●完全版:5/24(月)◆「化学調味料不使用」の言葉になびく人たちと、日本だけにある黒い裏側。日本では企業任せです……
【注】
下記の文章は、前半のみですが、もし100%掲載の「完全版」
をご希望のかたは、どうぞ、ご連絡下さい。毎回、後半部分に
は、結論も含め、山田の熱い思いが綴られています。
難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。
★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
しくお願いします。
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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!
★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★
(本誌は100%掲載の「完全版」です)
2021年5月24日(月)号
No.4027
毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)
創刊日は2004/10/5。
【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、無関係ですのでご留意下さい。
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『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。
(本誌は100%掲載の「完全版」です)
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。
空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
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あなたの小さな行動が、人類を大きく救
います。
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(内容に即した写真も載せています)
▼本日の目次▼
【1】
本日は、新作の初公開です!
山田の電子本「社会の裏側!」
本誌の読者だけに、先に公開します。
毎週、月曜日に新作を掲載。
「化学調味料不使用」の言葉になびく
人たちと、日本だけにある黒い裏側!
【2】
あなたやあなたの家族を命懸けで救う、
山田博士作品集!ぜひどうぞ:
(先日の木曜日にご案内しましたが、
まだご覧になっていないかたのために、
再度お載せします)
★『薬を使わず、アトピーなどの痒
(かゆ)さを突然一掃し、しかも薄毛や
白髪対策にも著効のある素敵な方法!』
(即実践・第14話)
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【1】
▼本日は、新作の初公開です!
山田の電子本「社会の裏側!」
本誌の読者だけに、先に公開します。
毎週、月曜日に新作を掲載。
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(毎週、月曜日に新作を掲載)
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★
★
【今回のタイトル】
↓ ↓ ↓
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「化学調味料不使用」の言葉になびく
人たちと、日本だけにある黒い裏側!
~お茶にまで混ぜられている「たんぱく
加水分解物」。これ、欧米諸国では不純
物の危険性のため、暫定値が厳しく決ま
っています。日本ではなんと企業任せ~
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【目次……概略が分かります】
★(第1章)
「たんぱく加水分解物」とは、牛肉や豚
肉、魚、大豆や小麦などのタンパク質を
分解して得られたアミノ酸のことなんで
すね。ところが……
★(第2章)
「コーデックス委員会」の調査によりま
すと、「醤油」、「醤油製品」では、「3-M
CPD」の濃度はかなり高く、最大で1,779
mg/kgもありました。こうした「クロロ
プロパノール類」の疑惑が出たため、EU
を始め、規制に乗り出したわけですね……
★(第3章)
そうそう、もう一つ、「急いで」述べて
おきたいことがあります。「加水分解」
をする場合、もし、それが「動物性の
タンパク質」を原料とする場合であれ
ば、その場合のそのほとんどは……
★
★
★
★(第1章)
「たんぱく加水分解物」とは、牛肉や豚
肉、魚、大豆や小麦などのタンパク質を
分解して得られたアミノ酸のことなんで
すね。ところが……
どこか、知らない土地へ出掛けるとしま
す。
講演や取材など、用事もすべて終わり、
担当のかたとも笑顔でお別れします。
「どれ、ひとつお土産(みやげ)に、
この土地名産のお煎餅(せんべい)でも
求めるか」……と思って、店に入って
探すことが、まま、あります。
でもどの店に入っても、その袋には、
化学調味料がしっかり入っているんで
すね。
「うん、これは大丈夫だろう」と思って
も、本当に笑うしかないほど、ほとんど
すべてにこれが含まれている。
それがどのような文言(もんごん)で
あるかは、もう読者のかたならご存じの
はずの、あれです。
そう「調味料(アミノ酸等)」(笑)。
★★★
いやあ、昔から存在していた、日本の
伝統食品は、いったい、いつごろから、
「敗戦」をしてしまったのでしょう。
本来の伝統食品の味が、こうなってし
まえば、これこそ、まさしく「敗戦」
ですよね。
違いますか。
そう、「●●の敗戦」(●●は、下記の設
問をご覧下さい)。
いまでは、市販食品のほとんどに、こう
したケッタイな「化学調味料」が使われ
るようになりました。
もちろん、この煎餅ならず、ほかの加工
食品も、そして外食や中食(なかしょく)
などのほとんどが「敗戦状態」にあると
いうことです。
きっと、「化学調味料」の弊害を知って
いるかたは、ぼくのように、スーパーや
デパ地下などで、食品の表示を見るたびに
腕を組んで悩んでいらっしゃる人も多い
はず。
★★★
ところが、最近、なぜかこの記載が少な
くなっているようです。
しめた。
この食品には、「化学調味料」が使われ
ていないぞ。
へへへ、しめしめ……。
そう思いながら、何度もその文言だけが
ないことを確かめて、そのままカゴにポイ
しているかたも多いのじゃないでしょう
か。
ひょっとしたら、あなたも、そうじゃな
いですか(笑)。
まあ、食品表示の欄は、どれも、本当に
細(こま)かい文字で、色もなるべく
中身と同じ色にして、わざわざ読みにく
くしてあります。
しかも、その表示ラベルは、わざわざ裏
側に、そして、わざわざ上下反対に貼ら
れている(笑)。
★★★
もう、これこそ笑えますが、汁ものが入
っている容器などを、腕を高く伸ばして、
天地逆さまにして読むような芸当が、
あなた、できます?
そして、汁が手を、タラ~リ、タラ~リ
と伝ってきて……。
もし、そのような行為ができる人であれ
ば、きっとぼくと同じように、その人は
ここが厚い人でしょう(こことは、ホッ
ペのこと)。
まあ、そうまでして確認しますと、なぜ
か、近ごろは、先述した「調味料(アミ
ノ酸等)」……という文字が消えている
んですね。
いったい、業界に何が起こっているので
しょうか。
★★★
じつは、ぼくがもう数十年前から、自分
の書いた本の中で、こうしたさまざまな
物質の問題点を公(おおやけ)にして
きました。
でも、その中では、いつ、どんな場合で
も、この「調味料(アミノ酸等)」の問題
点だけは、欠かさず、しっかりと述べて
きたつもりです。
ところが、それを、業界がみずから使わ
なくしてしまった……。
これだけ見れば、ナンとも嬉しいこと
じゃないですか。
だって、法律では、いまもまだしっかり
と、使うのを認めているわけですからね。
でも、業界では、みずから自主規制を
したわけです(笑)。
いったい、何が起こったのか。
★★★
きっと企業たちも心を入れ替え、「いや
あ、山田サンもいつも叫んでいるし、私
たち業界も、そろそろ、コストのことな
ど何も考えず、お客様の健康のことを
第一に考えなくてはならないですしなあ」
……と、思ったのかもしれません。
……なんて考えるような、「おめでたい
人」は、一人もいないですよね(笑)。
企業たちは、間違えても、そんなことは
絶対に考えません。
だって、彼らは慈善団体でもナンでも
ないわけですから。
消費者が、たとえ勘違いをしてでもいい
から、楽しく、美味しく思って、自社の
食べもの製品を求めてくれるか。
それだけを考えています。
また、そのために、コストを1円でも下
げるには、どうすればいいのか。
あるいは、消費者に1個でも多く売るに
は、どうすればいいのか。
★★★
それらが、常に彼らの頭にあることです。
でも、これは、資本主義の世の中なの
ですから、仕方ありません。
だから、消費者たちが、逆に、それ以上
に利口(りこう)になるしかない。
だって、そのためにこそ、企業たちは
いつも必死になって会議を開いて、対策
を練っているわけですからね。
まあ、「新型コロナウイルス」事態のい
まは、オンライン会議なのかもしれま
せんが……(笑)。
そうして企業たちが苦心して考えた結果、
その答えが見つかったわけです。
★★★
消費者が「気持ちよく」購入し、しか
も、コストがかからない。
そして、原料表示をするにしても、「見
栄えがいい」。
それはいったい、何だったのでしょうか。
今回のサブタイトルにもありますよう
に、「たんぱく加水分解物」……という
物質が、それなんです。
「たんぱく加水分解物」。
なんとなく、ワケの分からない名前のよう
にも見えますよね。
いつも、このように消費者を惑(まど)
わすような名前を付けるのが、食品加工
業界の「常套(じょうとう)手段」で
すしね(笑)。
★★★
「調味料(アミノ酸等)」。
「pH(ペーハー)調整剤」。
「たんぱく加水分解物」。
「デキストリン」。
上記の文言を聞いて、パッと分かります
か。
誰でも、頭が混乱します。
それが、企業たちには、付け目なんですね。
なるべく、消費者には、現在や過去の事
実など、知ってほしくはない。
あなたの過去など、知りたくないの、済
んでしまったことは 仕方ないじゃない
の。
……おっと、これは昔の歌のタイトルで
したなあ。
そう言えば、あの歌も良かったなあ。
確か菅原洋一の……と、ついつい、昔の
思い出に耽(ふけ)る山田クンです。
★★★
でもなあ、済んでしまったことでも、けっ
して諦(あきら)めてはいけないしなあ。
なにやら、ゴチョゴチョ言っているそんな
山田クンは、そこに放っておきましょう。
そうそう、この「たんぱく加水分解物」
のお話。
これは、別に難しいものでも、何でも
ありません。
牛肉や豚肉、魚、大豆や小麦などのタン
パク質を分解して得られたアミノ酸の
ことなんですね。
なお、ぼくはいつも原稿では「タンパ
ク質」……と、カタカナで書いています。
でも、業界や行政で付けている名前は、
「たんぱく加水分解物」というように、
ひらがなになっています。
そのため、文章中では、両方使っていま
すので、統一されていませんが、その
点、ご了承下さい。
★★★
こうしたタンパク質を「加水分解」して
作られたアミノ酸のことなんです。
「加水分解」……とは、文字のごとく
で、水を加えて反応することによって分
解させることなんですね。
それによって、動植物のタンパク質を
アミノ酸に分解する方法を、まあ「加
水分解」と言うんです。
ところが、この「加水分解」すること
によって、ある不純物が生まれる。
それがまたまた……。
そして、その原料が、またまた……。
ま、次章をご覧下さい(笑)。
★(第2章)
「コーデックス委員会」の調査によりま
すと、「醤油」、「醤油製品」では、「3-M
CPD」の濃度はかなり高く、最大で1,779
mg/kgもありました。こうした「クロロ
プロパノール類」の疑惑が出たため、EU
を始め、規制に乗り出したわけですね……
いま現在、この「加水分解」をする方法に
は2つ、あるんですね。
一つは、微生物を培養(ばいよう)して
作った酵素(こうそ)で分解する方法。
それにもう一つは、「濃い塩酸」を使って
分解する方法。
ただ、後者の「濃い塩酸」を使って「加水
分解」する方法が、いまは主流です。
だって、なにより早く分解できますから。
企業にとっては、時間が勝負ですからね。
早く利益になるほうがいいに、決まって
います(笑)。
でも皆さん、塩酸……という名前を聞く
だけでパニックになるかたもいるかも
しれません。
★★★
まあ、もちろん、塩酸がそのまま製品に
残留しているなんていうようなお馬鹿な
ことは、企業たちはしません。
そんなことを一度でもすれば、かえって
売れなくなりますからね。
消費者は、一度でも痛い目に合えば、
もうその商品は二度と買いません。
まあとにかく、こうした塩酸を使う処理
の過程で、タンパク質に含まれるグリセ
リンという物質と、塩酸が反応を起こす
わけです。
ところが、そのとき、「クロロプロパノー
ル」……というきわめて発ガン性の高い
物質が作られるわけですね。
これが、いま先進諸国でも騒がれている
物質でした。
これは、今回の「新型コロナウイルス」で
中国寄りのウソの多い、あのWHO(世界
保健機関)でさえ、その弊害を認めてい
ます(笑)。
★★★
動物のタンパク質を使う場合だと、たと
えば牛肉などにはたくさんのアミノ酸が
結合したタンパク質が含まれています
よね。
でも、それと同時に、多糖類や核酸、脂
肪などの成分も含まれています。
だから、「加水分解」の対象となる原料に
含まれる物質によっても、大きな違いが
出るというわけ。
お分かりですか。
だから、タンパク質なら、みな同じ結果
になるというわけじゃありません。
しかも、タンパク質だけじゃなく、いま
述べたように、核酸などさまざまな物質
が混ざっている。
そしてそれを、「加水分解」する……。
★★★
まあ、常識で考えても、その結果生まれ
る物質は、均一ではないことぐらい、分
かります。
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