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エジプト🇪🇬DAY6

残念なことに、この日でナイルクルーズは終了となるため、
居心地満点であった、MS TAMR号  船内の写真を載せておく。

ロビー
ロビーから屋上までの吹き抜け


昨日はアスワンからアブシンベルまでの長旅だったが、
本日はアスワン観光。

まずは、切りかけのオベリスク。文字通り、幾つものオベリスクが切り出された場所。
途中で失敗してしまった、オベリスクが横たわって残っているので有名。
また、この石切場自体も最近まで砂に埋まっていたというので、驚きだ。

アスワンハイダム。
ダムとはいえ 人気観光地のようで、駐車場に入るまで車で暫く並んでいた。
看板に入場料が書かれているがエジプト人の入場料は約100円ほどなのに対して、外国人観光客は3倍弱。安いとはいえ、差があるのはさすが観光大国だ・・。

ハイダムは、1年のうちの4ヶ月の洪水の解決策としてナスル大統領が考案。
建設には莫大な費用がかかるが、アメリカ(イスラエル) には費用援助を断られてしまい、ロシア🇷🇺から費用と技術協力を得た。
ちなみにダムは爆弾を爆発させて作り、1971年に公開された。
ダム建設によりできた湖はナスル湖で、ここで発電される電力はエジプト国内で使用。また、隣国スーダンへも輸出しているとのこと。

ハイダムの上から見た景色

次に向かったのはイシス神殿(フィラエ神殿)。名の通り女神イシスを祀っている。
この神殿はアスワンハイダム建設の際に、元の島から少し離れた場所へ移設された。写真の奥の方に柱が立っている箇所が、神殿が本来あった場所。

新王国ではなく、ローマ時代に建てられたため、ここでもやはり所々古代エジプトの顔が崩されていた。

また、水に囲まれた島に浮かぶ景色は。これまでの遺跡とはまた違った雰囲気を放っている。

ナイル川に浮かぶ神殿
複数の建物からなるイシス神殿
神殿内には、イシスの子供ホルス が イシスの乳を飲む珍しいレリーフがある。


観光を終えて、イシス神殿が見える新しいレストランでランチ。
メニューはチキンタジンを選択。

2日連続のタジン

デザートのプリン。美味しかった。


観光を終え、カイロへ向かう国内線の時間まで
アスワン中心街をぶらぶら。

地元のパン屋さん
地元の八百屋さん
駅に近づくにつれて、観光客向けの大きなアーケードになっており、
長さと賑わいが、大阪のなんば筋を思い出させる。


いよいよ空港に向かうとのことで、
サイドにアスワンの夕日を見ながら、ご飯。



アスワンは個人的にとても好きな街だった。
比較的 都会な割に、自然も豊かでなんとなくのんびりしていた。
古代時代に、石採掘などで栄えてきたからこその、都市の性格なのだろうか。


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