あっ、あのハムスターかわいい!くるくる回って楽しそう!」

京子「そうねー。まるで学院で空回ってる私みたい。」

鈴音「う、運命とは巡るものよ。災厄の赤き月が昇ることもあれば、祝福の青き月も……。」

京子「そんなこと、あったかなあ。ふふふっ。」

女の子「ねえねえ!ハムスターさん、見たい!」

京子「えっ、でも迷子センターに行かないと……。」

女の子「ちょっとだけ!ねえ、いいでしょ!?」

京子「(あれ?もしかして、この子……)
……そうね、分かったわ。行きましょうか。」

鈴音「すまない、私はここまでのようね。」

京子「えっ?急に?」

鈴音「ここから先は、私と敵対している、聖王級魔術師の結界の中に入ってしまうの。
心苦しいけど……さらばっ!また会おう!異国の麗しき姫よ!」

京子「本当に行っちゃった。結局、ひとりになっちゃったなあ。」

……

京子「さあ、もうすぐ迷子センターに着くわよ。きっとそこで、あなたのお母さんも待ってるはず。」

京子「(結局、すごく遠回りして遊んじゃったけど、これでようやく……)」

女の子「あ、わたし、思い出したー!お母さんはあっちで待ってるんだった!」

京子「え、ちょ、ちょっと!そっちは逆方向……!」

お母さん「ゆずき。ようやく、見つけたわよ。」

女の子「っ!お、お母さん……。」

京子「お母さん……?と、さっきの変な学院の子。
……そうか。あの子が、探してきてくれたのね。」

……

京子「ゆずきちゃん、やっぱり迷子じゃなかったみたいです。
遊び足りなくて、お母さんから逃げてただけみたい。」

鈴音「あなた、気づいていたの?……なかなかの洞察力。さては、歴戦の武王級の戦士かしら。」

京子「ブオウキュウ?あなた、不思議な言葉を使うわよね。真面目なのに、不思議なひとだわ。」

鈴音「え?真面目……私が……?」

京子「そうよ、わたしひとりじゃ無理だったもの。逃げるふりをして、お母さんを迎えに行ってくれたりとか。」

鈴音「真面目……ふっ、あなたがそう思うのなら、そうなのでしょう。あなたのなかではね!」

京子「あっ……行っちゃった。」

京子「……ていうか、今こそ友達になるチャンスだったのでは?
名前も聞いてないし……はあ、やらかしたなあ。」


・プライベートストーリー「エンターテイナー黒瀬京子」

京子「……。」

京子「……この扉、修理中につき締切。……そう。」

京子「だったら、この丸太で……。」

月渚「はい、ストップー。
エンタメ的には見たいけど、そこまでな。」

京子「はっ!月渚さん!?
えーと……私、いま何を!」

月渚「思いっきり、丸太で扉ぶち破ろうとしてただろ。いかにも無意識でした、みたいなリアクションはやめい。」

京子「だ、だって!このままだとレッスンに遅れちゃうのよ!絢香先輩だって、締切は破るためにあるって言ってたし!」

月渚「絢香先輩の問題発言は置いておいて、そのダメ一休さん的な新解釈はどうにかならないのか……?」

京子「そ、それくらい必死なんです!このままじゃ、レッスンに遅れそうなのよ~!」

月渚「……はあ、黙って見ていればよかったか。」

……

月渚「私もまだ学院の地理は詳しくない。
とはいえ、迷路ではあるまいし、普通に行けば着けるだろう。」

京子「ありがとうございます!月渚さん!
あ、あの!地図もあるので、使ってください!」

月渚「なんだ、そんなものが?だったら楽勝……。って、世界地図!お約束だな!」

京子「家にそれしかなかったんです……。」

月渚「もういい。地図なんて案内板を見ればすぐだろ。えっと……うん、こっちだな。」

……

月渚「っと、三叉路か。……やっぱり学院は広いな。ここに来て、分からなくなった……。
案内板まで戻ってもいいが、その時間もないんだろ?
ほら、3択問題だ。好きな道を選べ。」

京子「あ……がっ……。」

月渚「……おい、聞いてるのか?」

京子「がっ……さんっ……ダメ……。
……テンパってる時に……みっつ以上選択肢があると……。
……フリーズする。」

月渚「そのPCはもうダメだ。買い換えろ。」

京子「どんなに優秀なマシンでも、脆弱性はありますー!
次のアップデートで改良されるんですー!」

月渚「悪かったよ……。ほら、多分左だ。行くぞ。」

京子「あっ、ま、待って!閃いた!ここっ、こっ、ここは下よ!」

月渚「レッスン室は4階で、ここはまだ2階なんだが……。」

京子「はあ!?階段を登れば上に行けるだなんて、そんな安易な考えは捨てなさい!」

月渚「安易でいいだろ。なんで逆ギレしてるんだ。
いいからこっちだ。お前に任せていると、不思議の国にたどり着いてしまう。」

京子「ひっ~!忙しい忙しい!時間がないわ~!」

……

京子「はあ……はあ……つ、着いた?なんで?おかしくない?ドッキリ?」

月渚「もう突っ込む気力も起きない……。
じゃ、私は行くからな。」

京子「あっ……ありがとうございました、月渚さん!
これで初めて、最初からレッスンに参加できそうです!」

月渚「初めてって、進級できるのか?……いや、もう考えるのはやめよう。
さすがに、つかれた。私のレッスンまでは時間があるし、カフェテラスにでも……。」

京子「月渚さん。」

月渚「……まだ、何か?」

京子「レッスン着、教室に忘れてきちゃいましたぁ~♪」

月渚「……。お前は、エンターテイナーの鑑だよ。はあ……。」


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