三四郎とラジオ 趣味と熱量
好きなものについて書きます。その前に、最近引っ越して趣味について話すことが多いのでそのことについて書きます。
初対面の人と話す時、まずその人の「好きなもの」について聞きます。熱量を感じたいのと、熱量が感じられればその人のことを好きになれそうだからです。趣味が合う合わないとはまた別。
プロレスについて熱く語る人や、会話の端々に阪神ファンが伺える上司、恥ずかしそうにぼそりと電車の話をするスーパーのバイトの後輩、何も大声でまくしたてろというわけではないです。心の底からの言葉、想いがこっちにも伝わってきた時、熱量を感じて嬉しくなる。この人好きだなと思えるわけです。
好きなものの話って難しい。逆の立場で聞かれた時に上手く伝えられない。自分が好きなものの魅力を伝えられるようになりたい。noteで少しづつ好きなものの話をしたいなと思って(対面で誰かに伝えるのはやっぱり恥ずかしい)、いろいろ書きます。
ラジオについて
大学卒業前くらいからラジオを聴き始めました。音だけで伝える、伝わるコンテンツ。好きなパーソナリティが等身大でしゃべる。リスナーは聞きたい時に聞く。価値観の共鳴。
じっとしていることが苦手です。何かしながら何かをしたい、電話しながら爪を切る女の子みたいに、ながらで楽しめるラジオは自分にハマった。
少しだけ義務感を感じつつ皿洗いをしながら。部屋の掃除をしながら。ドライブのBGMとして。なによりベッドに入ってから、眠りにつく時に聴くラジオが最高に好きです。
聞く力、傾聴力こそコミュニケーション能力だと。聞くって行為は3才でもできます。が、聞くことの本質は興味を持って聞けるか、感じたいか、だと思います。興味の無い話を聞くことほど苦痛なものはありません。男性からすれば、女性の話しは3分過ぎるとモスキート音にしか聞こえないらしいです。聞けない、といえば、中学高校と、授業中は読書してたか寝てたかの記憶しかありません。大学はもはや試験の時しか行かなかった。
聞かせる能力、伝える能力も大事。相手の話を興味を持って聞けるようにする能力も大事。
特に聞くことが苦手だった自己チューな自分でしたが、熱量にフォーカスするようになってからだいぶマシになりました。マシと言っても取引先に可愛がってもらえる程度です。妻の話を5分くらい聞けるようになったくらいです。
ラジオの魅力はさまざまですが、パーソナリティのフリートークがけっこう好きです。パーソナリティーが好き勝手に話したいことを話す時間。趣の話やエピソードトーク、好きな人の話、嫌いな人の話、悪口、
とにかく何が言いたいかというと、生きていく上で熱量を感じたい。熱量があるものが好きだ。という話です。
熱量を感じるために、今日もラジオを聴きます。