EDH(統率者戦)を始めた記録 その4
上の記事の続きです。
初オンラインEDH
出身大学のmtgグループに誘われてオンラインでEDHをすることになりました。2000円くらいの安いwebカメラで臨んだのですが、画質が悪すぎたのでスマホを使うことにしました。スマホでいい感じに上から撮影するのが難しかったのでその辺の箱などを組み合わせて適当に作った台で頑張りました。
参加者はそれぞれ独自のデッキを使っており、《最深の力、オヘル・アショニル》、《落星の学者、ロクサーヌ》、《氷冠のヒルダ》などMTG Arenaで見たことある~ってなった統率者もいれば、《賢きモスマン》や《霊気の俊英、サティア》など何をやってくるかよくわからない統率者とも対戦しました。
一戦目は長期戦になった末に、筆者が《リスの将軍、サワギバ》と《無慈悲な略奪者》をそろえて盤面全除去し無限宝物を作って勝ちました。そして、その後の2戦は《雇われの剛力、スライサー》にボロボロにやられました。
雇われの剛力、スライサー/Slicer, Hired Muscle
3ターン目にスライサーを出して、+修正や威迫、ブロックされなくなる装備品などをつけて殴られ続けて負けました。EDHの洗礼を感じた気分でした。
5ターン目くらいから本格的に動き始める牧歌的なEDHしかやってこなかったのでインスタント単体除去は大体抜いており、構築済みにはいっていた単体除去はこのためにあったのだなぁと感じました。スライサーに限らずコンボの始点をつぶさないと勝てないケースも考えられるので、その辺を鑑みてデッキを調整しようと思いました。
構築済みデッキ「積み上がる死者の山」
以前のプレリリースで当てた9マナのヴァルガヴォスをEDHで出したいなぁ〜と思いながらダスクモーンの構築済みデッキを眺めていたら、条件付きで毎ターンのエンドステップに墓地からパーマネントを戦場に出せる統率者がいたので買ってしまいました。
身勝手な日和見主義者、ウィンター/Winter, Cynical Opportunist
ウィンターはダスクモーン側と取引して暗躍していたキャラらしく、フレーバー的にもヴァルガヴォスと相性バッチリです。とりあえず手持ちのカードで改造してみたのが下記のデッキです。
基本的にこのデッキのやることは簡単でたくさん墓地を肥やして、ウィンターで強いクリーチャーやエンチャントを釣り上げて盤面を強化していくといいう戦略です。ウィンターは出したターンのエンドステップから効果が使えるので理論上上振れれば2,3ターン目にヴァルガヴォスを出すことも可能です。一方で下振れると高マナのカードが手札に集中しますし、土地ばかり切削してもなにもできないので運の要素が強いパチンコデッキです。
入れた中で結構良さげなカード
墓破りのラミア/Gravebreaker Lamia
ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth
下生えの偵察者/Undergrowth Recon
放射性降下物/Nuclear Fallout
現状考えている強化案は下記です。
墓地からカードが戦場に出たり、追放されるたびに誘発する効果を持つクリーチャーやエンチャントを入れる
どう足掻いても安定して強いデッキにはならないので、上振れを増やすために「出せたら勝ちなカード」を入れる
昂揚を達成しやすくするためにバトルを何枚か入れる
手札に来てしまったデカいクリーチャーを墓地に送る手段を増やす
最終カウンターを消す手段を入れる
「出せたら勝ちなカード」は《執念の徳目》とか《黙示録、シェオルドレッド》みたいなカードをイメージしているんですが、そういうカードは大体高いので難しいところです。
結構散財してしまったので、当分はヘイゼルのデッキとウィンターのデッキを改造しながらEDHを楽しんでいこうかなと思っています。両方ゴルガリカラーで高いカードはデッキ間で使い回せるので、おそらくきっと出費が抑えられそうな気がしています。
(続く)