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●完全版:4/18(月)◆どしゃ降りの「農薬シャワー」に、収穫後、何度もさらされるアメリカ産柑橘(かんきつ)類の実態

【注】
下記の文章は、前半のみですが、もし100%掲載の「完全版」
をご希望のかたは、ご連絡下さい。毎回、後半部分が、真髄です。
山田の熱い思いが綴られています。

難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。



◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2022年4月18日(月)号

No.4300

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。


「完全版」は、100%掲載しています。
「短縮版」は、短縮にしています。



★お知らせ★

~本誌は本日、第4300号を迎えました!~

冒頭のヘッドをご覧のとおり、本日で、こ
のメルマガ「暮しの赤信号」も、創刊以来、
第4300号……を迎えました。

この「4300」だなんていう数字を見るだけ
で、、もうクラクラです。

読者の皆さんには、ただただ感謝。

思い返せば……(と、またまた長くなりそ
うなので、早めに引っ込みます。笑)

今後とも、どうぞ、ご贔屓(ひいき)に。

取り急ぎ、お礼のみにて。

(山田)



やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。



▼本日の目次▼

【1】

本日は、完成ホヤホヤの、新作原稿です。
(隔週月曜日に発表いたします)

後日、いつになるかは不明ですが、「社会
の裏側!」の新巻として公開する予定。

今回のタイトル
↓↓↓

どしゃ降りの「農薬シャワー」に、収穫後、
何度もさらされる米国産レモンの実態!




==================

【1】

本日は、完成ホヤホヤの、新作原稿です。
(隔週月曜日に発表いたします)

後日、いつになるかは不明ですが、「社会
の裏側!」の新巻として公開する予定。

~本日の「短縮版」のほうでは、前半だけ
を掲載しておりますので、ご了承下さい~

==================



今回のタイトル
↓ ↓ ↓
__________________

どしゃ降りの「農薬シャワー」に、収穫後、
何度もさらされる米国産レモンの実態!

~果実100%濃縮ジュースには、何が「濃
縮」されているのでしょうか。ポストハー
ベスト農薬の毒性と実態を知れば、ジュー
ススタンドに立ち寄れなくなりますよね~

__________________


【目次】……と言うより、レジメのように
内容を記載しておりますので、これだけで、
およその概要が分かるかと思います。

★(第1章)

ところで、とくに日本の女性サンたちに、
お尋ねします(キリッと、向きを変えて)。
どうして皆さんたちは、企業たちの餌食
(えじき)になるのが、そんなにお好きな
んです? え?(笑)……

★(第2章)

アメリカからの、こうした度々の圧力に日本
は折れて、使用禁止だったその有毒な農薬を、
今度は、なんと「食品添加物」という名前に
変更して「認可してしまった」わけですね。
これは酷(ひど)かった……

★(第3章)

こういう事実を知ろうともせずに、自分の
可愛い子どもたちにジューススタンドなど
で飲ませている若い親たちは、もう「児童
虐待」だと言っていいのじゃありませんか…

★(第4章)

ぼくは、あまり柑橘類は食べないのですが、
もしいただくのなら、必ず「国産の柑橘類」
にすること。「国産もの」には、もちろん、
「ポストハーベスト農薬」は禁止されてい
ますからね。そのほかとしては……





★(第1章)

ところで、とくに日本の女性サンたちに、
お尋ねします(キリッと、向きを変えて)。
どうして皆さんたちは、企業たちの餌食
(えじき)になるのが、そんなにお好きな
んです? え?(笑)……



アメリカのカリフォルニアは、いつも、雨
が少ないのだとか。

統計によれば、サンフランシスコは、東京
の、なんと約3分の1しか降雨量がありま
せん。

でも、不思議なことに、ある場所では、「ど
しゃ降りの雨」が、今日も降り注いでおり
ます。

そう、レモンなどの果物類には、どしゃ降
りの「農薬雨」が、これでもか、それでも
か……とばかりに降り注いでいるわけです
ね。

しかも、日本とは異なり、「収穫したあと」
に、たっぷりと……(これが大問題)。

まあ、それを知らないのは、日本の消費者
ばかりなのかなあ。

ところで、とくに日本の女性サンたちに、
お尋ねします(キリッと、向きを変えて)。

★★★

どうして皆さんたちは、企業たちの餌食
(えじき)になるのが、そんなにお好きな
んです? え?(笑)。

確かに、男たちのように、アルコールを飲
んで居酒屋でくだを巻いたり、苦虫(にが
むし)をかみつぶしたような顔をしてコー
ヒーを飲んだりするのがお好きでないこと
は、分かります。

でも、なぜ、それらの代わりとして、外国
から輸入されるポストハーベスト(収穫後
の農薬処理)たっぷりの濃縮ジュースに、
飛び付かれるのでしょうか。

あるいは、衝撃農薬が、皮に多量まぶされ
ている、輪切りレモン(輸入)のスライス
を、紅茶に浮かべて飲まれるのか。

ぼくには、それが分からない。

アルコールやコーヒーが嫌いと言うなら、
自分の大好きな美味しい日本茶を、自宅で
マイポットに入れて持ち運べばいいじゃあ
りませんか。

ワケの分からない「輸入ジュース」などよ
り、ずっといい。

★★★

ぼくの自宅近くのSC(ショッピングセン
ター)の中に、「ジューススタンド」があ
ります。

派手な色をした、いかにも健康そうな明る
い店の、ジュースなどを受け渡しする窓口
に、小さな子どもたちが、群がっています。

あの可愛い両手をそこに上げ、背伸びしな
がら、店員さんの動作をのぞき込んでいま
す。

いやあ、何度見ても、可愛い光景ですなあ。

ぼくなど、いつも、この子どもたちの後ろ
姿に見とれております(そのため、つい前
から来た人に突っ込んでしまい、頭を下げ
ているのですが……)。

★★★

確かに、一見、ほのぼのとした光景。

そして、子どもたちの後ろでは、ジュース
が出来上がるのをニコニコしながら待って
いる、若い親たち。

子どもと同じく、その可愛い女性店員さん
たちは(可愛いは余計ですね。スミマセン)
おそらくアルバイトでしょう。

彼女たちは、自分がいま作っているジュー
スなるものの中身など、知るよしもあり
ません。

その時間にそこにいれば、お給料がもらえ
るだけですから、客に渡す中身が、「たと
え毒物」であっても怪物であっても、自分
の責任ではありませんしね。

そうですよね。

そして、子どもたちの親も、その中身など、
何も知らない。

★★★

すると、誰が、この「ジュースなるものの
中身」の安全性を知っているのです?

もし何かあれば、誰がその責任を取ってく
れるのです?

そのあたり、考えてみたこと、あります?

政府?

トンデモナイ。

その逆に、輸入先のアメリカから強い圧力
をかけられたため、強毒なクスリを国民に
無理に飲ませる方向に動いてしまいました。

いわば、「ぼくたち日本人の●●を、平気で
アメリカに売り渡してしまった」わけです
ね(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

そのため、今後は、ぼくたちが、自分の食
べるものや飲むものの中身を「自分自身で
知る努力」をする必要があります。

そうしなければ、今回の「新型コロナウイ
ルス」のように、解決策も何も知らされず、
行動を制限されて、毎日を右往左往(うお
うさおう)させられることになります。

いつの時代でも、いつの社会でも、どこの
国でも、世の中とは、そういうものです。

★★★

たとえば、中国では、この「新型コロナウ
イルス」のために、いま上海(しゃんはい)
を始め、まさに、そういう現実になってい
ます。

なんと、町全体をロックアウトし、市民た
ちを家に閉じこめ、食べものも与えず、市
民たちが餓死したり自殺などの行動に走っ
ているのだとか。

そしてその事態が、いまや上海だけじゃな
く、中国全土に広がっているのだとか(20
22/04/17の時点です)。

もちろん、日本のマスコミたちは、こうし
た中国に不利な報道は、まったくしません。

なぜこれだけ、毎度毎度、中国に忖度(そ
んたく)するのでしょうね(笑)。

不利な報道は、ほとんどしない。

何とも不思議です(まあ、その理由は分か
っていますが……)。

中国の現実を見れば、日本の未来も想像で
きます。

「ロシア軍によるウクライナ侵攻」を見る
までもなく、平和は、一瞬にして崩れます
からね。

いずれにしても、国やマスコミに頼らず、
ふだんから、自分自身で「本当の情報を
得る努力」をしてほしいなと思っていま
す。

情報過多のいまの時代こそ、本当にそう
思っています。

★★★

ところで、今回のタイトルにも挙げました
ように、果実100%濃縮ジュースには、
いったい「何が」濃縮……されているので
しょう。

じつは、ぼくはこの件について、ずっと若
いころに(いまも若いつもりですっ。笑)、
ぼくがその当時発行していた小冊子版「暮
しの赤信号」で、大きく取り上げたことが
あるのです。

ちょうどそのころに、ある事件が起こった
のですが、いまから思えば、まさに当時、
ぼくはその歴史的な渦中(かちゅう)に
いたのでした。

不思議ですよね。

ちょうど、ぼくが社会的に動きだそうとし
ていたそのときに、そのような事件が起こ
ったのです。

でも、いまから振り返れば、いま問題にな
っているすべてのことが、ぼくの当時が
スタート時点だったように思います。

なぜなら、あの大戦が終わり30年ほどが
経ち、社会が良くも悪くもダイナミックに
動き出したった当時が、それらの大きな曲
がり角だったのかもしれません。

さまざまな社会問題が、各所で噴出して
いました。

★★★

ぼくは、当時、まだまだ若造で、まさにそ
の最中(さなか)にあって社会も何も知ら
ず、全国をウロウロ、チョロチョロと、ま
るでネズミのように、走り回っていました。

未熟なぼくは、まさに、動きながら考えて
いたのです。

だって、動かなければ、何も変わりません
し。

オカネも知識も体験も名声も何も無いぼく
は、体力だけは人一倍あったため、まず、
行動ありきでした……(笑)。

そのころ。

あれは、1975年でしたか。

ちょうど、ぼくがまさに、小冊子版「暮し
の赤信号」を創刊するために、飛び回って
いた時期でした(創刊年は、1975年)。

その年に、アメリカから輸入された柑橘
(かんきつ)類から、OPPとTBZが検
出されたんですね。

★★★

これは当時の新聞でも、トップ記事になっ
たような記憶があります。

「OPP」……とは、オルトフェニルフェ
ノールのことで、殺菌剤・防カビ剤の一種。

「TBZ」……とは、チアベンダゾールの
ことで、防カビ剤の1種です。

現在とは異なり、多くの国民が、それらの
深刻な事実を「マスコミによって」知らさ
れていました。

いまは、情報過多という名前の中で、大事
な情報が埋もれてしまったり、外国に忖度
したりしていますけれどね。

皆さん、スマホなどで、自分が知っている
小さな世界に浸(ひた)っていてはダメ
ですよ。

自分で検索するにしてもキィワードさえ知
らなければ、どうすることもできません。

一生、「大切な世界」にまったく触れずに
過ごして、不幸な人生を送ることになり
ますからね(笑)。

★★★

ところで、当時、大事件だったこれらの
「ポストハーベスト農薬」は、その後、
いったい、どうなったのでしょうね。

ぼくは、先述した「ジューススタンド」を
のぞく子どもたちの光景を眺めるたびに、
その思いを強くしております。

あの可愛い女性店員さん……おっと違った、
あの可愛い子どもさんたちのために、ね。



★(第2章)

アメリカからの、こうした度々の圧力に日本
は折れて、使用禁止だったその有毒な農薬を、
今度は、なんと「食品添加物」という名前に
変更して「認可してしまった」わけですね。
これは酷(ひど)かった……



じつは、当時、それらの「OPP」や「T
BZ」が見つかったとき、当時の厚生省は、
いまとは違って素早く、摘発(てきはつ)を
しました。

ところが、当時のアメリカ大統領が、日本
の首相に、強力にたびたび圧力をかけた。

つまり、アメリカ産の柑橘類を日本に輸出し
なければ、アメリカの農民たちの支持が得ら
れなくなります。

そうなると、彼らの選挙が危ない。

アメリカからの、こうした度々の圧力に日本
は折れて、使用禁止だったその有毒な農薬を、
今度は、なんと「食品添加物」という名前に
変更して「認可してしまった」わけですね。

これは酷(ひど)かった……。

なぜ、アメリカの大統領が自国の農民たちの
支持を得るために、日本国民全員が「健康犠
牲」を受けることになるわけです?

★★★

誰が考えてもおかしいことを、日本の政府は
国民にも諮(はか)らず、きっぱりと実行に
移したのです。

そのため、当時若かったぼくは、怒りに燃
えて、すぐに行動に移ります。

そして、あの小冊子版「暮しの赤信号」で
も取り上げて、読者に喚起(かんき)しま
した。

いやあ、当時(のぼく)が懐かしいなあ。

だって、それまでは違法だったのに、無理
矢理「合法」としてしまい、毒レモン、毒
グレープフルーツなどを、市場に流通させ
てしまったわけですから。

驚きです。

そして、そのまま、現在にまで至ってしま
いました。

先ほどのジューススタンドには、今日も、
子どもや女性たちが群がっております。

★★★

まあ、ぼくは、そのジュースなるものは、
その中身を知っていることもあり、過去、
あまり口にしたことはありません。

でも、何も知らない女性たちは、今日も、
その毒物の濃縮した「100%ジュースなる
もの」を飲んでいる。

とくに女性たちが被害を受ければ、彼女た
ちが将来生んだり育てたりする子どもたち
への影響がどうなるのか。

ぼくは本当に心配しております。

その心配をし続けて、もうン十年も経って
しまいました(年を取るのは、本当に早い)。

そのためもあり、今回、改めて、この問題
を考えたいなと思った次第です。

これから、季節も暑くなり、このジュース
なるものも、子どもも含め、多くのかたに
飲まれることになるでしょうしね。

★★★

さて、こうした柑橘類には、ビタミンCが
たっぷり含まれているんだということで、
さぞや健康には良いと思っているかたも
多いのじゃありませんか。

ところが、その実態は、オレンジやレモン
やグレープフルーツなどすべてに、ぼく
たちの常識ではとても考えられないほど
の量の「衝撃農薬」が塗られております。

どれだけ、マスコミたちが「空前のレモン
ブーム」……だとかナントカ騒いでも、
輸入レモンにだけは近寄らないようにしま
しょう(後述しますが、国産の柑橘類には、
いま述べているような「ポストハーベスト
農薬」は使われておりません)。

日本のレモンの自給率は2014年時点で
わずか2.99%。

そのため、身の回りにあるレモンのほとん
どが、海外から輸入されているものです。

とくに、カフェなどの外食店で使われるレ
モンは、価格の点からも、その多くは輸入
レモンでしょう。

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