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墓石を選ぶ!

区画を決めてお次は墓石選びです。
元々お墓の購入に積極的でもなかったわけで、お墓買っただけで御の字よ、石なんて1番安いのでよい!なんて言いながらズラリと並べられた墓石のサンプルを見せられた私たちは、、、なんと懲りだしてしまったのです。

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この小さなサンプルだけではイメージもつきにくく、暗くなるまでお墓の間をぐるぐる歩いて実際の墓石を素材別に見てまわりました。
石は国産から中国産やインド産など産地も様々。そして当然お値段もピンキリ。色も見慣れたグレーや黒だけでなく、深いグリーンや目を凝らして見ると黒い石に青い石が混ざってキラリとしたりするものや、えんじ色っぽい珍しいものもありました。

私は会社に就職して10年以上にわたり海外の鉱山から鉱石を輸入する業務に携わったこともあり、選んでいるうちに天然石の持つ特徴に興味が湧いてきました。天然の鉱物は奥が深く、含まれる成分によって様々な表情になります。それはさながらパワーストーンのよう。
当社は銅を扱う会社で、銅鉱山から鉱石を採掘し輸入して溶かしてしまうので、石本来の魅力というよりは中身(銅の成分)と品位(銅の割合)を重視しています。
一方で今回の墓石選びは、石そのものがでーんと建つわけなので、形やデザインや色など見た目がとても重要になってきますよね。また、石を切り出し表面を磨いてツルツルにした後、名前やデザインを施したり石を加工する作業があるため、加工後のツルツル面との相性も大事。明るい色味の石だと名前などを掘ってもそこに色を入れないと見にくいなどいくつか特徴を知りました。
散々悩み、我が家はインド産の真っ黒を選択しました!

いやー、墓石選びがこんなに楽しいなんて意外でした。
母曰く「まるで宝石選びね」と。
確かに!宝石も目的は違えど“石”ですから。
意外と奥が深かった墓石選びでした😋


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