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【一級建築士資格学校】TAC・製図について

こんにちは。

前々回と前回に引き続き、
今回は製図でのTACにおける資格学校レビューです。


まずは私が合格までにかかった道のりについて


2020年(令和2年) 学科試験受験 →合格  【TAC通学・通信講座】
(社会人4年目)

2020年(令和2年) 製図試験受験 →不合格 【日建学院・通学講座】
(社会人4年目)

2021年(令和3年) 製図試験受験 →合格  【TAC・通信講座】
(社会人5年目)


今回は合格できた2回目の製図受験について。

※製図課題は『集合住宅』
学習塾やカフェ等が併設された5階建の集住が出題されました。

資格学校ってお金掛かりますよね…。

どこへ通おうか迷ってる方に、
私の体験談が少しでも参考になればと思います。



>>TACを選んだ理由

前年度の製図試験で不合格になり、傷心。

また勉強するの嫌だな〜 と思いつつ、

1年前に学科で受講したTACが私にはバッチリ合っていたな〜
と考えてました。

が、

課題発表まで全く何もせず
課題発表されたら学校を選ぼう〜とチンタラしてました。




まあーーーーー出遅れました(笑)


TACで知名な、I先生の授業を受けたいと思ってましたが
気づいたときには満員。

自宅から一番近い校舎も満員。


非常に焦りましたが、

コロナの感染拡大もあったので
通信講座で受講することを決めました。



が、

正直、製図の勉強を通信講座でこなせるのか不安でした。

TACのホームページには、合格者の声が載っており、
もちろん通信講座で合格した人の声もあります。

ですが、数としては少ない。

圧倒的に通学での合格者が多い。

そもそも通信講座を受講している人が少ない
という点も考慮すべきですが、

ほんとうに合格できるのか、非常に不安でした。

が、もう満員の校舎に通うことはできないし、
「今年は受けずに1年飛ばす」という選択肢はなかったので、


『なんとかなる精神』で受けることに決めました。

ですから、TACの通信講座を選んだというより

選ばざるを得なかった」

という感じです・・・。







>>TAC通信講座の内容について

通信講座では、
学科講座と同様、TACの建築士講座で有名なI先生の講義が聞けます。

講義の流れとしては、

①ビデオ講義の前に、送られてきた課題を自分でエスキスする
②ビデオ講座で解説を見る
③エスキス修正→作図&記述

このように通学講座となんら変わりありませんが、

自宅での学習となるため、
まずは自宅のどこかに製図板を置くスペースが必要です。

エスキス、記述、製図の時間を測ったり、

集中して取り組む環境を自ら整えることが大前提となります。




また教材についてですが、毎週自宅まで届きます。

一番最初に、
教科書、記述対策の教材、練習用紙など、
毎回の講義で使用する教材がまとめて届けられます。

その後毎週、週ごとの課題用紙・解答用紙・記述用紙・解答が届きます。

また、だいたい隔週ぐらいの頻度ですが、
宿題として提出が必要な課題となるので、
その際には宿題送付用の封筒が同封されます。

宿題を郵送で送ることで
エスキスの内容や記述・製図の精度などを講師にチェックしてもらえます。

宿題を送ってからおおよそ1〜2週間ほどで
チェック内容が書き込まれた答案が返送されます。

また、ゲリラ的な開催にはなりますが、
各人から集まった解答を元に、
TACの講師によるzoom講義もあります。


zoom講義ではTACへ集まった解答が紹介されます。

この解答はゾーニングが良い とか
この解答はもう少しメリハリをつけて作図した方が良い とか
こうやって作図したら時間短縮になる とか

エスキスの内容から作図のポイントまで細かく解説してくれます。



上記のように至れり尽くせり。
自宅での環境が整うのであれば、通学講座となんら変わりありません。


課題は全部で9課題
 +
各課題の応用問題(計6課題)

よって合計15課題


総合資格や日建学院と比較すると少ない気もしますが、
私はこの15課題を繰り返し解くことで
基礎の部分をしっかり固めることができました。






>>TACに向いている人は??

学科講座のレビューでも記載しましたが、

「TACに向いている人」「向いていない人」
この2者がいると、私は思っています。


ではTACに向いている人ってどんな人か。

TACは、総合資格や日建学院とは違い
『己で頑張りましょう』という雰囲気です。

予習や復習も「必ずやりなさい!」と口すっぱく言われません。

「自分が必要だと思うなら勉強した方がいいぞ〜」という感じ。

人に言われずとも自分で危機感をもって頑張れる人、
自分でスケジュールを管理し、計画的に勉強ができる人、

そういう人がTAC向きだと思います。







>> 製図試験への不安に勝つには?


製図試験に向けて勉強していると、
なんだか突然ゴールが見えなくなるんですよね・・・


特に私は、自宅でひとりで勉強していたので、

「あれ?私って今どのレベルなんだろう?」
「毎回出題される課題につまづいてる私って相当レベル低いんじゃ・・・」

なんて、めちゃくちゃ自己嫌悪に陥ったことたくさんありました。


そういう時は、

とにかく無心で復習しまくる!!基礎を築き上げる!

これに限ると思います。


ライバルたちは、資格学校でたくさんの課題をこなしている。

そんなこと考えて不安になっても、何も状況は変わらないので、

だったらこっちは同じ問題でも何回も何回も解いて
ひたすら基礎を築き上げることに力を注ごうと。


めちゃくちゃしんどいとは思いますが、

試験までのラスト2週間は、

毎日1課題はこなす!
休日は2課題こなす!!

(もちろん、1課題:エスキス→記述→作図の1ターンを6時間半以内で)


↑ 鬼かもしれませんが、これやってください。

私は2週間有給が取れたので、
毎日2課題×13日=26課題 やりました。


今考えると、そこまでする?って感じもしますが(笑)

ここまでやると、やはり、めちゃくちゃ基礎が固まります。

そして試験当日、不安より自信の方が上回って
落ち着いて試験を受けることができました。



不安を解消するには人それぞれ方法があると思いますが、

不安だ〜と考えるだけでは何も変わりません。

無心で手を動かし続けることが大切です!!






>>まとめ


① TACの学科講座

② 日建学院の製図講座

③ TACの製図講座(通信)


以上の3つを紹介させていただきました。

どうしても高いお金が掛かってしまう資格学校、

私の経験談が少しでも役に立てばと思います。


もっと詳しく知りたい!
と、思う部分があればコメント欄より質問いただければと思います。


見ていただき、ありがとうございます🐱

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