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【Dream Order】 3加藤ハム(日本選手権出場)


はじめに

 はじめまして、福岡でドリームオーダーをプレイしているまつと申します。今回は日本選手権で使用した日本ハムのデッキ紹介です。
 エリア予選で使用したデッキを軽くと、日本選手権で使用したデッキを詳しく紹介します。


3加藤の強み


加藤の強みは以下の3点だと考えています。
①常時🎲-1によるリスク管理
②メインデッキの柔軟性
③不屈と相性が良い

 まず①について、3コス先発は手札の枚数が限られているため、1枚出しのタイミングが多いです。強振🎲+1以上では出来るだけ振られたくないですが、加藤は🎲-1のおかげで痛打を食らいにくく、1枚出しを許容できる対面が増えます。二塁打以上の可能性がある選手は全力で抑えに行きますが、単打以下しか期待できない選手に対してはある程度甘えが効きます。
 次に②について、2池田や3伊藤は覚醒以外の選手カードを出すとただのDP6の性能になるため、自ずとデッキの戦術枚数が多くなります。内野警戒、外野警戒、渾身の一球から8枚~9枚は入れるような構築になり、相手からメインデッキを予測されやすいです。加藤の場合は戦術を入れても選手を入れても良いので、自身がデッキ構築する際も自由に組め、相手からしてもメインになにを採用しているか予測しにくいです。
 最後に③について、加藤は走者3塁時にDP7になるので、要所を抑えやすい投手です。例えば相手走者が2塁にいるとき、単打であれば許容であり、次の打者とDP7で勝負できます。このような場面で不屈を置くことで、相手がミート打ちをするとランナーが3塁に行く&自分の手札が減らないため、次の打者と全力で対戦することができます。
 このようにうまく手札管理をしながら痛打を防ぎ、要所を抑えていくのが加藤の戦い方だと考えています。


中継&抑えについて

 加藤の裏をどのように繋ぐかの問題です。
 3先発-2池田-0正義
 3先発-1宮西-1正義
のどちらかがよく見る継投ですが、個人的には3-1-1の方が強いと感じています。
①3回相手も容赦なく2枚出ししてくるので、DP6では抑えられない。せめて条件付きDP7が欲しい
②加藤は常時🎲-1&不屈効果が発動することを考慮するとできるだけ引っ張りたい
などが理由です。
 池田を使うのであれば、不屈ではなく外野警戒および渾身を多く積みたいので、1山崎or2伊藤からつなぐ方が強いと感じています。まあ優勝した方は3-2-0なのですが

松本剛について

 戦術ハムにおいて必須級のカードで、ドリオ初陣からずっとお世話になっています。不屈やエンドランなど、条件付きで手札枚数のアドを稼げる戦術が増えてきてさらに強くなった印象です。
 松本剛の強みは何と言っても1枚捨てて2枚引けるところです。効果をそのまま書いただけなのですが、これに尽きます。
 選手カードであれば、攻撃時に強振DPサポートを持つ選手を消化することで守備時にミートを張る回数を増やす、などプレイングでカバーすることができるのですが、戦術はそれが出来ないため手札でずっと腐り続けます。松本剛を採用することでマリガン以外で不要札を切るタイミングを作ることができ、安定性が格段に上がります。不要札を切ったのであれば、1枚捨てるよりもずっと少ないデメリットで効果を使うことが出来ます。3回裏の攻撃で守備戦術を切るとか、実質ノーデメリットですね。

最強
技も弱いけどね



エリア予選使用構築

2レイエス
3松本剛
2上川畑
2水野
1スティーブンソン
0万波
0野村
0マルティネス
0郡司

 1番レイエスが強振🎲+2で振るデッキです。フルスイが引けなくてもミートエンドランから水野が返しに行きます。
 最強格のフルスイコンボレイエスからデッキを組み始め、コスパ最高の水野も採用。3松本剛も戦術軸であればほぼ必須であるため7コスが決まりました。フルスイを入れる関係上スティーブンソンを採用。残った2コスは意外と使いどころがなく、ブンソンを抜いて3コスを入れるか、2上川畑を入れるかの選択になりました。
 メインのミートDP採用枚数、不屈と併せたエンドランへのメタを張れる箇所を評価し、上川畑を採用しました。


エリア予選~日本選手権まで


・1番レイエスは正解なのか?
 レイエスがホームランないし二塁打を打てば点が入るのですが、レイエスが出られないと点が入らないです。1コスのレイエスも強いので、大幅な打順変更をすることも考慮に入れました。
・上川畑は必要なのか?
 エリア予選ではゲッツーを入れていましたが、ミート10が結構抜かれるため内野警戒の枚数を増やしたいと考えたこと、攻撃力が低くなることを考えて別の札にすることを考えました。2回の投手交代のタイミングがブレることも理由の1つです。(2アウト取ってから宮西に代えたいが、うっかりゲッツーを取ってしまうと手札が少ない状態で攻撃に行くことになる)


日本選手権使用構築


1番 水野(メイン2枚)


 戦術を置けば実質AP6の両面+1で優秀。安定した出塁と、強振時の長打も狙えて万能。サポートも優秀なためメインに2枚採用。

2番 松本剛(メイン1枚)

 このデッキの軸。必要のない戦術を捨てつつ山札を2枚ドローできるため、ただの1ドローとは比べ物にならないくらい強い。3回裏だと実質2ドロー。サポートも覚醒+1も優秀でメインデッキに採用されやすいため、このデッキだとかなり勝負師が飛んできやすいポイントになるため、少な目にメイン1枚採用。
 2番に置いている理由は、エンドランの登場で、1番打者の打席結果次第でゲームプランが大きく変化するため。1番打者がアウトなのか、単打なのか、HRなのか。それを受けて相手が松本剛に何枚出してくるかで切る戦術が変化する。

~よく捨てる戦術~
・相手が強振軸→内野警戒
・相手がミート軸→不屈外野警戒(不屈はレストの枚数を十分に確認)
・エンドランを構えていたが水野アウト→エンドラン
・守備に向けて準備→攻撃札
等々。。。

3番 清宮(メイン1枚)

 実質AP7のバケモン。AP6の選手と違い、相手の1枚出しに1枚出しで確定ダイスはもらえないが、振れた時のバリューがかなり高い。
 相手が諦めてくることもあるため、その場合は千金をぶち込む。勝負師を若干打たれづらい点も重要。

4番 レイエス(メイン1枚)

 あまり見ない方のレイエスだが、こちらもかなり優秀。コストを食わないため、3松本剛を採用していても打線に厚みを持たせられる。両面+1のおかげで強振ミートどちらも宣言しやすいのが良い。

5番 五十幡(メイン0枚)

 勝負師吐いてほしいポイント。TPが1余るので強引に振りに行くこともできる。メイン0枚にした理由としては、
・相手が結構な確率で勝負師を吐いてくる
・サポート値も最低限
・TPは代打に使いたい
など。外野札の数値を上げたかったため不採用に。

6番 万波(メイン0枚)

7番 マルティネス(メイン0枚)

8番 加藤(メイン0枚)

9番 郡司(メイン0枚)

 0コスAP5をできるだけ並べた形。二塁手はAP4しかおらず、加藤をスタメンが使うと代打の択が無くなってしまうが、代打は石井を使う、かつ二塁手に代打を出すとは限らないため、両面ダイスを持っている加藤をオーダーに採用。
 またAP4の打順について、7番か8番の選択で悩んだが、タイブレークで打順が回ってくることまで考慮すると7番までAP5がいた方が良いだろうと考えて8番に。代打を出すと2巡目にAP4で回ってくるため、一番代打を出す可能性が高い打者は後ろに置いておきたかった。

先発 加藤貴(メイン3枚)

 スペックは常時🎲-1と、三塁にいたらDP+1。常時🎲-1のおかげで痛打を打たれにくく、不屈を置いてごまかすターンを作ることができる。また、相手の走者2塁のときに不屈絡めて強振守り→走者3塁にしてから勝負することが出来る点が噛み合っている。

中継 宮西(メイン1枚)

 ワンポイントだが、さすがにDP6欲しいので宮西。確実に2回を切りに行くために覚醒を入れている。
 3回表にワンポイントで交代するのであれば石川も検討される。

抑え 田中正義(メイン3枚)

 抑えはDP7ないと不安なので採用。メインの3枚は序盤の強振札にもなるため、切るタイミングに注意。

代打 石井(メイン0枚)

 加藤がオーダーに入っているため選択肢が無い。下位打線でダイスを振りに行くときに使う。余裕があるときは五十幡か福田にTPを使っても問題ないので出さなくても良い。

中継 福田(メイン0枚)

 代打も五十幡TPも使わなかったときにワンポイントで使う。ほぼ使わない。

中継 石川(メイン0枚)

 3回にワンポイントを挟む、かつ宮西が切れているタイミングで替えることがある。相手視点宮西が何枚入っているか分からない部分もあるため、こちらもあまり使わない。

メインデッキ(戦術)

勝負師3
相手の覚醒を避けたり、覚醒時効果を発動させないための保険として置いたりとゲームプランの軸となるため3枚確定。
ミートバッティング3
フルスイコンボの選手を入れておらず、水野、清宮、レイエス等と相性が良い。また下位打線でもミトバミート12で確定ダイスが振れ、3回の攻撃を上位で始められるようになるため最大枚数採用。
エンドラン1
本当は2枚入れたい箇所だが、意外と使う箇所が限られる、かつ相手にゲッツーがいると強気に行けないため、1枚採用にして大事に扱うようにした。ミート札かつ戦術のため、清宮やレイエスに反応することもかなり重要。
フルスイング1
メインデッキの強振札が田中正義3、宮西1、値千金2だと少ないため、バランス調整で採用。相手の渾身に対して値千金フルスイング9で振りにいける、覚醒フルスイング14が出る点などが優秀で、1枚見えると相手がケアしなければならない範囲が一気に広くなるのも良い点。
値千金2
覚醒11のラインの選手が水野、松本剛、レイエスの3人おり、うち2人は強振+3で振りに行ける。清宮は覚醒千金13まで出るので、条件付きDP7の投手の1枚出しにも確定で振りに行ける。デッキ全体の強振札が少ない、かつ試合を一発で決めに行けるため2枚採用。
内野警戒3
ミトバコンボ10、覚醒10のラインを見て採用。絶対に抑えたい打者相手に内野警戒+覚醒を出せるのが安心感がある。
不屈3
3コス先発の強み。特に戦術ハムは松本剛で不屈がかさばっても捨てられるため相性が良い。初手に不屈が1枚ないとゲームプランが大きく変わるため、初手に引きやすくするために3枚採用。
外野警戒1
不屈が3入っているとはいえ、フルスイAP10族を確定で抑えるために1枚採用。
渾身の一球1
宮西ワンポイント、もしくは田中正義で使う。DP7時の加藤でも使えるので意外と腐らない。本当は2枚入れたかったが、枠の都合で1枚にして大事に扱うようにした。

基本的なプレイング


 2-1で勝つことを想定しています。相手がリソースを使ってくれるのであれば1点は許容。1回と3回に1点ないし2点取りに行きます。抑えが強そうな時は2回に打順を上位に回して2回までに決めに行きます。

マリガン基準

状況次第です。基準はありますが相手のオーダーを見て考えます。

・先攻後攻共通
キープ…加藤、勝負師
ほぼマリガン…田中正義

・先攻
ほぼ確キープ…野手覚醒、攻撃戦術
状況次第…
 不屈(1枚は切っていい)
 宮西渾身(多めにマリガンするなら2周目で引ける可能性が高まるので切っていい。宮西1枚のみマリガンなどは△)
 内野警戒(相手がミート軸だったら捨てたくない)
 外野警戒(相手がミート軸だったら捨てても良い。手札に不屈があるか、無い場合は何枚マリガンで引き直しできるかと相談。)

・後攻
ほぼ確キープ…宮西、不屈
だいたいキープ…内野警戒
状況次第…
 野手覚醒(加藤の覚醒と不屈がなければ捨てて引きに行く)
 攻撃戦術(相手がオープナーなら水野で千金を狙いに行く説がある。ゲッツーが居ないならエンドランが通しやすいのでキープする、等。1-2番の攻撃を考えてキープ

不採用だが入れた方が良かったカード


 好球必打です。
 個人的にこのカードの評価が低すぎました。ミート強振どちらの札にもなり、相手が🎲-持ちだとあまり意味が無いと考えていましたが、日本選手権が楽天のシェアが高いことは分かりきっており、他の球団でも🎲-が多いです。フルスイングの枠はこちらでも良いと思いました。


さいごに

 4弾環境になってからずっと加藤を握ってきましたが、不屈によるリソースの管理や松本剛の取引など、カードゲームらしい要素が多く、回していてとても楽しいデッキだと思います。
 自由枠が多くデッキ構築も楽しいので、ぜひ握ってみて欲しいです!


 日本選手権で色んな方とお話して組みたいハムの構築が爆増したので、この型以外にも色々組んでみようと思います。
対戦結果などその他もろもろ追記するかもしれません。。

それではノ



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