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EDH(統率者戦)を始めた記録 その2

上記の記事の続きです。

「リスの悪ふざけ」改造 v2

以前EDHをやった友人たちと再戦するために構築済みデッキ「リスの悪ふざけ」をさらに改造することにしました。

「リスの悪ふざけ」改造v1の時にはまだ投稿されていなかった下記の参考になりそうなnote記事を発見したので、この記事をかなり参考にしてカードを選びました。

紹介されていたカードの中で、安価かつ裏目が少なさそうなものを入れました。多少感覚が麻痺しつつありますが、基本的には300円以内で、汎用性が高くて他のデッキに流用できるものなら1000円以内ならまぁいいかくらいの基準で選んでいます。

  • トークンを出しながら土地を持って来れるカード

    • 数々の別れ/Many Partings

    • 成長の発作/Growth Spasm

    • こっちに行ったぞ/They Went This Way

  • ヘイゼルのトークンをコピーする能力を活かすためのカード

    • 悪夢の番人/Nightmare Shepherd

    • 冷たき集いのキンズー/Kinzu of the Bleak Coven

    • アクロゾズの約定/Promise of Aclazotz

    • 戦慄宴の悪魔/Dreadfeast Demon

  • トークンが増えることでモンスターの数が多いことを活かすカード

    • 壊死の呪詛/Necrotic Hex

    • 墓穴までの契約/Grave Pact

  • デッキの潤滑油

    • 血の署名/Sign in Blood

    • イトリモクの成長儀式/Growing Rites of Itlimoc

置物系は着地したターンに何もできず隙を産んでしまうのが素人目に微妙な気がしたのでほとんど採用は見送りました。

そしてEDH名物であるところの無限コンボパーツを入れてみることにしました。具体的に追加したカードは下記です。

  • 無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer

サワギバの相棒
  • 小走り樫/Scurry Oak

リスカードみたいな顔をしていますがリスではないらしいです。コンボパーツではありますが、2~3回なら自力でトークンを出せるのが偉いです。
  • キヅタ小径の住人/Ivy Lane Denizen

単体だとちょっと使いにくいのでコンボ前提のカードな気がします。
  • 日を浴びる繁殖鱗/Basking Broodscale

実はコンボパーツだと知る前にストレージで買っていたカードです。単体でも2マナ2/2と、4マナで3/3+落とし子トークンになれるので優秀な気がしています。
  • 屍合成/Necrosynthesis

コンボパーツとしての運用しか考えていませんでしたが、おまけ効果も悪くないので、普通に使っても強いのかもしれないです。
  • クロールの死の僧侶、マジレク/Mazirek, Kraul Death Priest

全体に+1/+1カウンターをばら撒くので、ビートダウンプランを目指す場合でも強いです。
  • 臓物の予見者/Viscera Seer

1マナのサクリ台です。本当にどうしようもなくなった時にブロックに回せるので置物よりは生きているサクリ台の方が良い気がしています。
  • 瀉血/Exsanguinate

無限マナを得られた場合のつぎ込み先です。ヘイゼルのおかげで終盤は20マナくらいでるので、無限じゃなくてもエンドカードになることを期待しています。
  • 戦慄の召喚/Dread Summons

無限マナを得られた場合のつぎ込み先その2です。無限である場合は(相手が特定のデッキでない限りは)勝てます。中途半端なXで発動してもたくさんゾンビが出せますが、墓地利用するデッキ相手には微妙かもしれないです。
  • 溜め込む親玉/Hoarding Broodlord

コンボパーツやエンドカードをサーチするドラゴンです。ヘイゼルでトークンが並んでいるので中盤くらいから唱えられるはずです。

コンボは下記の組み合わせを想定しています。

  • 「リスの将軍、サワギバ」+「無慈悲な略奪者」
    かなり有名なコンボらしいです。無限宝物、無限死亡誘発のついでに盤面を更地にできるので決まると爽快です。

  • +1/+1カウンターをのせてトークンを無限に生み出すコンボ
    下記の組み合わせで無限死亡誘発を起こすことができます。「日を浴びる繁殖鱗」が絡む場合は無限マナもついてきて、「キヅタ小径の住人」が絡む場合は無限のトークンを場に残すことができます。

    • 「小走り樫」+「キヅタ小径の住人」

    • 「小走り樫」+「クロールの死の僧侶、マジレク」+サクり台

    • 「小走り樫」+「屍合成」+サクり台

    • 「日を浴びる繁殖鱗」+「キヅタ小径の住人」

    • 「日を浴びる繁殖鱗」+「クロールの死の僧侶、マジレク」

    • 「日を浴びる繁殖鱗」+「屍合成」

死亡誘発で相手にダメージを飛ばす手段と組み合わせて対戦相手に無限ダメージを与えるか、無限マナからXマナの呪文で倒し切る想定です。相手のライフを削るカードを合わせるとどれも統率者が絡まない3~4枚コンボなので、殴り合いで膠着した場合の飛び道具くらいのポジションだと思います。

死亡誘発で相手にダメージを飛ばす手段は構築済みデッキに「ズーラポートの殺し屋」、「ネイディアの夜刃」、「毒矢尻の射手」、「想起の拠点」があったので特に増やしませんでした。

サクリ台は新たにデッキに入れた「臓物の予見者」以外にも構築済みデッキに「悲哀の徘徊者」、「頭蓋骨締め」があります。「頭蓋骨締め」の場合はマナが必要ですが、無限ドローするのでデッキを引き切ることができXマナの呪文を確実に持ってくることができます。

前回の友人達との再戦

そんなわけでかなり強化して無限コンボ決めるつもり満々だったんですが、次の対戦では「渓間の声、ジニア」で「セラの使者」を新生して盤面全体にソーサリーとクリーチャーに対するプロテクションが付与されてしまい、なすすべもなく負けました。

統率者済みデッキ「家族が第一」の統率者。全てのクリーチャーを新生させることができます。バードのバードという唯一無二の面白い種族名でもあります。
カードタイプ1つに対するプロテクションを全クリーチャーとプレイヤーに付与します。ジニアによって新生でコピートークンができると、カードタイプ2つに対するプロテクションを得られます。

構築の統率者戦は1戦だけで、残りはドラフト統率者戦をやりました。ドラフトと言っても正規のパックではなく4人それぞれで20枚のオリパを6パック作ってドラフトを行いました。ハウスルールとして単色のクリチャーは共闘をもち伝説でないクリーチャーも統率者にでき、初期ライフ20でやったのでかなり普通の統率者戦とは異なる様相を呈していました。

筆者がドラフトで作ったデッキ(あとで持ち主に返すためスリーブが違う色になっています)

統率者は「溶鉄の門番」と「世慣れた見張り、デルニー」でシンプルにクリーチャーをたくさん出して各対戦相手にダメージを飛ばし続けるデッキです。

  • 溶鉄の門番/Molten Gatekeeper

最初は蘇生持ちの3マナクリーチャーくらいの運用を考えていましたが、思ったより強かったので統率者にしました。
  • 世慣れた見張り、デルニー/Delney, Streetwise Lookout

パワー2以下の効果を二回誘発させるクリーチャーです。悪さしそうな感がすごかったので1巡目でピックしました。後で調べたら結構高いカードでビビりました。

デッキとしての安定感が高く対戦自体は勝ったんですが、カードプールにアンカードが結構入っており他のプレイヤーは色々活用していたので、自分だけ真面目なデッキを作りすぎたなぁと後から思いました。

アンカードの存在は知っていたんですが実際に見たことはなく、めちゃくちゃな効果ばっかり面白かったです。

  • Chaos Confetti

このカードをバラバラに破いて5フィート以上離れた場所からばら撒き、破片が触れたカードを全て破壊するアーティファクトです。8マナかかりますが土地も破壊できるので狙ったところに当たればかなりのパワカです。
  • Booster Tutor

未開封のMTGのパックを開けてその中から1枚手札に加えることができます。最低でも基本土地、運が良ければ色があった強いカードが手に入るので普通に強いです。

この会の前後くらいに、同じ出身大学のmtgサークル的なdiscordに招待されました。そのdiscordで仲間内のモダンホライゾン3のシールド会に誘われたので、参加することになりました。
(続く)


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