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7月6日、シーに行ってきました 後編(タワテラ編?)

こんにちは。後編です。夜編です。とか言いながら、書いてるうちにタワテラ編になっちゃいました。

あと、前編で何も書いてなかったから、乗ったアトラクを一応メモっておきます。


シンドバッド:10分 一列空け、一列につき1グループ

アクアトピア:5分 実質0分 公園の滑り台並の回転率

トイマニ:25分 Qラインは長かったけどずっと列が動いてた。体感10分くらい

レールウェイ:0分 リゾラより空いてた

ニモのシーライダー:10分 前の回が終わるのを待つ感じ。一列空け、グループとグループの間をひと席空け

ソアリン:60分 体感30分、実質50分くらい Qラインがミスアイまで伸びてたけど、これも列がずっと動いてたから、移り変わる景色を楽しめる感じ。私が列に母を置いてザンビ行ってピヨのスーベニアのスナックケース買って帰ってきたら、ハーバーから入って奥側に並んでた母が既に0番方面に抜ける境目のところに来ててビビった。(その間に2万マイルのQラインをぐるぐる通過したらしい。裏山)途中で抜けてボンヤリ帰ってくると同行人を見失いかねない。


こんなもんです。インディも並んだんだけど、何故か列が15分間くらいピクリとも動かなくて途中離脱しちゃいました。(もう既に狂い始める待ち時間感覚)

さてさて、ではでは、夜のパークについてです。

今の時期は日が長いから、8時閉園でも7時前くらいまでは空が明るいです。なので時計を見て「え?!もう時間ないじゃん!」と若干焦りました。焦りを覚えてからは、ソアリン前〜カナル〜アメフロをお散歩。

人のいないミキ広。暗くてごめんなさい、何の加工もしてない上に新しくお迎えしたカメラのデビュー日だったので使いこなせてないです。悔やまれる。

カナル。定番の構図で。

モナリザの口が描けないらしい。闇を感じる。

操り人形さんたち。カナルのウィンドウ見るのが大好きです。意味はわからないけど。解説ツアーとかしてほしい。

タワテラ。あの、語らせてください。人のいない夜のパークにそびえ立つタワテラ、まじでやばかったです。平和で穏やかな港街に、このホテルハイタワーの圧倒的な異物感。何だお前は、っていう。このただものじゃないオーラ。しかもタワテラって普段は叫び声が聞こえたり、ハイタワーの前で乗る乗らないってキャッキャしてるゲストがいたりで、周辺が割と騒がしいと思うんですけど、この時はもうBGM以外に音が聞こえない。ライトアップも、こんなんだったっけ、、と違って見えてしまうほど。(こんなんだったっけ?)

昼間はハイタワー3世のドロッドロな欲まみれ、というより人間丸出しな傲慢さの化身のように見えていたホテルハイタワーが、夜には完全にシリキちゃんの思いのままの姿に。

タワテラが建つ以降と以前で、ディズニーシーって何か変わったように感じません?(私だけかもしれない)覚醒っていうか。

〜こっからただのタワテラ語りが始まります〜

タワテラオープンと共にディズニーシーでもハロウィンイベントが始まり、そこで行われた伝説のショー、ミステリアスマスカレード。ありゃもうオーパーツだね。衣装から舞台装置から何から何まで。ベリミニでまたミスマスミニー見れて嬉しかったな。

タワテラってアメフロやメディテレに近づくと、割とどこからでも見えると思うんですよ。でも、考えてみてください、タワテラって、シーの景観に馴染んでると思いますか?

わからない、幼少期にタワテラ以前のパークに連れてかれてたせいかわからないけど、何だお前!感ありません?なんか一個だけ飛び出してるっていうか。何あれ?っていう。建築様式もゴチャゴチャだし、建物のバランスも、なんか上の方が大きく膨れてるし。無視しようとしてもどうしても目についてしまう存在感。意味不明感。不安定感。じっとただそこにあるからこその恐ろしさ。まさに人間の歪んだ欲望の象徴です。穏やかな心の中にポッと現われるドロドロした欲望そのものです。はあ。好き。

そもそもタワテラ(ホテルハイタワー)って、日本にしかないんですよね。私も割と最近知ったんですけど、海外のパークにあるタワテラにあたるアトラクは「トワイライトゾーン」っていう海外の「世にも奇妙な物語」的な気味の悪い話を集めたシリーズドラマを基にしたアトラクションなんですって。

だから装置は同じでも、外観やストーリーは全然違って、「ホテルハイタワー」として存在するタワーオブテラーは世界中でディズニーシーにしか無いんです。

何でトワイライトゾーンにしなかったのか、それはハイタワーのストーリーを見れば分かります。アメフロにはハイタワーにまつわる深く複雑なストーリーがあって、要所要所にそのストーリーにつながるイースターエッグ的な要素が転がってるんです。そこは各自ご検索を。

タワテラは後からできたアトラクションであるにもかかわらず、アメフロのコロンビア号の会社どころか、パーク中、特にロストリバーまでをも巻き込んだストーリーを見事に展開し、元々ディズニーシーはそういう裏話の基にタワテラがあることを前提に作られたテーマパークです、とでも言い出せそうなほど、ディズニーシーに欠かせないものになったのです。もしかしたらほんとに、シー建設当時から計算済みというか、考えてたのかもしれない。

こんだけ語っといて、私はタワテラ乗れないんですけどね。ハイタワー3世が「うわああーーー!!!\チュドーン/」シリキちゃん「(ニコニコ)」キラキラ〜ってとこの装置ちゃんと見たいのに。(Qライン見たさに1度乗って腰を抜かした)

はい。レポートに戻りましょう。と言っても、あとはもう帰りの話です。

おじさん家にちょっと寄ってみたり。

このお洋服可愛い。(ショップに入って壁や天井ばかり見ている人)

ミラコ下のショップは総じて入場制限してました。距離保つからすごい長い行列になってた。ショップはいつもある定番グッズと、ちょっとのお菓子類しか置いてないみたいでした。

帰りの時間になって急に強めの雨が降ってきたので、若干急かされるようにパークを出ました。帰り際、アクアスフィアの周りを囲むようにしてゲストがちらほら足を止めて、特に写真を撮るわけでもなく、青白く光る大きな地球を名残惜しそうに言葉もなくただ見上げていて、ちょっと泣きそうになりました。

全体を振り返ると、ゲストはやっぱりガチなDオタっぽい人が多かった。学生さんやカップルも多かったけど、彼らもまた愛を持ってディズニーに来てる感じ。なので治安はとーーーーーっても良かったです。一眼で写真撮ってる人がいれば、前を通らないように自然と気遣ったり。同じピヨグッズ持ってる人に手を振り振り返されニッコリできたり。変なとこに座ったり登ったりしてる人も一切見なかった。お花も踏み荒らされることなく綺麗に咲いていました。

母はそんなパークの様子を見て、「シーが開園してすぐの頃の雰囲気と似ている」と言っていました。まだディズニー=ディズニーランド、だった時代。

人が少なくて遊び放題なパークも、これはこれで楽しい。むしろこんな贅沢しちゃって、通常営業に戻った時についていけるかしら、とさえ思う。でもやっぱり、私的には、ちょっと寂しかった。季節のイベントとかショーがないっていうのも大きいけど、見渡せばそこら中にゲストの笑顔が溢れてるような、そんなパークが恋しくなったりもした。

えっもしかしてこの記事長すぎる?すごい長い気がする。読んでくださった方がもしいらっしゃれば本当にありがとうございます。嬉しいです。

「世界はひとつ、僕たちは家族」

みんなで色々がんばりましょうね。