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●完全版:10/31(月)◆現在の「割り箸」は、9割以上が中国製の汚染箸です。日本製は間伐材を使っていますが、中国では…

(上記写真:環境イノベーション情報機構。さまざまな薬品
を使って製造される中国製「割り箸」)



難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。

  



◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2022年10月31日(月)号

No.4463

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。



本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。

本日の「短縮版」は、省略しています。



やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。




▼本日の目次▼

【1】

本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」で
す。

後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開
するつもりですが、いつになるかは未定です。
ただ、読者限定で、この欄で先行して提供し
ています(「短縮版」は、前半だけです)。

(隔週月曜日に、この欄で発表しています)




==================

【1】今回のタイトル

現在の「割り箸」は、9割以上が中国製の
汚染箸です。日本製は間伐材を使っていま
すが、中国では自然を破壊し、製造工場で
の強毒な薬品使用が非常に危惧されます!

~漂白剤や防カビ剤などの使用実態は、誰
にも見えません。でも、日本での検出値は、
ほら、しっかり出ていますぞ~

==================


(隔週月曜日に、この欄で発表しています)



【目次】

★(第1章)

「若狭塗り箸」の文化と、「使い捨て割り箸」
の実態。いまの中国での「割り箸」の製造方
法では、自然を壊し、人間を壊します……

★(第2章)

いま、日本国内では、年間「200億膳(ぜん)」
の「割り箸」が使われていると言います。で
も、じつは、その97%は海外から輸入され
たもの。しかも、その「ほとんどが中国製」
なんですね……

★(第3章)

この「二酸化硫黄」は、かなり刺激臭があり
ます。そのため、目やのどを強く刺激して、
気体を吸い込んだりした場合は、「ぜんそ
く」の引き金になるとも言われています……








★(第1章)

「若狭塗り箸」の文化と、「使い捨て割り箸」
の実態。いまの中国での「割り箸」の製造方
法では、自然を壊し、人間を壊します……



お箸(はし)と言えばねえ(またまた余談
が混ざってきそうな雰囲気)。

皆さん、「若狭塗り箸(わかさぬりばし)」
って、知っています?

じつは、ぼくの故郷は、日本国内で、国産
塗り箸のシェア80%を誇っているんです。

故郷は、北近畿にある福井県の小浜(おば
ま)市なんですが、日本に出回っている多
くの塗り箸は、ここ小浜で作られているん
ですね。

きっと、皆さんも、いままでに一度は、こ
の豪華な「若狭塗り箸」をお使いになった
ことがあるのじゃないかなあ(下記に写真)。

写真→ https://bit.ly/3NlpFR5

これらのお箸は1万円前後しますが、一度
使い始めたら、この優雅さ、美しさに、も
うウットリして、一生、手放せなくなりま
す。

★★★

ぼくは、以前、小浜のある業者さんからプ
レゼントされた「my箸」を、いまだに持
ち歩いております。

布袋に入ったもので、二つに分解される豪
華な「若狭塗り箸」です。

でも、内緒なんですけどね。

ぼくの実家には、こういう高価な「若狭塗
り箸」など、台所の引き出しのあちらこち
らに、いくつも無造作に転(ころ)がって
おります。はい(笑)。

なにしろ、ぼくなど、その価値が分から
ない。

まさしく、「ネコに小判」……なんですね
(ネコさん、ごめん)。

でも、その素敵さは、分かります。

★★★

この「若狭塗り箸」は、江戸時代初期に、
小浜藩の御用職人たちが、美しい海底の様
子を図案化して考案したのが最初だと言わ
れております。

小浜は、海の美しい場所ですからね(ぼく
は子どものころ、実家からすぐのその海で、
いつも泳いでいました。海の底が綺麗でし
たね)。

この「若狭塗り箸」は、卵の殻(から)や
貝殻、それに松の葉などで模様を作って、
その上に漆(うるし)を塗り重ねて研(と)
いで作られます。

これは、水や熱に強いんですね。

そのため、とくに「若狭塗り箸」として普
及して、現代まで残り続けているわけ。

この「若狭塗り箸」は、基本的には職人1
人がすべての工程を行います。

そのため、各職人の「個性」が出やすいの
が魅力かもしれませんね。

もちろん、お箸だけじゃなく、重箱(じゅ
うばこ)などの容器にも使われており、身
の回りに置いておくだけで、気持ちが豪華
になれます(笑)。

★★★

ぼくなど、ガキのころから、この「若狭塗
り箸」を左右に振り回しながら、がさつに
食事をしていました(そう、まさしくネコ
に小判、いや山田クンに小判。笑)。

だけど、過去に、こうした立派なお箸が、
日本に存在していたからこそ、それにあわ
せた「●●文化」が、「美しく発展した」と
も言えます(●●は、下記の設問をご覧下
さい)。

違いますか。

いかに、料理が素晴らしくても、毎回手に
持つ箸が、「割り箸」のようなザラッとし
た安っぽいものであれば、いまのような
世界に誇る優雅な「和食文化」は、けっ
して完成しなかったと思います。

だって、「割り箸」は、使い捨てです。
そのときだけ、間に合わせればいい。

その気持ちが心を「貧しく」させます。

そのような「使い捨て文化」は、先祖サン
たちが大事に育ててきた日本文化に馴染み
ません。

★★★

そして、後述しますが、過去に言われてい
た現実とは逆に、この「割り箸」は、地球
の環境を「確実に」壊します。

いや、それどころか、猛毒な薬品のために
体さえ壊します。

ちょっと考えてみて下さい。

なぜ、「割り箸」は、あれほど「白い色」を
しているのでしょう(笑)。

下記のような現実が、だんだん分かってき
ましたぞ。

ささささ、どうぞご覧下さい。

それは……。




★(第2章)

いま、日本国内では、年間「200億膳(ぜん)」
の「割り箸」が使われていると言います。で
も、じつは、その97%は海外から輸入され
たもの。しかも、その「ほとんどが中国製」
なんですね……



「お客さま、お箸、おつけしますかあ」

ぼくはコンビニで弁当などを買った体験が
一度もありません。

でも、周囲の客たちの様子をジッと見るの
は、昔から好きです(笑)。

彼らたちを眺めていますと、店員さんから
レジでそう言われれば、反射的に、「お願
いします」と、答えている人が、なんと多
いことか。

まあ、誰でもそう聞かれれば、深く考えず、
うなずいてしまいますよね。

でも、店員さんの言う、そのお箸とは、ま
さか、先述した「若狭塗り箸」じゃないで
すよね(もし、「若狭塗り箸」が出てきたら、
面白い。笑)。

お客たちは、そのとき、自分の頭の中で、
ちょっぴりでも、この「割り箸」が中国
から輸入された「汚染箸」であることを
考えたことなど、あるのでしょうか。

まあ、普通は、無いですよねえ。

★★★

日本は「木の文化」を持つ国です。

しかも、いま述べているこの「割り箸」を
発明した、いわば「割り箸文化」を持った、
世界でも希有な(けう。珍しい)国なんで
すね。

この「割り箸」の歴史はとても古いと言わ
れております。

なんと「南北朝時代」(14世紀の半ばから
末ごろまで)にさかのぼるんですね。

吉野杉で有名な奈良の吉野で、後醍醐(ご
だいご)天皇に、杉の木を削ったお箸を献
上したのが始まりだったとも。

いずれにしても、かなり昔から、日本人の
先祖サンたちは、このお箸を使って、眼を
細めながら、嬉しい食事をしてきたわけな
のでしょう。

日本人の指先が、いまでも世界の国では非
常に器用であるのも、お箸を使ってきたせ
いかもしれません(いまの若いかたは、ち
ょっと……。笑)。

★★★

まあ、実際に庶民たちが使い始めたのは、江
戸時代の寛政12年(1800年)ごろだと言わ
れていますが、いまでは、ぼくたちの周囲に
溢(あふ)れています。

でも、だからこそ、この「割り箸」の内容に
ついては、日本人全体の健康のためにも、も
っともっと深く考える必要があるかもしれま
せん。

だって、過去といまとは、大きく異なってい
ますから。

それなのに、いつも料理の内容には十分気
を遣(つか)っている人たちが、直接口に
運ぶ肝腎(かんじん)のお箸が「汚染箸」
であっても、何も言わないのは何とも滑稽
(こっけい)です。

まあ、「汚染箸」……だなんて言うと、ちょ
っと大げさかもしれません。

ただ、現在、日本に出回っている「割り箸」
の多くは日本製じゃなく、外国製なんです。

★★★

いま、日本国内では、年間「200億膳(ぜん)」
の「割り箸」が使われていると言います。

でも、じつは、その97%は海外から輸入さ
れたもの。

しかも、その「ほとんどが中国製」なんです
ね。

いやいや、相手先が、たとえ中国であっても
ロシアであっても北朝鮮であっても韓国であ
っても、どこの国であっても、ぼくは否定は
しません。

でも、外国から、とくに健康を左右する商品
を輸入する場合は、その国の過去の実績や現
実を見るしか、安全性を知る手がかりがあり
ません。

そうですよね。

まさか、一つひとつ、その都度、その国へ飛
んで行って、その様子を確かめるわけにはい
きませんし(笑)。

★★★

そうしますと、中国から、直接口に入れる「割
り箸」のほとんどを輸入している現実に、大
きな危惧を感じます。

それは、ぼくだけじゃないでしょう。

2008年には、中国製の冷凍餃子事件……もあ
りました。

ちなみに、この事件を起こした被告は、2014
年に、「無期懲役」の判決を言い渡されてい
ます。

つまり、中国国内でさえも、それほど衝撃的
な事件だったのでしょうね。

でも、なぜ、日本国内に出回っている「割り
箸」のほとんどが中国製なのでしょうか。

日本発祥の「割り箸」が、なぜ中国輸入な
のか。

★★★

じつは、いままで国産の「割り箸」を使って
きた日本では、環境破壊など起こりえません
でした。

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