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これは一緒にいられないや

こんばんは、ちかです。


なんどぶり返すねんという話だが、

これが、もう本当に「ない」となってしまったご報告。勢いで書いてる。


今日、「生きてきた感覚が違うんだ」というのがわかってしまって、自分の気持ちが急速に冷めていくのを感じた。

ほんのすこしわかってた。価値観も人生観も生き方も多分だいぶ違くて、それがいいなと思っている節があったけど、そんな甘くなかった。「憧れ」は所詮「憧れ」で、そうなりたい目標にはなり得ないみたい。

たった数度、「野菜あんま食わん」「授業をサボることがある」「適当にしゃべってました」「ここでは多分言わない」…気を許しているからこそのストレートで甘やかじゃない言葉が、私との違いを如実に表していて、なんとなく「一緒にいられない」って思った。私、きっとこの人と一緒にいても楽しくないだろうなあと、腑に落ちた。はしで挟んだしゃぶしゃぶの白菜をみながら、一週間前に授業をサボれるほど悪くなれないことを友達と話したことも、1ヶ月前に言われたことを抱えてやってきたことも、ちょっと仲良くできたと思っていたことに水をさされた気分になったのも、無性に寂しくなった。そうして、なんだか気が抜けた。違う価値観に出会うたび、その人をしれて嬉しいような失望するような。これは「気が合う」「ずっと話していられる」「安心する」関係にはなり得ないんだろうなと、冷静な頭で思った。お酒を飲んでいないのも幸いして、相手の一挙手一投足がどうでも良くなった瞬間を迎えた。ぱちん、とお店の電気が切れるような感覚。

もしも相手からの脈があったら考えたな。というのはあまりにもゲンキンだけど、こちらからアプローチする気にはどうしてもなれない、それくらいにはなんだか、「一緒にいて辛そう」と思ってしまった。

勝手に希望を抱いて失望をした私の心情を気づかせたつもりはないが、私はお互い脈がないと簡単に人を褒めてしまうし目もよくみるようになるので、急に「それは顔がいいからじゃん?」「かわいいねえ」というようになったり、ばちばちに目を合わせる私をちょっと怪訝な目で見ていておかしかった。そんな私も、自分でやっぱり変だと思った。褒めたいときには褒められなくて、どうでもよくないと褒められるなんて、難儀な性格をしている。


ああでも、大学生だったらきっともう少し好きだったのかも、と大学院生になってたった2ヶ月しかたっていないのに思う。大学院生というのは同期に社会人が多いという意味でもあり、やっぱり、ほんの少し、恋愛に対する重きが変わってしまっているような。「結婚」「同棲」「ずっとそばにいる」「人生で一番近しい半分になる」「嫌なところを見つめ続ける」を意識してしまうような。

甘やかで劇的でその時のドキドキを追い求める恋だけでは踏み出せなくなったという一抹の寂しさと、そんなのどうでもいいから、大切にしあえるひとにそっと出会いたいという本音がいりまじって、なんだか今日は夜更かしをして色々考えたい気分だ。


恋って本当、難しい。

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