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●完全版:9/5(月)◆食糧の備蓄を急いで下さい。ライン川や長江が干上がり、中国が食糧を買い占めています。つまり……(写真は「gettyimages」より)

難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。



◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2022年9月5日(月)号

No.4415

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。



本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。

本日の「短縮版」は、省略しています。
でも、人生のヒントになれば嬉しいです。

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





▼本日の目次▼

【1】

本日は、公開前の、電子書籍「社会の裏側!」
の新作原稿です。後日、公開する予定。

(隔週月曜日に、本邦初、ここで発表してい
ます)

今回のタイトル
↓↓↓

食糧の備蓄を急いで下さい。ライン川や長
江が干上がり、中国が食糧を買い占めてい
ます。食糧自給の低い日本は、まもなく「飢
餓社会」に突入します。あなたの対策とは!

【2】

あなたやあなたの家族をいのち懸けで救う、
山田博士作品集。今回、読者限定で、「衝撃
価格」で提供します

まだご覧になっていないかたのため、今回
は、9/1(木)号で案内したその部分を、再
掲載しています(掲載は、9/5まで)。

★貴重な音声作品です! (((((インターネ
ット・スタジオ)))))

「山田博士のいのち吹き込み、生録(なま
ろく)30分!」◆ 第2巻

「カタカナ食品は、キッパリお止めなさい」

~言葉の出ない子どもの増加と、マグガバ
ン報告に学ぶこと~

第2巻の「見本音声」を、お聴きになれます。






==================

【1】

本日は、公開前の、電子書籍「社会の裏側!」
の新作原稿です。後日、公開する予定。

(隔週月曜日に、本邦初、ここで発表して
います)

~本日の「短縮版」のほうでは、前半だけ
を掲載しておりますので、ご了承下さい~

==================



今回のタイトル
↓ ↓ ↓
__________________

食糧の備蓄を急いで下さい。ライン川や長
江が干上がり、中国が食糧を買い占めてい
ます。食糧自給の低い日本は、まもなく「飢
餓社会」に突入します。あなたの対策とは!

~欧州や中国での大干ばつは、必ずしも「温
暖化」だけが原因じゃありません。それらも
述べましたが、ちょうどいい、この機会に、
「食糧不足」に本気になりましょうよ~

__________________



【目次】……と言うより、レジメのように
内容を記載しておりますので、これだけで、
およその概要が分かるかと思います。

★(第1章)

イタリアの河川からは、「飢餓(きが)の石」
とも呼ばれる石が見えてきました。川の水
位がこれより下回ると、干ばつによる飢饉
(ききん)につながるぞ……と、後世に警
告するものなんですね。それが現実に……

★(第2章)

とくに、中国南部で、深刻な干ばつが発生
しています。記録的猛暑が続き、電力不足
や干ばつが深刻になり、一部製造業が生産
停止になって、経済活動にも影響が出てい
るんですね……

★(第3章)

ところが、その女性の正体は、なんと、ビ
ル・ゲイツやジョージ・ソロスが運営する
ある組織のメンバーなんですね。ビル・ゲ
イツなどは、中国と結託して、この「新型
コロナウイルス」を世界中に撒き散らした
人物です……

★(第4章)

冗談じゃなく、本当に備蓄をすること。とく
に保存するのなら、白米より玄米がいいです
ね。長く持ちますから。お米には、賞味期限
なんていうものはありませんが、順番に早め
に食べるほうが味がいいですしね……








★(第1章)

イタリアの河川からは、「飢餓(きが)の石」
とも呼ばれる石が見えてきました。川の水
位がこれより下回ると、干ばつによる飢饉
(ききん)につながるぞ……と、後世に警
告するものなんですね。それが現実に……



まあねえ。

山田サンから、すぐに食糧の備蓄を……だ
なんて、突然言われてもねえ。

いまごろ、手のひらにアゴを載せて、そう
つぶやいている御仁(ごじん)もいらっし
ゃるかも(笑)。

確かにそうですよね。

戦争を直接体験したこともないぼくたちに
とって、食卓の上にある食事が、突然目の
前から消えてしまった光景なんて、想像さ
えできません。

コンビニやスーパー、それにファミレスな
どには、食べものがズラリと並んでおりま
す。

オカネさえ出せば、いつでも買える。

そんな毎日の中で、「あなた、食糧の備蓄を
いますぐにしなさい」……なんて言われて
も、誰しも本気にはしないことでしょう。

★★★

ぼくの母親たちの世代であれば、戦後のあ
の飢餓社会を身をもって体験していますか
ら、その辛(つら)さも、すぐに分かりま
す。

肌で知っていますからね。

かく言うぼくも、戦後生まれですので、小
さいころの●●の体験はありません(●●
は、下記の設問をご覧下さい)。

すべてそれらの悲しみを、親たちの世代が
両手を広げて受け取ってくれ、幼いぼくた
ちを必死で守ってくれていたんですね。

ありがたいこと。

だから、ぼくも、とても大層なことは、言
えません。

でも、聞いてほしい(笑)。

★★★

いま、とくに欧州と中国で、近年稀(まれ)
にみる「大干ばつ」が目だっています。

過去の歴史の1頁じゃなく、21世紀の、い
ま、この瞬間に、です。

なにしろ、イタリアのローマでは、テヴェレ
川の水位が下がって、紀元1世紀の皇帝ネ
ロが建造を命じたとされる「橋の遺跡」が
露出したと……(笑)。

あ、笑っている場合じゃないですよね。

皇帝ネロ……だなんて、

確か、あの暴君と言われた「皇帝ネロ」の
ことですよね。
まるで、歴史の教科書が川底から現れたよ
うです。

16歳でローマ帝国の第5代皇帝となった
「皇帝ネロ」は、邪魔になった周囲の人間
を次々に殺害し、とくにキリスト教徒を弾
圧したことから、暴君と呼ばれるようにな
りました。

★★★

まあ、いまの21世紀の社会であっても、
他国に平気で戦争をしかけたり、全世界に
疫病(えきびょう)を撒(ま)き散らかし
たりする「暴君」は、見受けられますけれ
ど……(笑)。

余談はともかく、このイタリアでも、河川
の水位の低下は、船舶への影響に加え、い
までもすでに危機的な状況にあるエネルギ
ー業界に一層の打撃を与えているようです
ね。

干ばつ……と、ひと言で言っても、その影
響は測り知れません。

日本人には分かりませんが、河川とは「道
路」であり「線路」ですからね。

大型船が行き交い、物資を運んでいるわけ
です。

日本の川は、みな幅が狭くて急流ですので
想像もできませんが、大陸の川は、幅も広
く水量もあり、大型船が行き来できます。

★★★

そのため、河川の水位が低下すれば、大変な
ことになるわけですね。

「お、水が少なくなりましたなあ。どおれ、
一句でも」……なんて、風流なことを言い
ながら眺めているわけにはいきません。

なにしろ、東名高速道路の全区間が、突
然、消えてしまったようなものですから。

欧州委員会の「欧州干ばつ観測所(EDO)」
は、2022年の8月の報告で、欧州大陸の
47%が干ばつ「警告」対象の状態にある
と指摘しているんですね(BBCニュース
による)。

さらに17%の地域が「警戒」状態で、植
生(しょくせい。ある場所に生育している
植物の集団のこと)が、「ストレスを受け
ている」様子が確認できると言います。

そして、ほぼすべての河川が何らかの形で
水位が下がるなどしており、こういう状態
は、「過去500年で最悪の渇水状況」だと。

★★★

500年ねえ。

それにともなって、同報告書によりますと、
水力発電量も20%は減少しているという
ことです。

こうなると、電力の供給にも大きな影響が
出るでしょうね。

そして、過去5年間の平均値と比較した場
合、2022年のトウモロコシ収穫量は16%
減、大豆は15%減、ヒマワリは12%減に
もなる見通しだと言います。

これ、皆さん、他国のことだから……なんて、
呑気(のんき)に聞いていたら、ダメです
よ(笑)。

日本は外国から食糧をたくさん輸入してい
ます。

でも輸入する前提には、外国の農地はいつ
も豊かで、いつも農産物が豊富にあり、い
つでも日本が求めれば日本にまで送って
くれるものだ……ということがあります。

そうですよね。

★★★

でも、もし外国が、自分の国の国民が飢え
ているのを目の前にして、日本にまで遠路
はるばると、その貴重な農産物を送ってく
れるとお思いですか(笑)。

どれだけ札束を積まれても、ないものはない。

どの国の為政者(いせいしゃ)も、やはり、
最後は自分の国民が一番大切ですから(ねね、
岸田クン。笑)。

とにかく、欧州の各地では渇水によって河川
や湖が干上がっています。

そのため、先述したように、それまで水没し
ていた過去の遺物(いぶつ)が次々と露出
するようになったわけですね。

セルビアでは、ドナウ川の水が下がって、
第2次世界大戦で沈没したナチス・ドイツ
の艦艇の残骸(ざんがい)が見えるように
なった……とも言います。

★★★

いやあ、凄(すご)いものですね。

また、それらの河川では、過去に水位が下が
った時の地点を記録する石が、次々と露出
しているとも言います。

なにしろ、「過去500年で最悪の状態」……
だというわけですから、そりゃあ、そうで
しょう。

それらは「飢餓(きが)の石」とも呼ばれ、
川の水位がこれより下回ると、干ばつによる
飢饉(ききん)につながるぞよ……と、後
世に警告するものでした。

先祖サンたちも、可愛い子孫たちのことを
心配したのでしょう(あまり可愛くない人
もいるようですけど)。

でも、まさか21世紀のいまになって、その
ような「飢餓の石」を、ぼくたちが実際に
目にするなんて。

その「可愛いぼくたち」は、いま、このよ
うな光景を実際に見て、もうショックです。



★(第2章)

とくに、中国南部で、深刻な干ばつが発生
しています。記録的猛暑が続き、電力不足
や干ばつが深刻になり、一部製造業が生産
停止になって、経済活動にも影響が出てい
るんですね……



上記では、欧州について述べてみましたが、
中国は、もっと凄(すご)いことになって
います。

豪雨と大干ばつが、同時に起こっている。

確か、つい先日には大洪水になって、町が
水浸しになっているという報道を見たと
思っていましたら、今度は大干ばつです。

地域によっては、今度は川が干上がってい
るわけですね。

そのため、船を浮かべることもできず、し
かも農地は乾燥して農作物もできない。

不作……じゃありません。
「不毛」……なんですね。

これで、14億人もの大人口を抱える中国は、
いったいどうすればいいのか。

とくに、中国南部で、深刻な干ばつが発生
しています。

記録的猛暑が続き、電力不足や干ばつが深
刻になり、一部製造業が生産停止になって、
経済活動にも影響が出ているんですね。

★★★

日本のトヨタ自動車の現地工場も、生産を
ストップしたとか。

中国は、2022年7月から8月下旬ごろまで、
記録的な猛暑に襲われました。

なにしろ400以上の都市で37℃を超え、240
を超える都市で40℃を超えていると言いま
すから、半端(はんぱ)じゃありません。

それに、降水量も例年を下回っています。

しかも、ここしばらく同じような状況が続く
と見られているんですね。

今後、いったいどうなることか。

同じ中国でも、とくに南西部の状況が、厳
(きび)しいようですね。

四川(しせん)省では、電力の大半を水力
発電に依存しているのですが、今回の大干
ばつで、水力発電が機能しなくて、停電が
相次いでいます。

★★★

そのため、地下鉄などの公共施設では照明
を落として暗くし、室温を上げているわけ
ですね。

ぼくも、あの東日本大震災当時、同じよう
なことを体験しました。

真っ暗な地下鉄と、計画停電……。

まあそうしたこともあり、大半の工場が電
力供給を受けられないようです。

工場より家庭への送電を優先しているのは、
熱中症による死亡を防ぐためだとされてい
ますが、コロナ禍の中、同時に、熱中症で
国民がバタバタと倒れて行くのだけは防ぎ
たかったのでしょうか。

いずれにしても、大変な事態になっておりま
す。

でも、いま述べましたように、産業用の電力
が供給されなければ、畜産など、農業分野で
の活動も停止されることになります。

大切な食糧生産ができなくなるわけですね。

★★★

この四川省には、世界からも多くの企業が
進出しています。

アメリカの「インテル」や「テキサス・イ
ンスツルメンツ」それに、台湾企業の「コン
パル・エレクトロニクス」など。

それに、いつかも述べましたように、ソー
ラーパネルの一大製造拠点でもあるんです
ね(まあ、この存在はちょっと……。笑)。

それに、中国の中央部にある湖北省。

ここは、世界最大の水力発電所である三峡
(さんきょう)ダムがありますが、これら
の大型ダムの水源である長江の水位が低下
しました。

たったの1年で、この川の川底が露出し、こ
の時期としては、統計開始後ではもっとも
低い水位となっていると言います。

★★★

これじゃ、とても発電どころの騒ぎじゃな
いですよね。

そのため、この長江の河口にある上海(し
ゃんはい)など大都市では、同じように一
部の電灯が消されて、エスカレーターも停止
し、さらにエアコンの利用も控えるように
と、言われているようです。

アメリカのテスラは、上海工場に関係するサ
プライチェーン(製品の原材料や部品の調達
から販売に至るまでの全体の流れ)の混乱を
警告していますし、先述したように、四川省
ではトヨタ自動車が工場の操業を一時停止し
ています。

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