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●完全版:2/6(月)◆「ジェネリック医薬品」を、あなた、それでも安心して使いますか? ある医師の言葉が象徴的です……

難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。



◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2023年2月6日(月)号

No.4541

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。



★お知らせ★

昨日の日曜日にお送りした下記の「第6弾」
の案内、もうご覧になりましたか?

下記が、その号外のタイトルです。

●号外です(好評第6弾)。コロナ不透明
時代を生き抜くため、山田作品の「絶対必読
note公開記事5点」を、特価で提供します

→ https://tinyurl.com/mr3z64ey

好評「第6弾」です。

きっと、お役に立ちます。
ぜひ、ご覧下さい。

(山田)




本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。

本日の「短縮版」は、省略しています。



やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。




▼本日の目次▼

【1】

本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」で
す。

後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開
するつもりですが、いつになるかは未定です。
ただ、読者限定で、この欄で先行して提供し
ています(「短縮版」は、前半だけ)。

(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています)




==================
【1】今回のタイトル

「ジェネリック医薬品」を、あなた、それ
でも安心して使いますか?

~薬局でこれを勧められるのは、儲かるか
らです。生産地も工場も添加物もみな違う
このクスリを信用していないと言う、ある
医師の言葉が、非常に象徴的ですよね~

==================


(隔週月曜日、この欄で発表しています)






【目次(概略でもあります)】

★(第1章)

でも、この事件が報じられたときは、詳し
くは述べられていませんでした。マスコミ
たちは、ただの「皮膚薬のクスリ」だった
と報じていましたが、実際は水虫のクスリ
だったのです。これだと日本人の1割が……

★(第2章)

じつは、薬局が患者に「ジェネリック医薬
品」を勧めるのは大きな意味があります。
結論を言えば、儲かるから(笑)。それに、
この「ジェネリック医薬品」と「新薬」と
では、皆さんのご想像とは異なり、原料も
工場も、添加物もみな違うんですね……

★(第3章)

ある医師は言います。「同じ医療現場で働
いている人は、誰もこのジェネリック医薬
品を信用していません」。その理由とは……








★(第1章)

でも、この事件が報じられたときは、詳し
くは述べられていませんでした。マスコミ
たちは、ただの「皮膚薬のクスリ」だった
と報じていましたが、実際は水虫のクスリ
だったのです。これだと日本人の1割が……



そもそもねえ。

病院や薬局でクスリを入手するとき、その
「産地や賞味期限、添加物名」などを細か
く聞いたりしますか?

あなた、いかがです?

ふだん、いつも口にする飲食物の内容につ
いては、ああだこうだ……なんてうるさい
ことを叫んでいる人も、「クスリ」につい
てはシラッとしているのじゃないかなあ(笑)。

多くのかたは、窓口で与えられたクスリを
そのまま、「あ、はい、ありがとさん」…
…と受け取り、口の中にポイしているよう
に思います。

たとえ家で病気でピイピイ泣いている、あ
なたの可愛い子どもさんに与えるクスリで
あっても(別に可愛くなくてもいいですが)、
医療者に、そのつど真剣に尋ねたりしま
すか。

ぼくたちは、日本のクスリの安全性を、そ
のまま信じているのが常でしょうね(問題
はあったにしても……)。

いや、これ自体、いいことです。

とても凄(すご)いことです。

★★★

ほかの国では、なにしろ病気になっても
クスリの混入物や原材料が心配で、安心
して服用できないところも多いですから
ね。

あれほど小さいころから「反日教育」を
受けている中国人たちが、わざわざ日本
にまで押し寄せ、市販のクスリを「爆買
(ばくがい)している」光景を見るだけ
でも、それがよく分かります。

自国のクスリなど、誰も信じていないわ
けですね。

本当に日本がイヤなら、そのイヤな日本
にわざわざクスリを買いに来ることも
ないのになあと、ぼくなど普通に思うの
ですが……(笑)。

ま、それは別にしても、ぼくたちの先祖
サンたちは、いままでは「商人道」をし
っかり胸に携(たずさ)えて商売をして
きました。

売るほうにも、買うほうにも、双方がウ
インウインになる関係。

それを大事にしてきました。

でもいまの日本は、どうなってしまった
のか……。

★★★

最近は、日本の企業や個人の質が下がった
のか、他者を瞞(だま)して平気で自分だ
けの利益を得ようという雰囲気が出たよう
に思います。

本当に悲しいことです。

とくに若い人にそのような気持ちが強くな
った原因は何なのか。

ネット社会が広がり、●●でナンでもする
ことができるようになると、自分の言動に
責任を負わなくていいようになります(●
●は、下記の設問をご覧下さい)。

そして、いまのコロナ禍のように、自分の顔
を隠して暮らすことが平気になると、今後
は、ますます、いまのような動きが助長
されることになるのかもしれません。

ぼくは、いまのような社会を、ここらで一
度、以前の社会に戻るように、「リセット」
したい。

本当に、そう思っています。

ネット社会は、すべてリセット(笑)。

閑話休題(かんわきゅうだい)。

★★★

最近、下記で述べるような「事件」があっ
たのを、ご存じですか。

いやほかでもない、じつはこの事件は、い
つもぼくが自慢している、ぼくの生まれ故
郷の「福井県」で起こりました!

ぼくは、自分の生まれ故郷を、魚は旨(うま)
いし、米は豊富だし、姉ちゃんは綺麗(きれ
い)だし……と、いつも皆さんに広く伝えて
いるのですが、こういう事件を知りますと、
もう、うつむくしかありません。

う~むむむ、辛(つら)い。

きっと、これは悪夢に違いないぞと思って、
自分のホッペを、思いっきりつねっている
のですが、かなり痛くて、どうも真実らし
い(笑)。

こういう事件が起こりました。

それは……。

★★★

「ジェネリック医薬品」メーカーの「小林
化工」という企業が、医薬品を不正に製造
・販売したとして……業務停止命令を受け
たのです。

2020年12月のことでした。

この「小林化工」(福井県あわら市)が、
製造販売した「水虫やいんきんたむし、カ
ンジダ」などの感染症治療薬に、「イトラ
コナゾール」というクスリがあります。

このクスリに、睡眠導入薬が混入されるな
んて、まるでマンガのような事件が、見つ
かったわけですね。

本当に、こんなこと、前代未聞(ぜんだい
みもん)です。

商人道は、もはや地に落ちました。

具体的には、今回の混入は、厚生労働省の
承認を得ていない「原薬(げんやく)の継
ぎ足し」……という工程で起こったようで
すね。

この原料を「取り違えた」のが一因だと言
います。

取り違えねえ。

しかもこの工程を「ダブルチェック」して
いなかったと。

★★★

う~むむむ。

なんとも杜撰(ずさん)ですよねえ。

……というより、最初から、そのようにす
る意図があった……と言えるでしょう。

一人の個人の行為じゃなく、多くの人が関
係する一企業での話ですからね。

企業であれば、誰にでも分かるような愚
(おろ)かな行動は、最初からしないはず
です。

でも、そのような行為によって、現実に
「2人の死者」が出ているのです。

責任は重大です。
とても、「業務停止命令」で終わるどころ
じゃありません。

このクスリを処方されたのが344人。
そして、2021年の3月8日時点で245人
ものに、「健康被害」が出ているわけです
ね。

★★★

そして先述したように、この「被害」の中
には、車の運転中に意識を失うなどして
事故を起こした人が38人もいます。

結果、このクスリを服用していた80代男
性と70代女性の2人が死亡しているのです。

この2人はきっと、自分の体が動かないこ
とに、驚いたことでしょうね。

でも、この事件が報じられたときは、詳し
くは述べられていませんでした。

マスコミたちは、ただの「皮膚薬のクス
リ」だったと報じていただけななんです。

皮膚薬ねえ。

まあ、確かに、水虫は皮膚病ですが、これ
だけだと、皆さん、自分には関係なんかな
いように思いますよね。

でも、水虫となれば、日本人の1割ほどの
人が罹患(りかん)している病気です。

誰にも無関心ではおられません。

★★★

しかも、爪水虫(つめみずむし)になれば、
高齢者にも多くなりますが、かなりの人が、
この症状で困っています。

そしてそれらには、内服薬のほうが効果が
あるということで、これに関したクスリを
平気で服用しています。

そう、この「ジェネリック医薬品」を飲ん
で、めまいを起こし、クルマの運転でいの
ちを落とすわけですね。

このような悲惨な話がありますか。

ふだん、内臓には何も問題がなくて健康な
のに、「たかが水虫」の「ジェネリック医
薬品」を服用しただけで、大切ないのちを
落とす。

そして、周囲の人まで不幸にさせる。

★★★

それに、よく聞かれるでしょうが、カンジ
ダ症(真菌感染症)は、女性の2割ほどが
発症するとも言われています。

だから、けっして他人ごとじゃありません。

もちろん、男性や子どもも……。

さて、それじゃ、そもそも、この「ジェネ
リック医薬品」とは、いったいどういう
ものなのでしょうか。

次章で、そのあたりを述べてみます。

そして、「ジェネリック医薬品」かどうか
という以前に、クスリそのものの問題など
も述べてみることにします。

ささささ、それじゃ、どうぞ。



★(第2章)

じつは、薬局が患者に「ジェネリック医薬
品」を勧めるのは大きな意味があります。
結論を言えば、儲かるから(笑)。それに、
この「ジェネリック医薬品」と「新薬」と
では、皆さんのご想像とは異なり、原料も
工場も、添加物もみな違うんですね……



処方箋をもらって、病院近くの調剤薬局に
行きます。

体験されたかたなら、きっと下記のような
場面に出くわすはずです。

薬局の受付にいる若い女性が、顔を出して、
言います。

「ジェネリック薬品、ご存じですかあ」
「はい」
「同じ成分のほかのお薬より安いのです
が、使ってみませんか」

「いや、いいです」

なんて言おうものなら、目くじら立てて、
「どうしてなんですか。安くてお得ですよ」

……と、こうなります(笑)。

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