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俺はアイドルマスターシャイニーカラーズが怖い【LME Day1感想】

ベリー

熱が冷めやらないので、一筆書こうと思います。今回、283 Production LIVE Performance [liminal;marginal;eternal] [never;1]に参加してきました。

箱はカス

アイマスエキスポのライブは見ていないので、ARライブは初めて。どんな感じかドキドキしていましたが、すごくクオリティが高くて非常によかったです。表情が素晴らしいし、衣装の質感もリアル。光の反射の表現も違和感なくてすごかったです。

ヤバいな、と思ったのは、ARライブなので休みなく曲が来るところでした。ソロ含めるとシーズが9連続で来るという、常識では考えられないセトリに自分は破壊されました。ECHOES曲もやってくれてすごく嬉しかったですね。

席もよかったし、とても満足でした。夜公演[odd;2]のチケットは取らなかったので配信で見ようと思い、そのまま帰宅しました。

さて、本題です。配信で夜公演を見ていた時、事件が起こりました。Fly and Flyの際、にちかの「美琴さん！？」という声が聞こえたあと、昇降台から2人が出てこず、ステージが止まりました。そして、トラブルが発生したためステージを中断するというアナウンスがされました。

自分は非常に頭を抱えました。これは「どっち」だと。にちかの声が聞こえたので、演出かと思ったんですが、それにしてはアナウンスは入退場をしている人と一緒だし、本当にトラブルが起きたのかもしれない。どっちかわからないのがすごく不安でした。

気分はまるで名探偵津田。自分が今どっちにいて、どっちを見てるのか。訳が分からなくなりそうでした。

そんなことを思っていると、結構すぐ公演が再開されました。ステージに出てきたのは…七草にちかただ1人でした。

そして、1人でFly and Flyを歌い出したのです。

まさか。そのまさかでした。今までのは全て演出でした。メタい話をしますが、ARライブですからこれらは全て収録済みのものな訳です。つまり1人でスラスラ歌い出せるということは、これらは全て仕組んでいたことだということです。思えば、中断から再開まで5分ちょっとでできる訳ないですからね。

そしてここからが更に恐ろしいところです。シャニマスがフルパワーの実在性を出してきました。

なんと、美琴が居なくなった理由は、『体調不良』のためでした。驚きました。ARライブで、アイドルを体調不良で出演見合わせにさせる。そんなことしてくると思います？なんてことをしてくれたんでしょうか。

そして、その後もにちかは1人で歌い続けました。ここもすごかった。とても不安そうな顔をしていたし、1人ですから、歌詞的に1人で歌いきれないところはしっかり飛ばすし、コールも基本的にありません。ものすごく凝っています。

そして美琴が居ない体で最後までライブが進みました。もう全部が仕込みでした。恐ろしくて仕方ありませんでした。

まず、ARライブであったこと。先にも述べた通り、全て収録済みの映像になる訳ですから、トラブルが起こるなど微塵も思っていませんでした。

しかし、彼女たちは生きている人間として出演しています。トラブルだって起こる可能性は大いにありました。それを忘れ、ただのキャラとしてのライブとして見ていた自分は、数々の演出にもう頭抱えて暴れるしかできませんでした。

そもそも、5,6曲も続けてパフォーマンスしたら、倒れるなんて当たり前です。そんな当たり前のことにも考えが及んでいなかった自分を恥じました。もうプロデューサー失格なんじゃないかと。美琴に合わせる顔がなくて、泣きました。ライブの熱に浮かれて大事なものを忘れてしまっていたのが、すごく悔しかったです。

彼女たちは2次元の存在ですが、1人の人間であることを忘れてはいけない。強く思わされたライブでした。明日も昼公演は行くので、この気持ちを忘れないようにしたいです。

ちなみに、今日の昼と夜で披露した曲自体は何ら変わりありません。

なのに全く違うものを見た気持ちが強くて、演出の力ってすごいなと思いました。美琴はしっかりソロとECHOES曲披露してから退場するのも完璧でした。

ここまでするか。ある意味、5thよりやばかったんじゃないかと思います。ここまでしてくるシャニマスが気持ち悪いし、怖いと思うんですが、そんなところが大好きな自分もいます。明日どうなるのか、楽しみ半分、不安半分です。ドキドキしながら待ちたいと思います。

ご精読ありがとうございました。

追記:全部見ての感想
Day2も昼現地、夜配信でした。席はめちゃくちゃ近かったです。

ここ

しかし、いや〜、めちゃくちゃよかったですね。にちかのかっこいい姿を間近で見守ることができたのがすごく嬉しかったです。

独りでシーズを背負うと覚悟を決めて。肩で息をするくらいギリギリだったはずなのに、美琴が帰ってくるまで1人で踊り切った彼女は、すごく美しかったです。

そんなにちかに、美琴が「ただいま」って言ってくれて、自分はもうボロボロに泣いてました。

完璧・永遠であることは美徳であり
彼女達は幾度も到達の機会を与えられる

ですが、完璧でなくても、永遠でなくても、人の心は動かせるし、素晴らしいステージを魅せることができます。今回は本当にいいものを見せてもらえて、すごく心に残ったライブになりました。ありがとうございました。

あとは、否定派に対する意見を少しだけ。

強い言葉で楽しんでいた人まで非難するのは、やめて欲しいです。一瞬、本気で自分がおかしいのかなと錯覚しそうになりましたし、結構傷つきました。自分が楽しめなかったからといって、他人に暴言を吐くのは本当にやめてください。1度冷静になってください。お願いします。

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