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●完全版:6/26(月)◆「立ち食い蕎麦(そば)」の実態から見える、日本の存亡危機とは……
難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。
★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
しくお願いします。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!
★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★
2023年6月26日(月)号
No.4661
毎朝、早朝5:00に、全世界に向けて2
つの配信スタンドから、合計約5200部
を発行(日曜のみ休刊)。
また毎夕17:00に【夕方発・エシカル号外】
も配信中。
創刊日:2004/10/5
【注】まぐまぐ!から受信されると、
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ますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。
本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。
本日の「短縮版」は、かなり省略して
いますが、どうぞご了承下さい。
近く、noteで公開しますが、少しでも
お役に立てば嬉しいです。
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。
空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
▼本日の目次▼
【1】
本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」で
す。
後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開
するつもりですが、いつになるかは未定です。
ただ、毎回、読者限定で、この欄で先行して
提供しています(「短縮版」は、前半だけ)。
(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています)
【2】
あなたやあなたの家族を命懸けで救う、
山田博士作品集
◆山積みの「コーヒーフレッシュ」を、
ミルクと思っているお馬鹿な人たち!
いのち運転“即実践”マニュアル第20話
【今回は、期間限定ですが、「衝撃価格」
で、お譲りします】
==================
【1】今回のタイトル
「立ち食い蕎麦(そば)」の実態から見え
る、日本の存亡危機!
~日本の農業を大事にしない、日本人労
働者を大切にしない、日本人の舌を確実
に破壊している……などの影響は、外食
業界だけに留まりません。なぜなら~
==================
(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています)
【目次(概略でもあります)】
★(第1章)
だから、人手不足だからと安易に賃金の安
い外国人に頼るような方法は、もう止める
べき。そんなことをしていれば、日本国内
の賃金は、今後も、下がるいっぽうでしょ
う。もっと、日本人に働きやすい環境を……
★(第2章)
このかたは、長野市で「手打ち蕎麦専門店」
を経営していらっしゃるようですが、いま
の日本の蕎麦事情を嘆いておられるわけで
すね。現在の輸入蕎麦のうちの75%は、
なんと中国産だったと!
★(第3章)
ところで、先述したように、外食店の場合
は、たとえ蕎麦粉が1割でも2割であって
も、堂々と「蕎麦です」……と表示をする
ことができます。だって、これ法律違反で
もなんでもありませんからね……
★
★
★
★(第1章)
だから、人手不足だからと安易に賃金の安
い外国人に頼るような方法は、もう止める
べき。そんなことをしていれば、日本国内
の賃金は、今後も、下がるいっぽうでしょ
う。もっと、日本人に働きやすい環境を……
「は~い、らっしゃ~い」
つい先日、所用があって、慌てて、あまり
行かない町へ出掛けました。
そのため、ふだんなら「小豆と大豆入りで
ゴマをまぶした、山田クン御用達の特製
おむすび」を持参するのですが、今回は仕
方ありません。
少々小腹が減ったため、駅近くの「立ち食
い蕎麦店」に突入することにしました。
まず外に置いてある自販機で、食券を求め
ます。
「へえ、ずいぶん値段が高くなったもんだ
なあ」と思いながらも、コインを投入しま
す。
まあ、いまは何でもかんでも値上げのご時
世だから、この店も厳しいのだろうなあ…
…と思いながら、食券を持って厨房へ向か
いました。
「は~い、らっしゃ~い」
冒頭で述べたように、声を掛けてくれたの
は、ベトナム人のような、若い男性です。
★★★
おっととと、ここにも外国人なんだ。
最近は、コンビニの店員サンにも外国人が
増えました。
先日なども、2店続けて、ネパール人の若い
男性が応対してくれたこともありましたしね。
「ねえ、ネパール語で、こんにちはって、
なんて言うの」
……なんて、ぼくも、ちゃっかりと、語学
勉強までさせていただきました(笑)。
こうして外国人たちと話すのは、楽しいこ
とではあります。
とくに、コンビニにいる、日本人男性の年
配者に多い、仏頂面(ぶっちょうづら)に
接していますと、こうした外国人の持つ明
るさを、ぼくは好みます。
そう言えば、とくに夜にいらっしゃる、コ
ンビニの年配店員さん(おじさんたち)は、
なぜ、あれだけもみんな無愛想なんでしょ
うね。
外国人たちに恥ずかしくなります。
どこの店に行っても、不思議に、みな同じ
「仮面」をかぶっておられるようですよ(笑)。
★★★
あのような光景を見ますと、人間は、年齢
だけで判断できないなあと、つい思ってし
まうんですね。
もちろん、年配者には、それぞれ、年配者
の抱えた苦しみがあるのは分かっているつ
もりです。
若い人と違ってね。
でも、そんなこと、年を経れば、誰にでも
あること。
だけど、それをどのように「明るく乗り越
える」ように工夫することができるか。
みんな●●人生を闘いながら生きているわ
けですね(●●は、下記の設問をご覧下さい)。
家族のこと、仕事のこと。
でも、そんな辛(つら)いことを外部には
1ミリも見せないような心配り、そして常
に他人を思って明るく振る舞うような年配
者もいらっしゃいます。
そのような人こそ、「本当の大人」だと言
えるのでしょうね。
自分のいまの思いを、そのままストレート
に自分の顔に映し出しているような年配者
を見ますと、「ああ、悲しい人生だなあ」
……と、ついつい思ってしまいます。
だから、なおさら、外国人たちの明るさを
見ると、その瞬間、ホッとするのかもしれ
ません。
★★★
ただ、それ自体はいいのですが、でも気に
なることはあります。
出入国在留管理庁によれば、日本には約170
万人の外国人が在留しているんだとか(2021
年6月末時点)。
そのうち、中国人とベトナム人で各々約4分
の1を占めて最大です。
どおりで、中国人やベトナム人に関する報道
が多いはず。
ところが、この円安ということもあり、本国
への仕送りが少なくなって、さまざまな闇
(やみ)の仕事にも手を回すようになりまし
た(もちろん、多くのかたはそうではないと
信じますが……)。
そのためか、このところ、こうした外国人の
犯罪件数が増加の一途なんですね。
同年の外国人犯罪検挙人数は約1万700人。
そのうち3分の1はベトナム人であり、中
国人が約4分の1で続いています。
★★★
だから、人手不足だからと安易に賃金の安
い外国人に頼るような方法は、もう止める
べき。
そんなことをしていれば、日本国内の賃金
は、今後も、下がるいっぽうでしょう。
もっと、日本人に働きやすい環境を作り、
いまのように、何十年も賃金を上げないと
いうような「企業城下町」は、きっぱり返
上したい。
そうしなくては、日本の企業たち自体も、早
晩、立ち行かなくなります。
だって、消費者が存在しなくなれば、誰が自
社の商品を購入するわけですか。
安い労働力を求めて外国に工場を出しても、
必ず、戦争や疫病や災害などによって、再
び日本に戻ってくるようになります。
なにしろ、日本のようにインフラが安定し
ていない国では、生産は無理なんですね。
そして平和が大前提です。
★★★
現に、いままで中国に進出した企業たちは、
どんどんと日本に戻ってくるようになりま
した。
なにしろ独裁国での企業経営は、やはりリ
スクが高いんですね。
鶴の一声で、すべてが決定しますから。
だから、ちょうどいい。
いままでのような、日本人の若者たちを
苦しめるような方法、もうきっぱり止めま
しょうよ。
そして、「立ち食い蕎麦店」の店員さんも、
コンビニの店員さんも、ファミレスの店員
さんも、みんな日本人たちになる。
そして、適正な賃金形態にして、商品価格
も、それ相応にする。
そうすれば、企業も労働者も、双方がウイ
ンウインとなり、日本の社会はもっともっ
と幸福になるはずです。
違いますか。
★★★
えっと……。
「立ち食い蕎麦店」の外国人店員さんの
声を聞いたものですから、つい、外国人
の話に、熱が入ってしまいました(笑)。
でも、こうした店をちょいとのぞくだけで
も、いまの日本の置かれたさまざまな事情
が、よく見えるものです。
今回は、この外国人が日本に入ってきてい
る以上に、外国産の蕎麦が日本国内に入っ
てきている現状。
それらについて、少し述べてみたいなと思
っております。
そのため、身近にある「立ち食い蕎麦店」
の内情を中心にして、取り上げたいなと
思っています。
そして、日本農業が置かれた問題点や、そ
の食材の危険性、そしてまた、ぼくたち日
本人の舌が壊れ、将来の日本人の存亡の危
機に至るまで、いくつか考えてみたいなと
思います。
ぜひ、この機会に、皆さんもごいっしょ
にお考え下さい。
★(第2章)
このかたは、長野市で「手打ち蕎麦専門店」
を経営していらっしゃるようですが、いま
の日本の蕎麦事情を嘆いておられるわけで
すね。現在の輸入蕎麦のうちの75%は、
なんと中国産だったと!
ある「手打ち蕎麦専門店」のオヤジのブロ
グに、こうありました。
(ブログ名「手打ちそば屋は眠れない」文
体は、少し手を入れましたが、ほぼママ)
「一茶(いっさ)の時代のように、山の上
まで真っ白になるまで、そば(蕎麦)の花
が咲き乱れるような風景は、無くなってし
まった。
今、そばの花が咲くのは、かつて米が作ら
れていた田んぼなのだ。
米も余っている時代になってしまったからね。
値段が安いからと、遠くのそばを買いに行く
のではなく、なんとか、身近で、美味しい
そばが採れるようになってもらいたいものだ」
う~むむむ。
う~むむむ。
う~むむむ。
ぼくは、この店のオヤジの気持ちが、よく
分かるような気がします。
このかたは、長野市で「手打ち蕎麦専門店」
を経営していらっしゃるようで、いまの日
本の蕎麦事情を嘆いておられるわけですね。
より良い蕎麦を、客に提供するために。
★★★
文にもあるように、江戸時代の一茶(いっ
さ)の生きた時代には、山の上にまで、白い
花が続いていたと……。
つまり、どこにでも蕎麦が育っていたわけ
ですね。
でもいま、その多くは、外国産なんです。
日本人に昔から親しい日本蕎麦を、外国か
ら輸入している。
なんとも辛(つら)い現状です。
しかも、その輸入蕎麦のうちの75%は、な
んと中国産!
これでは、このオヤジならずとも、ぼくも
心配で「夜も眠られません」(笑)。
一茶の時代のように、山の上まで、蕎麦の
白い花が続くような光景は、もう復活でき
ないのでしょうか。
現在、玄蕎麦(げんそば)の輸入量は、全
部で5万4千トン。
一位は中国で2万5千トン。
次がアメリカで、1万7千トン。
三位がロシアで、8千トン余りとなってい
るようですね。
このロシアからの輸入は、ここ数年でグン
と伸びていますが、もともと、ロシアや
東欧諸国は、蕎麦の栽培が盛んだったの
です。
★★★
ところが、最近は中国産の蕎麦も値段が高
くなり、日本の商社たちは世界を探し回り、
遠いブラジルやモンゴルあたりからも輸入
するようになってきました。
でも、そんなことより、もっと「日本国内」
に目を向けてほしい。
日本国内には空いている畑もいっぱいあり、
かつての耕作地だって、いまは荒れ放題で
す。
なぜ、このような場所を、国策として蕎麦
を大事に育てないのか。
不肖ぼくには分かりません。
いまの「手打ち蕎麦専門店」のオヤジも、
国産蕎麦の復活を心から願っているようで
すよ。
★★★
まず、一番多い中国からの輸入問題。
ぼくは、いつも述べていますが、なぜ、よ
りによって中国から蕎麦を輸入するのか。
本当に疑問に思っています。
まあ米とは違いますが、それでも日本人が
昔から主食のようにして親しんできた蕎麦。
この大切な食材を、なぜ、わざわざ中国か
ら輸入するのでしょうか。
この国は、自分が儲かることであれば、な
んでもします。
民主国家のように、選挙で選ばれた為政者
(いせいしゃ)が存在しないわけですから、
どんなことでも鶴の一声で決定されるわけ
ですね。
いままで、どれだけ、そのために振り回さ
れてきたことか。
そして、中国国内では、互いが互いを非難
しあって、けっして自分の非を認めようと
しない。
たとえ失敗しても、謝(あやま)ったら負け
だと思っているわけですね。
★★★
その点、日本の文化とは180度異なってい
ます。
まあ、最近は、日本でも中国の影響からか、
同様のような行動をする人がふえましたけ
ど、基本は異なっています。
でも、昔は中国も、もっと大人の国だった
ような気がしていましたが、当時の中国人
たちは、どこへ消えてしまったのでしょう。
独裁者が、自分の都合のいい人間ばかりで
身の回りを固めてしまったのかもしれませ
ん。
まあ、他国のことについては、ぼくたちが
何を言っても始まりませんから、そのあた
りにしておきますが、もし選挙制度が存在
して、いつも民意を聞くような国になれば、
ぼくも、そうそう中国については何も言い
ません。
★★★
ところが、戦後の中国の歴史を見ています
と、それとは反対の方向へ大きく舵(か
じ)を切っており、ますますその速度が速
まっています。
そのため、もし日本が付き合うときでも、
日本人の食べる農産物だけはけっして輸入
をしない。
そう決めるべきです。
だって、そのような国で作られた農産物を
胃袋に入れるようになれば、ぼくたち日本
民族は、完全に滅亡してしまいますからね。
そうそう、いつぞやも、中国からインドネ
シアに輸出された「米」にプラスチックが
大量に混じっていたことがありましたね。
いや、これは、たまたま混入したのじゃ
ないのです。
最初から、意図的に米の形に似せたプラス
チックを米に混ぜて輸出していた!
もう、口をアングリです。
★★★
つまり、ビニール管などに使うポリ塩化
ビニール(PVC)を使って、「米粒状に
成型されていた」というわけです。
このPVCは、食品中に溶け出した場合、
生殖機能に悪影響を与えるとの懸念が、
かなり以前から指摘されております。
でも、その影響なんかよりも、プラスチ
ックを「米粒状に成型」して混入するなん
て、そんなことをする国があるってこと。
そんなこと、誰が想像できますか。
そのため、当時のインドネシア国内では
大騒動になりました。
そりゃそうでしょう。
主食の米に似せた「プラスチック米」を、
平気で混ぜるという感覚。
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