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英国ペンハリガンの香水
英国の王室御用達ブランド、ペンハリガンの香水でイギリスの上流階級を舞台にしたコンセプトのシリーズがあることをご存知でしょうか?
貴族だとか、上流階級だとか、とにかくそういうの大好きな私はそういうのをなぜか見つけてくるのが得意なのですが、
今回はこのペンハリガンから出ているポートレートがあまりに魅力的だったので、紹介します。
ウィリアム・ペンハリガンは、王侯貴族のために初めてコロンをつくった調香師です。ある週末、ウィリアムはジョージ卿夫妻の邸宅に招かれました。復讐を企てるブランシュ夫人、心配の絶えないジョージ卿、愛人クララ、(情熱的な)冒険を求めてやまないローズ、策略家のテディ……。一族の秘密を知った彼は思い立ちます。彼らひとりひとりのポートレートをつくらなければと。
ほんと、面白いこと考えますね....わくわくします。
それぞれの登場人物を象徴すつ動物がモチーフとなっていて、香水ボトルのデザインも素敵ですね。インテリアとしても機能しそうです。
ジョージ卿をはじめ、ブランシュ夫人や愛人のクララ、そして子供たちや親戚....どんなドラマがあるのか、気になるのですが、これは香水のお話しなので、彼らが織りなす物語を観ることはできない....なんてもどかしいのでしょうか。
個人的にツボなのは、やっぱりネルソン公爵!
〜お騒がせネルソン公爵〜
明らかな予想がつかない期待は失望でしかありません。熱さと冷たさ、昼と夜が混在するかのようにアンビバレントな雰囲気を持ったフレグランス。力強いフローラルノートに、なめらかなレザリーウッドを加えた香りは、驚くほどシックでマスキュリン。さらに、どこかデカダンなムードをたたえ、遠い時代から変わらない人間の罪の普遍性を思わせることでしょう。
公爵がうっとりするほど魅力的なのは、毎晩劇場に通っているからかもしれません。公爵はどこに行っても憧れの的。しかし、驚くほど態度が曖昧で、彼の周りにはいつも謎めいた香りがただよっています。
彼の妻は、劇場は公爵夫人にふさわしくない場所と考えています。
時には、この公爵と結婚しなければ良かったとさえ考えることもあるのです・・・
う、美しい....
彼らの織りなす物語が気になります。ドラマにはならないものか...
YouTubeでお話ししたもの↓ゆる〜い雑談ですが、お暇な時にでもよかったらどうぞ。