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●完全版:9/19(月)◆キリン・トロピカーナ「100%メロンテイスト」の偽造事件は、じつは「香料問題」なんです(写真は、日本テレビで放映されたものです。現在は、このパッケージは変更されていますが、呆れますよね)

難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。


◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2022年9月19日(月)号

No.4427

毎朝、早朝5時、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。




★お知らせ

先日の下記の号外は、もうご覧になりまし
た?

9/20(火)が締切日となっております。
奮ってご参加下さい。
準備万端で、お待ちしています(笑)。

●号外!山田博士です。大人気の日本健康
づくり大学「講師」養成セミナー第20期
生を募集します!修了者に「講師資格証」
を授与
→ https://bit.ly/3ePONC7

すでに締切日が終了している場合は、次回
までお待ち下さい。次回がいつになるかは、
当事務局までお問い合わせ下さればと思い
ます。毎回、大人気です。
事務局→ http://goo.gl/t12Yx







本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。

本日の「短縮版」は、省略しています。
でも、人生のヒントになれば嬉しいです。




やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。



▼本日の目次▼

【1】

本日は、公開前の、電子書籍「社会の裏側!」
の新作原稿です。後日、公開する予定。

(隔週月曜日に、本邦初、ここで発表してい
ます)

今回のタイトル
↓↓↓

キリン・トロピカーナ「100%メロンテイ
スト」の偽造事件は、じつは「香料問題」
なんです!





==================

【1】

本日は、公開前の、電子書籍「社会の裏側!」
の新作原稿です。後日、公開する予定。

(隔週月曜日に、本邦初、ここで発表して
います)

~本日の「短縮版」のほうは、前半だけを
掲載しておりますので、ご了承下さい~

==================



今回のタイトル
↓ ↓ ↓
__________________

キリン・トロピカーナ「100%メロンテイ
スト」の偽造事件は、じつは「香料問題」
なんです!

~以前に、静かに「香り殺人」が広がって
いますと述べましたが、まさに、今回の事
件もそうでしょうね。この「香料」次第で、
どんな人も……コロリとなります~

__________________





【目次】……と言うより、レジメのように
内容を記載しておりますので、これだけで、
およその概要が分かるかと思います。

★(第1章)

いまや、日本の企業たちの商人道は、地に
堕(お)ちました。日本では、現在大企業
と言われる会社こそが、率先して卑怯な行
為をするようになったんですね。そしてそ
れこそが、企業経営だと勘違いして……

★(第2章)

たとえ自分の飲んだ「メロンジュース」が
元は水であったとしても、その香りがメロ
ンであれば、誰も文句を言わない。だから、
ぼくたちも学び、「本当の消費者」になら
なくては、企業も「本当の企業」になれな
いんです……

★(第3章)

現在、「香料」に使われる物質は500種
類以上だと言われています。でも、その真
実は闇の中なんですね。これほどアレルギ
ーの原因物質だと言われているのに、規制
がない。いったい誰の圧力なんでしょうね……







★(第1章)

いまや、日本の企業たちの商人道は、地に
堕(お)ちました。日本では、現在大企業
と言われる会社こそが、率先して卑怯な行
為をするようになったんですね。そしてそ
れこそが、企業経営だと勘違いして……





ぼくはねえ。

自慢じゃないのですが、鼻・嗅覚(きゅう
かく)が、ほかの人よりいいんです(笑)。

誰です?

まるで、山田サン、ワン君みたいじゃない
のお、っておっしゃっているのは。

でも、子どものころから、たくさんのワン
君たちといっしょに遊び、寝ころび、育っ
てきたせいか、彼らの行動が自然と身につ
いたのかもしれません。

だって、彼らにエサをやるとき、彼らは、
そばにどれだけ信頼している相手がいても
(まあ、ぼくのような小さな子どもなど、
彼らは相手にしていなかったとは思います
が)、必ず、差し出されたエサを食べる前
に、スッと鼻を寄せます。

必ずです。

いや、くっつけます。

【注】

ところで、先に述べておきますが、今回述
べる事件の裏には、ぼくは「香料」の問題
が存在しているように思っております。

「香り殺人」ついて以前にも述べましたが、
やはりこの問題は深刻でした。
それについては、後半で、詳しく述べます。

もし今回、「香料」の存在がなければ、こ
れほどの事件に発展しなかったはずです。

★★★

そして、ワン君たちは、思いっきりその香
りを嗅いで、うなづき、それが自分という
生きものに適している内容なのかどうか、
しっかり確認してから、おもむろに口に入
れるんですね。

もしそれが自分に合っていないとなれば、い
かにぼくがそばで嬉しそうな顔をして見てい
ても、ガンとして口を開けません(笑)。

それはそれは、見事なものです。

いつだったか冗談で、親父の食卓に載って
いたビールをちょいと失敬してお皿に入れ、
彼らの前に差し出してみたのですが、ちょ
いと匂いを嗅いで、そのままです。

まあ、当然ですよね。

ビールに浸した指を口先に持っていっても、
口を開けませんでした。

本能で、自分にとっては、それが異物だとい
うことが分かっているのでしょう。

★★★

いままで、何匹かのワン君といっしょに暮
らしてきましたが、みんながみんな、そう
だったなあ(そう言えば、彼ら、いまごろ
天国でどうしているかしらん。神さまとい
っしょに雲の上を走り回っているのかしら
ん……と、フッと空を見上げるしぐさ)。

ぼくは、彼らの行動をいつも近くで見てい
たこともあり、食べる前に、料理の載って
いる皿に、いつもスッと鼻を近づけます。

もちろん、そのように鼻を近づけて匂いを
嗅いだとしても、ワン君たちとぼくとは、
ココが違いますので(頭を指さす)、ぼく
の鼻のチカラだけでは、毒物を見分けるな
んていうことはできません。

でも、それでも、料理の匂いは、必ず嗅ぎ
ます。

いつもそうしているうちに、だんだんと、
その違いが分かるわけですね。

★★★

新しいものなのか、古いものなのか。
ヒトの口に入れるべきものなのか。
日本人の食べるべきものなのか。

それらが、だんだんと分かるようになり
ます。

そういう意味で、ぼくは天国の彼らに感
謝しなくてはなりません。

でも、ワン君とは違って、ぼくと同類の、
「ヒト(ひと)さま」はどうのかと言えば
……(笑)。

もうご存じのとおり。

多くのかたは「頭で」食べていらっしゃる。

おっととと。
実際に食べるのは口ですよ(笑)。

でも、食品を購入したり食べたりするとき、
その「食品の中身」より、それが大企業の
製品だからとか、大手のレストランのメニ
ュだからとか、それで選んでいませんか。

つまり、頭で考えて食べている。

いかがです?

★★★

ワン君たちは、「●●」だとか、そんな
どうでもいいことは、1ミリも考えませ
ん(●●は、下記の設問をご覧下さい)。

自分の体に合うかどうかだけ、考えている
わけですね。

でも、ぼくたちは、まず、どんな企業なの
かを考えます。

もちろん、それは、いいことです。

だって、どこの「馬の骨か分からない」と
ころが作った食べものには、ちょっと距離
を置きますしね(笑)。

ましてや海の向こうの「中国や韓国」。

安全性が担保されていない、そのような国
で生産したり関係したものについては、や
はりいまの多くの日本国民は、注意する
ようになりました。

それはいいことです。

★★★

でも、それじゃ日本の、しかも大企業たち
が作った食べものは、どうなのか。

盛んに広告をし、誰もが名前を知っている
それらの食品企業の製品はどうなのか。

まさか、同じ日本人なのだから、そうそう
おかしな商品を売るはずがない。

まさか偽装までして、そんな商品を作るは
ずがない。

みんなそう思っているのじゃないですか。

ところが、トンデモナイ(笑)。

いまや、日本の企業たちの商人道は、地に堕
(お)ちました。

日本では、現在大企業と言われる会社が、 
率先して卑怯(ひきょう)な行為をするよう
になったんですね。

★★★

あとでも述べますが、ぼくはいまこそ、企
業の全経営者たちは、「社会に貢献する経
営学」……を、実践すべきだと思うんです。

これはけっして書生気質(しょせいかたぎ)
じゃなく、明治時代には、現実に、そのよ
うな経営者がしっかり存在していました。

そして彼らが、そのあとの日本を近代化に
向かわせて、日本を、世界に冠たる先進国
の一つにまで導いたわけです(いまは、ち
ょっと心配なところも多々ありますが)。

そう、儲けだけではダメ。
商売だけではダメ。

そこに倫理観が「絶対に」必要だということ
を、明治時代の先人たちは知っていたわけ
ですね。

そのような内容が書かれた本も、いまに至
るまで残っております。

それが無ければ、いまの「中国や韓国」の
ようになります。

ただただ、儲けだけを考えて突っ走る企業
など、誰も尊敬などしないんですね。

そして、消費者が離れてしまえば、企業自
体も続かない。

★★★

基礎技術を、しっかり研究し、育てること。

でも、いまの日本企業は、悲しいかな、そ
れらをおろそかにしている感があります。

過去、それらを大切にしてきた日本企業た
ちが、「中国や韓国」に価格の面で追いつ
かれるため、彼らと同じ土俵に降りて、
勝負しようとしている。

でも、そんなことをすれば、企業自体の存
続はあり得ません。

今回のこの事件を見ていて、つくづくそう
思ったものです。

いまの日本企業を見ていますと、いかにし
て、「消費者を騙(だま)すか」に全力を
投入しているように見えるんですね。

悲しいですが、そうです。

★★★

少しでも上手に世渡りをし、社内競争に勝
利しよう。

そして、自分には能力も道徳心も低いこと
が分かっているのに、ただ単に会社を運営
するという「サラリーマン経営陣」ばかり
が跋扈(ばっこ)する企業社会。

もう止めましょうよ、そのような企業のあ
り方は……。

そのような経営者には、きっぱりと退陣し
ていただき、もっと日本全体、いや世界全
体の「幸せを考える人」が、日本の企業
を運営したい。

そのような時代を作ろうじゃありませんか。

そして、子どものころから、そのような学
校教育を、日本でもすべきです。

★★★

それこそが、第一次産業、第二次産業、第
三次産業いかんにかかわらず、今後の日本
の生き延びる唯一の方法だと、ぼくは思っ
ています

どこかの新しい国とは異なり、日本には、
これだけも伝統があり、しかも優秀な文化
や技術などが、基礎にあるのですから。

そうした企業経営が、どんどんと日本に広
がれば、もう鬼に金棒です(笑)。

最近、日本国内で不祥事が多すぎるために、
いま述べたようなことを考えていた矢先、
今回の事件が起こりました。

そう、『キリン・トロピカーナ「100%メロ
ンテイスト」の2%偽装事件』。

もうぼくなど、恥ずかしくって、どこかに
穴を掘ってお尻だけ差し込みたい気持ちに
なったほど(頭を入れるのは苦しいし……。
笑)。

★★★

下記で、その現状と、そのウラにどのよう
な背景があるのか、ぜひ知っておいて下さい。

そうすれば、今後、相次ぐであろう、同様の
事件に対処できます。

間違いなく対処できます。

さて、何が起こったのかと言いますと……。



★(第2章)

たとえ自分の飲んだ「メロンジュース」が
元は水であったとしても、その香りがメロ
ンであれば、誰も文句を言わない。だから、
ぼくたちも学び、「本当の消費者」になら
なくては、企業も「本当の企業」になれな
いんです……



今回述べます商品は、キリンの「トロピカ
ーナ100%まるごと果実感メロンテイスト」
です。

900ミリリットル入り、税抜き250円。

この商品について、消費者庁は2022年9月
6日、この原材料の大部分がメロン果汁
であるかのようなパッケージ表示が景品表
示法違反(優良誤認)に当たるとして、同
社に再発防止などを求める措置命令を出し
ました。

実際には、メロン果汁はわずか「2%程度」
しか使用していなかったと言います。

……2%です。

まず、この名前から、皆さん、何を想像
します?

ま、当然ですが、誰でもすぐに想像できる
のは、100%のメロンが含まれているジュ
ースですよね。

違います?

★★★

だって、「100%まるごと果実感メロン」……
なんてしっかりと書かれているわけですか
ら。

これ以外の内容を想像するほうが難しい(笑)。

まさか、「100%まるごと日本酒」……じゃ
ありませんし(ぼくはそのほうがいいけど)。

きっと多くのかたは、「へえ、それじゃ100
%じゃなくて、まあ95%、あるいは90%
ぐらいしかメロンが含まれていない」ジュ
ースだったのかしら。

まあ、それぐらいなら、あり得るわね。

……と、善男善女(ぜんなんぜんにょ)な
ら、そう思われることでしょう。

はい、ご愁傷様(しゅうしょうさま)…(笑)。

実際には、わずか2%……でした。

つまり、100%メロンだという表示が完全
にウソだったということ。

★★★

もう笑うしきゃないのですが、でも、問題
なのは、この商品を、地方にある零細企業
が、周囲に販売するために、冗談で少量だけ
作った……というのなら、まだ可愛さもあ
ります。

でも、「キリンビバレッジ」という大企業
が、全国に販売していた……となると、笑
いは突然、消えます。

冗談じゃない。

ま、ぼくは、いずれにしても、こんな飲料
水を購入して飲んだこともないので「どう
でもいいこと」のですが(すみません!)、
ただ、問題はその背景です。

つまり、こうした「表示だけの問題じゃな
い」んですね。

ちょっと考えてみて下さい。

もし、ですよ。

このキリン・トロピカーナ「100%メロン
テイスト」が、たったの2%しかメロンが
含まれていないとすれば、なぜ、これを飲
んだ人たちが「これはメロンじゃない!」
と、気が付かないのです?

★★★

おかしいと思いませんか。

だって、今回のこの問題は、消費者から直
接にクレームがあったわけじゃないんです。

キリンのほうも、もし2%で販売して、消
費者からクレームが来れば、もう売れなく
なる。

だから、大損をするような、そんなバカな
ことは絶対にしません。

でも、実際に、2%で販売をしました。

なぜ、消費者たちに分からずに、こんなこ
とが許されたのでしょうか。

その原因は、「香り」……です。

つまり、「香料」。

★★★

この「香料」が存在したために、みんなが
コロリとなったわけですね。

たとえ自分の食べたり飲んだりしたりする
ものが水であったとしても、その香りが
メロンであれば、誰も何も言わない。

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