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米国株に マイクロ E-mini 登場 その驚きの手数料の安さ と 建玉に必要とされる証拠金は?
ーーーーーーーーーーー2021/08/02 追記ーーーーーーーーーーー
今後こちらに移行します。
ーーーーーーーーーーー2021/08/02 追記ーーーーーーーーーーー
米国株に マイクロ E-mini が登場しました。その驚きの手数料の安さと建玉に必要とされる証拠金の少なさについてまとめました。
マイクロ E-mini とは
2019/03/15日にニュースが出ていたのですが、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME:米国のシカゴにある北米最大の金融と商品のデリバティブ取引所)が今までの先物の10分の1のレバレッジとなるMicro E-mini という先物を登場させることになりました。
手数料も安く、建玉を行うのに必要証拠金も少なくて済む商品ということで、その登場は注目されてきました。
どこで買える?
残念ながら日本の証券会社で買えるという情報は今のところありません。
しかし、米国証券会社の大手であるインタラクティブ・ブローカーズ証券では取り扱いを行っています。
個人、機関投資家を問わず低コストで取引が出来る証券会社であり、圧倒的に安い手数料で有名ですし、私も利用させていただいてます。米国の証券会社ということで英語での表記が多かったり、税制上の問題もありますので、すこし敷居が高いように感じたりしますが、それを補って余りあるメリットがあります。
米国株の個別銘柄の片道手数料は平均1ドル程度(約110円)で、日本の証券会社の米株購入価格に対して、圧倒的な競争力のある価格設定になっています。
手数料・証拠金はいくら?
実際の私の口座でどのくらいか確認してみたいと思います。
0.47ドル(約50円)です。本当か?と思うほど安いです。実際に注文画面で見てみましょう。マイクロ ダウ E-miniの例です。
証拠金は780ドル(約8万円)です。こちらも驚くほど少なくて済むのが魅力ですね。0.5倍レバレッジなので一枚建玉(25500ドルの指値)で12750ドル(約130万円)の建玉金額になります。
ダウ先物といえば、日本の証券会社で手軽に行えるのはくりっく365ですがその手数料、証拠金はいくらなのでしょうか?本日約定していた履歴を紹介します。
SBI証券では手数料は153円/枚(税込) 証拠金は約9万円となっています。100倍レバレッジなので一枚建玉(25500ドルの指値)で25500ドル(約250万円)の建玉金額になります。
為替分が入るので、0.5倍、100倍ちょっとわかりにくいですが、マイクロ E-miniはくりっく365の半分のサイズで建玉ができるということになります。
クリック365の情報については以下のサイトに詳細が乗っています。
このサイズを通常の米国個別株で行うとどのくらいの手数料・証拠金になるのでしょうか。
証拠金は3300ドル(約33万円)、手数料は1ドルです。
手数料は十分安いと思いますが、マイクロ E-miniのその上をいく安さ、レバレッジの高さが際立ちますね。
結論
マイクロ E-miniは驚くほどの手数料の安さと建玉に必要とされる証拠金の少なさが魅力です。
米国株でのレバレッジを効かせた投資を考えている方には是非とも候補に入れていただきたい商品になっています。
最後にインタラクティブ・ブローカーズ証券のMicro E-miniの紹介ページとシカゴ・マーカンタイル取引所の商品スペックをのせておきます。
シカゴ・マーカンタイル取引所(コード:CME)はここ数日の指数の下落でも逆行高していましたが、この商品の影響もあったかもしれませんね。
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