「本を書こう」と誘われた話

谷中の旬菜バル 九条Tokyoのマスターから「身近にいる前向きな人面白いことやってる人を紹介する本を作ろうとしてます、一緒に書きませんか」とのメッセージを受信。文京まちたいわフェスの余韻で、本を作りたい熱が湧いているところへこのお誘いです。こういう偶然には乗るしかないですね。まちたいわメンバーのイトーさんもお仲間を連れてこられるということだったので、打ち合わせを兼ねて九条Tokyoへ行ってきました。印刷所から先週届いた「文京まちたいわ活動記録Vol 1」をマスターに見てもらいながらあれこれ話をしているとアユミさん登場。お仲間というのはアユミさんのことでしたか。昨日もHONGO22515どうするか問題で話をしたばかり。偶然が重なることってありますよね。

4年前、文京まちたいわが発足した直後に「地域活動をしている人を取材して本を作ろう」と言い出したのは僕なんです。今もそうですが、当時から人を巻き込むのが下手でヘタで思いっきり中途半端な状態でストップしていたのでした。一昨年のまちたいわフェスでカメラマンをお願いしたフジキさんの写真がもの凄く良かったのでこんどこそ形にするぞ、と「活動記録」の編集を始めたのですが、それも息切れで放置。それを目ざとく見つけて「手伝いますよ。続けましょう」と言ってくれたのが我楽田工房でインターンをしていたタカハシ君でした。彼が精力的に取材をしてくれてようやく形になったのがちょうど去年の今ごろでしたが印刷費をクラウドファンディングで調達しようとして、またしても回りを巻き込めずに失敗。中途半端さにかけては誰にも負けない自信があります(笑)

それから一年経って、今年のまちたいわフェスをオンラインで開催することになり、協力していただくリアン文京に打ち合わせに行った際にノムラさんから「あれどうしました?少しなら出しますヨ」と囁かれ、えいやと印刷所にデータを放り込んで先週届いたのが活動記録vol1というわけです。媒体がどんどん電子化される流れの中で紙に印刷するというのはいかにも前時代的なのですが、文京区の地場産業が印刷だったり、そもそも僕が紙の印刷が大好きな紙フェチということもあり、紙媒体へのこだわりは今後も続きそうです。

と、いうわけで、1人あたり4~5ページの記事を4~5本という課題に、「書きます、書きます」と宣言はしたものの、本当に書けるんでしょうか。頼りにするのは偶然の神様です。さてさて(笑)

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