マーメイドSの調教傾向と考察について
先週のエプソムカップは、最後の5頭まで絞り込み、その中に勝馬のレーベンスティールが入っていたにも関わらず「ハズレ」と、文章にも書いていましたが、相変わらずの選択ミスとなりました。
しかも、トラック単一調教だった馬も選ばなかったシルトホルンが来るという体たらくでダメダメな結果となりました。
しかし、いつまでも言っていても始まらないので、マーメイドSの予想をしていきたいと思います。
マーメイドSの過去6年の調教傾向は次のとおりなのですが、今回のマーメイドSは京都での開催のため、同じ京都2000㍍で開催されている京都2歳Sの過去6年の調教傾向から、好走馬を探してみたいと思います。
①好走馬の多くは標準以上の調教本数を乗られている馬が多いが、本数が少ない場合は、トラック調教を含んだ調教をしているか、最終追い切りで上がり1ハロン最速の馬だった。
②好走馬の調教タイプは18頭中15頭が併用調教で、残りの3頭は2頭が坂路単一調教、1頭がトラック単一調教だった。
③最終追い切りで上がり1ハロン最速を出していなかった馬は、トラック、坂路ともに4ハロン52秒台より速い時計を出していた。
まず、傾向①の調教本数については次のとおりです。
アリスヴェリテ(標準坂路)
インザオベーション(標準併用)
エリカヴィータ(少なめトラック)
エーデルブルーメ(標準併用)
コスタボニータ(少なめ併用)
ゴールドエクリプス(標準併用)
ジューンオレンジ(乗り込み坂路)
セントカメリア(標準坂路)
タガノパッション(少なめ坂路)
ピンハイ(少なめ併用)
ファユエン(乗り込みトラック)
ベリーヴィーナス(標準トラック)
ホールネス(乗り込み併用)
マリネロ(少なめトラック)
ミッキーゴージャス(標準併用坂路主体)
ラヴェル(少なめトラック)
まず、調教本数が標準より少ない馬は、
エリカヴィータ(少なめトラック)
コスタボニータ(少なめ併用)
タガノパッション(少なめ坂路)
ピンハイ(少なめ併用)
マリネロ(少なめトラック)
ラヴェル(少なめトラック)
の6頭となりました。過去6年で好走したトラック単一調教の馬は、標準トラックだったケイティクレバーだけで、最終追い切りでW最速に該当していました。上記の6頭の内、トラック単一調教の馬は、エリカヴィータ、マリネロ、ラヴェルの3頭であり、この3頭は消しとします。
また、タガノパッションとピンハイは、ともに最終追い切りで上がり1ハロン最速でなかったので、消しとします。
結果として調教本数が少ない馬で残ったのは、コスタボニータ1頭となりました。
次に、傾向②の調教タイプが併用調教で調教本数が標準以上の馬は、
インザオベーション(標準併用)
エーデルブルーメ(標準併用)
ゴールドエクリプス(標準併用)
ホールネス(乗り込み併用)
ミッキーゴージャス(標準併用坂路主体)
の5頭でした。
この内、過去6年で勝馬を4頭出している最終追い切りでW最速に該当した馬は、エーデルブルーメとホールネスの2頭でした。
そこで、まだ底を見せていないホールネスを本命とし、エーデルブルーメは対抗とします。
また、残りの3頭は押さえまでとします。
あとは、坂路単一調教で乗り込み坂路かつ最終追い切りがW最速に該当したジューンオレンジを単穴にしたいと思います。