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大殺界を目前に考える、私の占いとの向き合い方
どうやら私は2025年、大殺界へと続く負の3年間のの1年目を迎えるらしい。
占いによると、今年からの3年間は「下降&停滞気味」で、何をやってもうまくいかない時期だという。
ガーン。そうなんだね…。
私は基本的に、占いのいいことだけを信じるタイプなので、悪い予言に出会うと受け止める部分をどう調整したらいいか悩む。
それでも今日、本屋で読んだ本の「大殺界との付き合い方」の書かれ方が、ポジティブで少し心に響いた。
忘れたくないと思ったので、ここに書き留めておこうと思う。
まず、大殺界とは行動を止めるべき時期ではないという。
そもそも「何にもうまくいかないから結婚、転職、事業のスタートなど大きな決断はするな」ってデカデカと書かれたら
え、この3年間をドブに捨てろってこと?その方が不幸になりそうじゃないか…!?と私の頭の中は騒ぐ。
行動するなと言っても、期待しすぎずに淡々と準備に徹する時期だというのがその本の主張だった。
頑張っても実らないことが多い時期ではあるけれど、3年後以降の成功に向けて種をまく「たくわえの季節」だと捉えればいいらしい。
季節でいうと冬にあたる。
春に種をまき、夏に育て、秋に収穫する。その一連の流れの前段階である冬。
確かに、冬には雪が積もり邪魔で種まきもできないが、その期間は「何もしないでOK!」という意味ではない。
冬には冬だからこそやるべきことがある。
たとえば、農具を磨くように、自分自身を整える時間。
健康を見直し、知識を蓄え、内省する。
春を迎える準備を着々と進める時期こそが大殺界の時にやるべき事だと、その本には書かれていた。
むしろ、来たる春夏秋のクオリティを上げるためにも、この準備期間は大事になってきそうだ。
冬の寒さや厳しさは避けられない。
でも、それをただの停滞として捉えるのではなく、「未来の準備期間」として向き合うことができれば、いい心の持ちようで過ごせる。
私は今年、やりたいことがたくさんある。
新しい挑戦もしたいし、それが実ったらきっと嬉しいと思う。
でも、大殺界という言葉を聞くと、自然と期待値を少し下げてしまう自分もいる。
それはポジティブでも無いけれど、決して悪いことではないと思う。
期待しすぎないというのは、結果に一喜一憂せずに淡々と物事を進められるという意味でもあるから。
失敗しても「まあ、そういう時期だよね」と思える心の余裕が生まれる。
成功したときは期待以上の喜びを感じられる。
それって、意外と悪くない考え方だなと思う。
占いとの付き合い方にも私なりのルールがある。
全てを信じて身を委ねるようなことはしない。
占いはあくまで楽しむためのツールで、娯楽の一つだと考えている。
運気が良いと言われたときは、素直に「今が頑張るタイミングだー!わーい!」と受け取り、その勢いで行動する。
運気が悪いと言われたときは、それなりの受け止め方をする。
「なるほどね。じゃ、もしダメでもしょうがない!」と割り切り、失敗を深く悩まないための材料にする。
「だって今は大殺界だから」。そう考えれば気が楽になる。
それはある意味で言い訳かもしれないけれど、自分を追い詰めすぎないための良い方法だと思う。
今年からの3年間、せめてもの大寒波の冬になりませんように。
種まきができないなら、道具を磨き、次の季節の準備を進めよう。
でも私はせっかちでやりたいこともたくさんだから、きっといくつか種も蒔いてしまうと思う。
それが良い結果なら心底喜んで、ダメだったら仕方ないと割り切ろう。
結果を求めすぎずにコツコツ続けよう。
きっと足元が悪いから注意して進もう。
そうやって歩みを止めずに、けれど期待しすぎず、自分らしく過ごしていくつもりだ。
この時期を、単なる停滞ではなく「自分を整える時間」として捉えられたら、きっと未来の春は、これまで以上にステキに訪れる。
自分を整え、知識を蓄え、考えを深める。
静かに、でも確実に、楽しみながら準備を進める。
やるべきことを見失わずに歩み続けた先に、どんな春が待っているのか。
それを想像すると、この冬も案外悪くないものになるかも。