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22/7『11』ライブ感想(2020年11月13日)
11人が『11人』になったのは、私が見たくないと思っていた「ムズイ」でした。
2020年11月13日。
22/7(ナナブンノニジュウニ:以下ナナニジ)の無観客生配信ライブが行われました。
タイトルは『11(イレブン)』。
先に言っておきます。私は怠惰なオタクです。
自分から積極的に情報収集や考察をすることはまれです。
そんな私ですから、『11』というタイトルを聞いたときにも深くは考えませんでした。
「『11』? 11月に行われるから?」
そんな程度に思っていました。
あの OVERTURE を聴くまでずっと……。
開演。
メンバー全員が前回のアニバーサリーライブよりも間違いなくパワーアップしている。
これが最初の感想。
その中でも真っ先に詩ちゃんに目を奪われました。
詩ちゃん。河瀬詩。
先日行われたオンライン個別トーク会。
そこでお話させていただきました。
私にとって「初めてイベント接触したアイドル」。
もうすっかり私の中で特別な存在になってたみたいです。
さて。そんなパワーアップしたメンバーのライブ。
目玉はやっぱりキャラソン披露でしょうか。
ナナニジで「ひとりで歌う」ってあんまり無いですよね? すごい新鮮でした。
普段のライブはメンバーを「グループのひとりとして」見ています。
でもこの時は純粋に「メンバー」を見れました。
だからメンバーの良さがストレートに感じられます。
こういうのもいいなあ。
それにやっぱり普通の曲だと見所や動きが多く、どこを見たらいいか迷ってしまいます。
ソロ曲は「その人」をじっと見てられますしね。
印象に残ります。
ライブが終了して1週間が経ちますが、未だに詩ちゃんの「孤独は嫌いじゃない」のサビの振り付けが頭に残っています。
そして数曲進んで PV、からの OVERTURE 。
PVでやたら「11」を強調してましたね。
この辺りから「もしかして?」と思い始めました。
そして始まる「ムズイ」。
この時の心境。実は複雑でした。
と言うのも私は『11』を観ながらずっと、「ムズイ」を見たくない、と思っていたからです。
誤解しないでいただきたいのですが、私は「ムズイ」がすごい好きです。
ライブで見れたらすごく嬉しいです。
でも、「ムズイ」は8人曲なんです。
「ムズイ」をやる時は、3人は下がらなくてはいけません。
それが嫌でした。
22/7 は11人です。
だから、「8人でしかできないんだったらやってほしくない」、それが私の思いでした。
そして始まる「ムズイ」。
もしかしたら、という気持ちと、でも、という気持ち。
始まってすぐ人数を数えたのを覚えています。
そして、叫んでしまいました。
「それだよ!これこれ!これが見たかったんだよ!よし!よし!」
11人いる。
11人が『11人』になった瞬間でした。
思わずガッツポーズしてしまいました。
まだまだここがスタート。
始まったばかり。
まだ11人で披露していない曲がたくさんあります。
でも、11人でならどんな壁も乗り越えていけると思います。
がんばれ、ナナニジ。
そうそう、今回のライブ。
終わってみて「最高のライブ」だと思いました。
ここで言う最高とは、完全、100点満点という意味ではありません。
まだまだ上があります。
初めにも少し書きましたが、今回のライブは前回のライブより間違いなくメンバー全員がパワーアップしているように感じました。
メンバーに「これまでの成長」と「これからの可能性」を感じました。
だから、これからもずっとナナニジを見ていきたい。
今回のライブでそう思わせてくれた彼女たちに、「最高のライブだったよ。ありがとう。これからもずっと応援しています」と伝えたいです。
おわり