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競馬の「け」の字も知らなかったオタクが、ウマ娘にドハマりした結果競馬に興味を持った話


皆さんはじめまして。メジロ家のカッコかわいいお嬢様と最速の逃亡者にゾッコンなトレーナーのチバックマと申します。
さて、今回はウマ娘、ひいては競馬に触れるようになった話をしていきたいと思うのですが、はっきり申し上げておきます。

俺ほんの半年前まで競馬の「け」の字も知らなかったよ!(クソデカボイス)
まぁディープインパクトやらキタサンブラックやら最近の超有名馬は断片的に知ってはいたけど…
ただ、実際の「競馬」に対しては何にも知らなかったし、なんなら「ギャンブル」ということで「あぁパチンコみたいなやつか」というマイナスイメージすらあった、いやホント。

そのイメージが覆ったのがウマ娘。ただ、ウマ娘に対する最初のイメージはコレ(今ならブン殴りたいけど)

「ウマ娘?あぁ、サイゲが延期繰り返してるアレか?延期繰り返すってのはそういう事(≒オワコン)なんだろうし多分やらないよ」

バカ野郎!!!(半年前の自分を殴り飛ばす今の俺の図)
ドハマりやぞドハマり!なんなら今までやってきた全てのゲームよりも面白いまであるぞ!(思い出補正もあるので流石に過言だが)

…失礼。俺氏時折暴走するのでございやす。
とにかく、ウマ娘は俺をクソドハマりさせたコンテンツなのだが、では何が俺を夢中にさせたのか?少しずつ分かってきた今、それを少しでも書き連ねようと思います。

1.キャラごとに色濃いストーリー
育成できるウマ娘、今そこそこな数がいるんですが、何が凄いって「誰からやってもハマる」こと。勿論序盤は不慣れだから失敗するんですが、それでも充分楽しめるしなんなら「この失敗を活かしてまたやってみよう」というモチベ向上にすらつながる。そんな彼女たちのストーリーは時に史実(我々の世界での彼女たち)をなぞり、時に「我々が夢見た世界」を見に行くストーリーなんですが、それがすげえですわ(語彙崩壊)。我々はそれに熱中し、見果てぬ世界、夢見た世界へと彼女たちを導いてやりたい…なんて考え努力するのです。

2.リアルなレース表現
「ストーリーすごいのは分かった。あとレースに出ることもある程度分かった。でも、どうせ昨今のアイドルゲームみたいな表現・演出なんでしょ?」

断じて否ッ!!!!!(クソデカボイス)

まず彼女らはレース中汗をかきます。一見するとコレは当たり前に思えるんですが、よくあるアイドルゲームだと綺麗な女の子が綺麗なままで歌ったり踊ったり走ったり…なんてのがザラなんです。しかし、ウマ娘は違います。普通に汗をかきながらトレーニングをこなしたりレースを走ったりします。なんなら顔を歪める事もザラです。女の子にあるまじき顔も普通です(オイ)。
え?何が言いたい?「クッソリアルな表現に引き込まれる」って事ですがな!
しかもレースは途中をスキップしたり、なんなら結果だけを知る事もできます。「そこ省くのは面白さ半減だろ〜」って思うでしょ?数こなすようになるとコレが実にありがたいんですよ…周回ゲームやってる人ならお分かりかと思いますが。
俺はこの手のCG表現には詳しくないのでそこは省かせてもらいますが、確かな事として「コレがウマ娘をここまでのコンテンツにさせる理由のひとつだった」という事は言えると思います。

3.レース・ライブで叫ぶ
さっきも少し話しましたが、レースはとにかくリアル。そんなレースで叫ぶのは最早ザラです。傍からしたらただのスマホやPC画面に向かって叫ぶ変人なんですが、じゃあなんで叫ぶのか?
それは「最後まで勝てるか分からない」から。
ステータスや調子を最高に仕上げても負けることはあるし、逆に奇跡の大逆転勝利をもぎ取る事もザラ。最後のコーナー、なんならラスト100mからでもひっくり返る。そして、勝負に勝った子のガッツポーズやはじける笑顔、逆に負けた時の悲しそうな、悔しそうな顔。手塩にかけた彼女らのそんな描写に我々は引き込まれるのであります。
そしてその後にあるのがライブです。…なんでライブなのかは聞かないで、俺も今でも分からないから(白目)
コレまた凄いのよ、サイゲの最高傑作なんじゃないのマジで。叫ぶのはザラだしなんならコールする。オタクの歓喜をくすぐるのよ…
ちなみにこの人はミリシタをそこそこやり込んでる人ですが、ライブに関してはウマ娘の方が秀でているのでは…?と思ってたりします。だってリアルだもん(ミリシタもそれはそれで素晴らしいけどね、ニヤリとするライブもあるし)

4.育成の楽しさ
「育成大変なんじゃないの〜?」と思っているそこのあなた。たしかに簡単ではないです。そこは最早否定しようがない。勿論一部は特化で育てられる楽な子もいますけどね。
ただ、個人的にはその「ある意味での難しさ」が楽しかったりします。特に高評価を狙いに行く場合にそれが顕著です。はっきり言っておくと、実は「育成において目標はあれど、その過程にはコレが正解というものはない」んです。
だから自分で答えを探しながら育成するので、自ずと深々とハマっていく。コレがたまらない。
そしてありがたいのが「ステが数値で見える事」。すなわち、目標を達成するステの目安の逆算が可能になるんです。コレが高評価を狙いに行く際大きな貢献をしてくれるし、何より「シンプルに分かりやすい」。それが助かるんです…

じゃあ、せっかくなんで俺のオススメの育成ウマ娘を2人紹介しましょう。

4-1.サイレンススズカ
異次元の逃亡者、最速の機能美。天皇賞の悲劇。
そんな史実を反映した彼女は、高嶺の花に見えた天然ガールです。ただ、走る事とそこで先頭の景色を見る事は誰にも譲らないという強い信念の持ち主でもあります。
そんな彼女は、一体何の為に走るのか。またトレーナーとして彼女に最高の景色を見せてやりたい。だから私は彼女を育成し続けております。
(シンプルに一目惚れした、ってのもありますが)

4-2.メジロマックイーン
ウマ娘世界の名門メジロ家のお嬢様。悲願は天皇賞春の制覇。資質では3代にわたる制覇という大偉業から「ターフの名優」という異名をつけられた彼女は、そんな目標を目指し精進を続けるお嬢様であります。ただ、典型的なお嬢様キャラではなく、時にコミカルな表情も見せる(特にメインストーリーなど)親しみのあるお嬢様なのです。
だが、やるときはやる。やらねばならぬ。そんな彼女は並ならぬ努力家です。そんな彼女に惚れ抜きました、ならばやることは一つ。
「名優」を育て上げてやる。それだけです。

…え?お前スレンダーでロングヘアな子、かつクール系を装ったポンコツが好きなだけだろって?
ああそうだよ!!それの何が悪いのさ!!(白目)

他にも魅力的な子はごまんといますが、そこは先駆者兄貴姉貴たちに聞いた方が早いです(丸投げ)
あとマックイーンは秋のデカいレース出しましょう、評価激変します(マジで)

5.おわりに
競馬はギャンブルです。そこは最早否定しようがない。はっきり言ってそこにのめり込んだらおしまいだとも思ってる。おそらくそこは終生変わらない。

ただ、ギャンブルだからこそ面白い。そこに絡むストーリーや人間関係、そして最後まで絶対がないドラマ。だから競馬は「深い」のでしよう。
私はそれをウマ娘から教わったと考えています。なかなか勝てない子を応援する気持ち。現実の馬のストーリーから推察する彼女らの気持ち・考え。そして何よりも「競馬の世界とは何か」を改めて考えさせられること。半年前までネガティブな考えすらあったのに、今は「少しは見に行っても良いかな?」と考えさせるようなるとは、なんとも不思議なものです。
そこまで深く熱中させた、ひいては私自身の考えに変革をもたらしたゲームは初めてでした。
おそらく今はアニメやリリース直後のブームでプレイしているのかもしれませんが、多分(ほぼ確実に)落ち着いた後もやり続けると思います。
マジでありがとうサイゲ。ありがとう関係者の皆様。

さて、そろそろこんなクソ長い1人のダイマも終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
…さあマックイーン!スズカ!そしてみんな!今日の育成始めるぞ!

(史実越えや現実の馬につけられた二つ名をやり込み要素として達成する事も可能。この場合だと強すぎて笑えてきたりします)

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