新潟での地獄のシェアハウス生活

2021年12月、ギークハウス新潟に引っ越した。ここは種延さんのブログか何かで無限カレーというのを知り、面白そうだと思ったのがきっかけだった。
私が引っ越そうとしたとき個室はなかった。が、パーテーションで中途半端に区切られたような部屋だけは残っていたのでここに住んでみたいと連絡した。家賃は1.5万円。広さは5畳くらい。来てみないとわからないが体感的に窮屈だ。
12月はまだ雪が積もっていなかったので引っ越し自体は簡単にできた。引っ越しを終えたとき住民が集まって食事をした。ここまではよかった。

しばらくして住民の一人がごみを捨てようとしていた。私が手伝おうというと本当に迷惑そうにいいですどいてください。といっていかにも邪魔そうに出て行った。私はこんなように人に扱われたことがなかったので本当に驚いた。その時から違和感と拒絶感を感じ始めていた。

しばらしくして気づいたが、誰も共用部分の掃除をしようとしない。どういう規則になっているのかわからなかったが、キッチンは雑然としていて使いづらい。食器の数があまりにも多すぎる。聞くとゴキブリが出るらしい。こんな状況ではゴキブリもでる。

冷蔵庫は共用だが容量は人数に比べて少なすぎる。私を含めて男性4人だった。それに対して冷蔵庫は250lくらいしかない。住人がコロナに罹患したときは住人に1週間外に出ないように言われ食料をどうすればいいか聞いたが何とかしてくださいとしか言われず途方に暮れたことを思い出す。その住人の食料で冷蔵庫が占拠されたので私は毎日食料を買わざるを得なくなった。

雪が降り始めて自転車が使えなくなってしまったのもよくなかった。なにか騒音があっても外で長時間運動をすれば忘れることができる。それがしづらくなった。

私と同じ一階に住んでいたドット絵を作っているという男性は比較的まともだった気がする。上の眼鏡をかけた二人は明らかに敵意を示してきた。

あるとき呼ばれてあなたのにおいが気になるといわれた。それも引っ越してきてからという。家全体が私のにおいとやらでおおわれている感じがするというのだ。2月のときだ。私は論理的におかしいのではないのかというと、ほかの住人に聞きますか?多数決でと言う。多数決がなんでも正しいかのように脅すような口ぶりで。
夏ならともかく冬そんなことがあるのだろうか?そんな疑問があったが、共用部の一部を占拠してデスクトップpc用の台を置いて声を挙げながらゲームに興ずる人だったのでそういうことを言っても仕方ないかなとも思い始めた。この時の発言をきっかけに退去することに決めた。管理人はこの人の主張ばかり取り上げるし辟易した。私より長く住んでいるから偉いとでも思ったのだろうか?
越後石山駅から歩いて10分くらいのところにある部屋から出て行った。外は湿った雪で覆われていて晴れていた。

ここの部屋ではデスクトップpcは使いづらいから開発をちゃんとやろうと思う人には本当に向いていない。開発者がいると思ったがいない。来訪者も3か月に1人くらいだ。私は閉鎖的のように感じた。

しかし新潟がどんなところかは知ることができてよかったと思う。特にshi3z氏の故郷の長岡や越後湯沢に列車で気軽に行けることが素晴らしかった。




いいなと思ったら応援しよう!