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恋人と写真を撮りたい

こんばんは。ちかと申します。

タイトルが全部。


私は、写真を撮るのが好きである。彼も、写真を撮るのが好きである。
私は風景・花・食べ物・人・ぬいぐるみ…なんでもかんでも大量に撮り、彼は記録用にほんの少しと、心躍ったものにカメラを向けるイメージなので、「好き」にも色々だなあと思うものだが。

私はお友達も撮ることがよくある。切り取って最高な瞬間を残せると、撮った私に嬉しいだけでなく、お友達も喜んでくれるので嬉しい。

自分が撮られることも、時にある。
友達によってはさらっと撮ってくれるし、ちゃんとカメラを持ち寄って撮り合うこともある。妙齢の人の中では、良い画質の写真が残っているかもなと思う。(友人が良いカメラを持っているので)
撮ってもらえると、嬉しいが反省する。半目・変なポーズはまだいいが、決めたつもりが全然そうじゃなかった時、可愛いと言われていたのにコンプレックスが浮き彫りになっている時はそれはもう地の底まで凹む。
でも、そもそもとして写真が残るのは好きだ。花などは誰でも撮れるが、本人が写っているものは私の周りの人しか撮ることができないから。残してもおきたいと思う。言った場所、見たものと一緒に撮る。大事なことだと思う。母の思い出の写真は何枚あっても嬉しいのと同じように、昔を懐かしむ道具にも、時空を超える手段にもなるからだ。



こんなにたくさん写真を残せそうな環境・思考があるのに、「撮ろうか?」と言われると私は90%の確率で「いいよ〜」と断ってしまうし、写真というコンテンツは大体それで終わる。

撮ってほしいのに、それも素直に言えないなんて厄介な性格をしている!


理由は、自己保身。自信のなさと恥ずかしさに起因する「いたたまれなさ」が理由だ。

自分の顔も特別好きじゃなければ、笑顔も姿勢も被写体にはあまりに不向きである。自分で自撮りをするならともかく、どう見えているのかわからないのにポーズや表情作りをできるほどの自信がない。だからレンズを向けられるとどうしたらいいかわからなくなる。それに、撮られている間はこれ以上ないくらいに恥ずかしい。自分が世界で一番のわがままになった気分になるし、こんなモン残しても気に入らなければ嫌なだけなのに時間を撮ることも嫌だし、とにかく、とにかく苦手だ。

恋人にも一度「こっち向いて」と言ってもらって写真を撮ったこともあるけど、あまりの恥ずかしさに「あと一年はいいや」と言ってしまった。反省はしてる。


その上、恋人も写真の撮られ慣れはしてないし、撮る文化もまるでない。
私も、笑顔がかわいいなあ、残せたらなあ、と思うけど、私は恋人を笑わせられるタイプじゃない(恋人も私を笑わせるタイプじゃない)から、あまり見かけることができない。こっそり後ろ姿を撮ることはあっても「こっち向いて〜」と声をかけるほどでもなく、もぞもぞしてしまって終わる。以前撮って欲しい?ときいたら別に、と返ってきた。
でも本当は私が褒めたら絶対写ってくれると思うんだ。容姿について自信が無さそう(前もnoteにしたかもしれないけど、男の子って何か言われるきかいがないから、自分の容姿に自信が無い人の方が多いと思う)なだけで、私が素敵だと言ったら素敵だと受け止めてくれそう。
まじの本音をいえばあと5キロ痩せてくれたらすごく褒めると思うんだけど、まあわたしもぷよぷよな部分があるから言い出せない、、。


でも、恋人と写真が撮りたい。お互いを撮るのはハードルが高くても、どこかに出かけた時のツーショットくらい夢見たっていい。だって写真を残していつか懐かしみたいし、日々の中でもふとしたときに私の写真を見つけて思い出してくれたらいいと思う。


でも、もう撮らない習慣を覆すのはむずかしい。「撮ろうよー」のたったそれだけをどうしてもできない。

どうしたらいいのかわからないまま、もう半年がすぎていて笑ってしまう。会った回数は50も超えつつあるのに、二人の写真が片手で数えるほどしかないの、あまりにもバグすぎるよねえ。どうしたもんかなあ。


だれか恋人との写真の撮り方・撮られ方、教えてくださいませんか、、。

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