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食品の「製造所固有記号」の秘密。あなたに この記号が読めるか!

◆社会の裏側! 23

~改めて問う。あの「冷凍食品農薬混入事件」への対応が遅れた理由。
 今後の大事件を防ぐために~

ニッポン人の心と体を救う山田流「時事呆談」
The social backside23

山田博士・著

★電子版→ https://www.amazon.co.jp/dp/B00RFX5D2U
     (1冊は、585円です)            

       

    

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。



★本書の概要

覚えていらっしゃいますか。冷凍食品に、「高濃度の農薬」が混入
していた事件がありましたよね。

一番最初に、この冷凍食品を食べたかたからの苦情が入ったのは、
2013年の11月半ば。そう、それは、マルハニチロの子会社で
あるアクリフーズの群馬工場で作られた冷凍食品から、高濃度の農
薬マラチオン(マラソン)が検出されたものでしたが、じつは、こ
の事件、絶対に風化させてはいけない理由があります。

と言うのは、今後、ますます大事件が起こる予感がするからなんで
すね。ぼくは犬ではないのですが、その匂いがします(笑)。今回は、
当初、会社側の発表した毒性は、「天文学的に過小評価」したもの
でした。

その農薬が含まれた冷凍食品を「子どもが一度に60個」食べても
大丈夫です……とね。ところが実際の毒性は、「子どもが一度に8
分の1個」食べれば危ない……だった(笑)。

そのため、その年が終わる年末ギリギリの時刻に、今度は、ニチロ
の社長自身が謝罪会見をしたわけです。もちろん、このこと自体、
大問題なのでしたが、じつはこのこの事件を振り返ると、もう一つ
大事なことがあるんですね。それを知ってほしい。

それは、食品の「製造所固有記号」のことなんです。

日本の食品には、それを作った製造工場名などを書かずとも、この
「製造所固有記号」を記載していれば、それでいいことになってお
ります。ところが多くの企業たちは、皆さんご想像どおり、なるべ
く自分の情報は外部には出したくない。それでこれを利用するわけ
ですね。

皆さん、たとえばこの記号でその製造工場お分かりですか。これは
カルビーの記号ですが……(本文を)。

今回の事件でも、もし、どこかに、誰でも分かる製造工場名が書か
れていれば、消費者はもっと素速く動いたことでしょう。これと同
様の事件が今後、きっと起こりえます。これを反面教師としてどの
ように活用するのかどうかが、いま問われていると思っております。

いままでに発刊したほかの「社会の裏側!」シリーズも、どうぞお
楽しみ下さい。楽しい文体が人気のようですよ。お楽しみに!


★【目次】


プロフィール

(はじめに)


(第1章)
第二次大戦中に毒ガスとして使われ、殺虫剤ならぬ「殺人剤」とし
て使われた薬剤が、あろうことか「冷凍食品」に多量に混ざっていた。
そしてニチロの社長自身の噴飯ものの記者会見とは……


(第2章)
多くの企業たちは、皆さんご想像どおり、なるべく自分の情報は外
部に出したくありません。とくに食べもの関係はそうでしょうね。
保健所なんかとの「親しい関係」も、なるべくなら避けたい(笑)……


(第3章)
この「製造所固有記号」が、企業たちの情報隠しとして使われてい
る恐れも十分あると、ぼくは思っております。とくにプライベート
ブランド(自主企画商品)などが広がっている現在、この「製造所
固有記号」が使われれば、その製造工場の名前がすぐに分からない
……


(第4章)
もし、ですよ。もし、人に「製造所固有記号」なんて番号が付いて
いたらどうします?え?それ、面白いって?……

(最後にひとこと)


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