
【エクセル】プレビュー行数の制限を突破!Power Queryで大規模データを扱うテクニック
Power Queryで大量のデータを扱う際、デフォルトではプレビューに表示されるのは上位1000件までです。しかし、これは表示の制限であり、実際に処理するデータには影響しません。以下の手順で全データを処理できるように設定を変更できます。
手順 1: プレビュー行数の設定変更
Power Query Editorを開きます。
ホームタブの右上にある「クエリのオプション」をクリックします。
「クエリのオプション」ダイアログが開いたら、左側のナビゲーションペインで「現在のファイル」 > 「データ読み込み」を選択します。
「データプレビュー」のセクションで、「プレビュー用に読み込む最大行数」を変更します。この値を1000以上に設定することで、プレビューに表示される行数を増やせます。
手順 2: フィルタや変換の適用
フィルタリングや変換を適用する際、プレビューに表示されるデータだけではなく、全データに対して処理が適用されることを理解します。プレビューの制限は編集時の表示に過ぎないため、実際にクエリを実行する際には全データに対して処理が行われます。
手順 3: メモリの使用量に注意
プレビューに表示する行数を増やすと、Power Queryエディタのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。特に、大量のデータを扱う場合はメモリの使用量に注意してください。
補足情報
Power Queryのデフォルト設定では、プレビューの行数は1000行に制限されていますが、実際の処理対象は全行です。
プレビュー行数を増やすことで編集作業がしやすくなりますが、大量のデータを扱う際にはパフォーマンスに注意が必要です。
この設定を調整することで、編集時により多くのデータを確認しながら作業が可能になります。
#PowerQuery
#データ編集
#Excel活用術
#データ分析
#Excelテクニック
#大規模データ
#データ処理
#業務効率化
#たかみーの日常
#ビジネスツール