【2024年末】2020年の旧NISA株、マイナスでも売るべき?損失を最小限に抑える戦略
【2020年の旧NISA株】マイナスでも売るべき?意外と知らない落とし穴
はじめに
2020年に旧NISA枠で購入した株、どうしてますか?上昇して利益が出ている株なら嬉しいものの、評価損を抱えたままの株もあるかもしれませんね。「このまま保有し続けるべきか、それとも売るべきか?」迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、特定口座や新NISAの活用を視野に入れ、株式の売却について考えてみます。
Q1. NISAで購入した株はそのまま保有しても問題ないの?
結論から言うと、NISA枠の期間が終わると特定口座に移管されます。そのため、評価損を抱えている場合、「そのまま移して放置するか」「自分で売却して他の運用に切り替えるか」の選択が必要になります。特定口座に移管された株式は、その後の売却時に課税対象となります。
ちょっと困るポイント
プラスなら良いけど、マイナスだと?
NISA枠内では非課税ですが、損失も確定申告で損益通算ができません。そのため、評価損のまま特定口座に移しても特に税務上のメリットはありません。
感想
「非課税」と聞くと、得ばかりに思えるNISA。しかし、損失の扱いを考えると、万能ではないと感じます。
Q2. 自分で売るのとそのまま移すの、何が違うの?
旧NISA枠で買った株をそのまま移管すると、「その時点の評価額」が特定口座の取得価格になります。一方、自分で売却すると、損益がその時点で確定します。
例えば:
ケース1:そのまま移管
2020年に買った株:100万円 → 現在の評価額:70万円
特定口座の取得価格:70万円
ケース2:自分で売却
2020年に買った株:100万円 → 売却額:70万円
Q3. 新NISAを活用するならどうすればいいの?
新NISAでは、2024年以降も非課税枠を活用できます。このため、評価損の株を売却して新たに有望株を購入するという選択肢も考えられます。
新NISA活用のヒント
1. 今のポートフォリオを見直す
利益が期待できない株は整理し、将来性のある銘柄を新NISAで買いなおす。
2. リスク分散を考える
非課税枠を使い切らず、余力を残しておくと有効。
感想
「どうせ移管されるなら自分で売って再投資したほうがスッキリする」と感じました。NISAは便利ですが、使い方次第で損もすることを再認識しましたね。
実際に売却する際の注意点とおすすめ戦略
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