ペナン(マレーシア)〜ハートヤイ(タイ)間の陸路での移動(2025年01月)
ペナンを出発後、陸路でタイに入国して深南部の都市ハートヤイまで向かった。過去にもこのルート取りをしている人は結構多いようだったけど、先人たちの記録と少し違う点もあったので記録を残す。
ペナン(Penan)からバタワース(Butterworth)
ペナンからバタワースへはフェリーでの移動した。この日の移動の中で、ぶっちゃけここが一番戸惑った。
事前に下調べした際には、コロナ禍以降は大きな時計のあるピンク色の建物が目印の「Swettenham Pier Cruise Terminal」というターミナルからフェリーが出ているという情報が多かった。
でも行ってみると閉まっており、入口の警備員に聞いたところここからはバタワース行きのフェリーは出ていないと言われた。
なのでもう一つのフェリーターミナルである「Terminal Ferry Georgetown」に行ってみたところ、こちらが正解だった。
どうやらフェリー発着が"コロナ禍前"の状態に戻っていると思われる。
それから、下調べではバタワース→ペナンは有料だけどペナン→バタワースは無料という情報が多かったが、今回は乗船する際に2RM徴収された。料金についてもルールが変わっている模様。
なお二つのターミナルは徒歩10分ほど離れている。今後また変わる可能性もあるので、あくまで2025年1月時点の情報として記録しておく。
バタワース(Butterworth)からパダンブサール(PadangBesar)
15分ほど乗船していると対岸のバタワースに到着する。バタワースはフェリーターミナルと鉄道駅が直結していおり、標識に従えば迷わず移動できた。(地味に距離はある)
成田空港チェックイン時のゴタゴタで鬼門となった区間だが、現地ではすんなりチケットを買うことができた。有人の受付は閉まっていたので自動券売機で購入。現金は使えなかったのでカードにて支払い。
バタワース到着が11:15頃でパダンブサール行きの電車が12:35だったので、隣接するショッピングセンターで時間を潰した。(地味に距離はある)
電車自体は結構綺麗だったが別路線の車両を使い回しているようで、車内の路線図が実際の区間の情報ではなかった。(クアラルンプールでバトゥ洞窟へ行った際にたまたま利用した路線だったので気がついた)
マレーシア出国とタイ入国
2時間ほど乗車して14:30頃にパダンプザール到着。駅構内には改札や受付がマレーシア側とタイ側でそれぞれあり、不思議な感じだった。
出入国手続きの細かな流れがわかっていなかったが、ハートヤイ行きの鉄道に乗車するタイミングでイミグレーションが開く模様。
ダイヤは午前と午後1本ずつしかがないので、とりあえずタイ側の受付でチケットだけ買って駅構内で時間を潰した。
ちょっとした食堂やSIMカードの売店の売店があり、マレーシアリンギットとタイバーツの両方が使えた。
チケット購入時に言われていたが、出発が1時間遅れたため16:30ごろにようやくイミグレーションが開いた。待合所から下のフロアに降りるとまずマレーシアのイミグレーションで出国手続きを行い、終わると今度はタイ側のイミグレーションで入国手続きを行うという流れだった。クアラルンプール国際空港での入国手続きが機械化されていて入国時にスタンプは貰わなかったのだが、マレーシア側のイミグレでそのことについて聞かれた。この時は特に問題にはならなかったけど、陸路で旅する場合スタート地点の空港では入国時になるべくスタンプはもらっておいた方が安全かもしれない。
パダンブサール(PadangBesar)からハートヤイ(HatYai)
乗客の乗車などに時間がかかり、元々の1時間遅れからさらに遅延して、定刻15:40発のところ結局出発は17:00過ぎだった。(イミグレもっと早く開ければいいのに…笑)
タイ側の車両はマレーシア側と違ってかなり古風でエアコンもなかった。ただ窓が全開になっていてエアコンなしでも涼しかった。
移動中の車窓からは豊かな緑と共に、ちょこちょこ牛を見かけた。タイの田舎の方では一家に一頭牛飼ってるのかな…?
パダンブサールからは1時間ほどで、18:00頃にハートヤイへ到着。結局一日がかりの移動となった。次回はハートヤイの記事でも書きます。