鍵盤弱者の皆伝合格記という名の自分語り ②お菓子全白~三闘神全白まで
前書き・注意書きは①に書いてあるので、こっちだけ読む人もそっちに目を通していただけると大変助かります。
IIDX遍歴②
~バドマニハード 白いランプに向き合う秋(2021夏~秋 BISTROVERまで)
お菓子も全白になったし、ここまで来たらあとは三闘神ハードして皆伝攻略かあ……って普通なら多分なるんですけど、自分の場合はそうもいかなくて。何を隠そうハードゲージでの譜面攻略がこの上ないくらいに苦手で、お菓子全白時点でのハード地力・個人差Bの既ハードが10/46と絶望的なんですよね。なので8月~9月前半はほぼひたすらにハード埋めしかやってませんでした。やればできるようになるだろう的な。
ここのハード埋めも必要以上の粘着はせずに、地力表の同レベル帯をフォルダに見立てて何周も何周もしていく感じで。色んな譜面触ってたほうが上達が早いし苦手ができにくい気がします。
で、頑張って詰めた結果、9/17時点で
ハードB未難3(DARK LEGACY・THANK YOU FOR PLAYING†・聖人の塔)
ハードC未難2(Last Dance・THE DAY OF JUBILATIONS)
まで詰めました。Last Danceが地力にいるのは今でもあんまり納得がいってません。
ただイージー偏重なのは変わりなく、この時のイージー状況が
A全易・A+未易5(朱雀†・パラロス・F∀UST・黒羽・TITAN†)・S易12/25(個人差S全易)・S+易3(DIAVOLO・灼熱12)
っていう状況だったので。ここまで来て地力Cに未難あるかお前……って感じ。個人差に限っちゃえば未易がプラ8とTITAN†(あと当時最新曲のLevel 3とサムスク†)しかないっていうのに。鍵盤力が足りなさすぎる。
っていうのもこの時点であんまり発狂BMSをやらなくなってて、★2になった時点で投げ置いてたんですよね。ゲーセンのLMが神環境すぎて、フェニワン買ったもののあんまりやらないっていう。
そこからも着々と未ランプばかりをひたすらやっていって、9月末には地力個人差B以下全白・A以下全ノマゲ・未易20にまでなりました。
未易20に残った譜面たち。個人差S+以下が(後に決められた)サムスク†以外イージーしてるのに地力S+が1つもないあたり、どれだけ地力譜面が苦手か分かると思います。点いてる地力Sもちょっと癖のある譜面多いし。
そしてほぼ同時にバドマニをハード。CPI的にもかなり拗らせていて、リコメン度は80%を超えていました。
死ぬほど粘着してたしBPも半減したのでめちゃくちゃ喜んでる。これで三闘神もすぐ終わるやろ~と思ってました。この時までは
実はこのバドマニもかなり苦戦してて、最初は鏡でいけそうなところまで耐えてたんですけど、途中から完全に癖が付いてしまって。単曲粘着はこうなるからよくないんですけど、バドマニよ?点けたいじゃん。
完全に癖が付いたと思って乱に切り替えるも、今度は中盤の2分皿が全く入らない。皿がLMの2番目に軽い設定なので押し押しじゃスカることも多くて、鏡だとわりと押し引き出来てたのにこれはおかしいなということになり。最終手段としてLMの長所「皿の重さを調節可能」を使って重い方から2番目くらいまで重くして、押し押しで2分皿入れてハードしました。ずるい。
ここでBISTROVERが終了。稼働最終週に
千年†(正規)・コンフィ・朱雀†・サムスク†をイージー
トールハンマー(正規)をハード
鏡EX十段に合格
というめちゃくちゃな成果を出す。サムスク†のイージーとトールのハードは今もっかいやれって言われても絶対無理ですね。なんだこの週。
BISTROVERは未易16・未難107、最終500クレ行かないくらいで終了。ワンチャン次作皆伝ないかな~くらいには思ってたけど、成就確率は30%くらいで見てました。死ぬまでには皆伝取りたいけど急ぐ必要もないなくらいのテンションです。
稼働最終日に人生2回目の皆伝を受けて初の冥に到達。けれど卑弥呼の1軸にハマり30%開始で冥に入り、回復もしきれず140地帯で落ちるという。4曲目を迎えれたことは自信につながりましたが、卑弥呼の件で正規と癖ってこええなあって思いしばらく皆伝は放置することに。
正規冥落ち。EMERALDASも灼熱もあんまりうまくないな……
2021年9月、新規☆12ランプがEXH1 HARD66 CLEAR28 EASY23 合計118個という。こんなに一気に伸びることある?
あとこの辺りか少し前からIIDX配信者さんの配信を見に行くようになり、自分の中での打鍵モチベがそれまでよりかなり上がりました。きっかけはyoutubeのおすすめ機能でカセイさんという方の配信がリコメンドされたことで、そこから芋づる式に色んな方の配信を見るように。IIDXのいい楽曲を配信で聞けること・譜面見たら打鍵したくなること・頑張ってる人を見ると自分も頑張りたくなることなど好影響ばかりでした。今でも自分の打鍵と天秤にかけるくらいにはよく色々な配信に行っています。
力を溜めたCastHour初期 新しい春風が吹く(2021秋~2022春)
初めてモチベが高い状態で迎える新作。稼働初期って新曲☆12選べないんですね。
判定調整機能の甲斐もあってめちゃくちゃ光るようになり、スコア狙い中心のプレイに。版権のオドループ・踊・シルヴプがめちゃくちゃ光りやすい譜面なので、勝手にライバル登録してる~☆11が上手いライバルさんを意識して低難易度のスコア詰めてました。このゲームスコア狙うのも楽しいじゃんっていう気付きをやっとここで得ました。生粋のクリアラーだった自分がアボべ1950乗ると思わんだ。この辺でスコア狙えるようになったが故に後のクリア狙いでも丁寧に拾ってゲージを回復させる意識が身に付いたと思います。クリアラーでもスコア力付けといて損はないんだなって(少なくともGOODを減らす段階では意味が大きいと思います。黄グレまで減らそうとする必要はあんまりないかも)
スコアはかなり上達して中伝平均には勝てるかなあくらいにまで伸ばしはしましたが、逆にクリアの方はからっきしで。CHフォルダは年明けにALTERNATORが来るまで全白を維持、ダリアはベィスをランダムチケット使ってなんとかハード、ロックオンとブロゲはイージーが精いっぱいという感じでした。旧曲のクリア成果もこまごまとしたEXHを除けばワイコーハード・灼熱ノマゲ(・Sigmund†易逆ボ×2回)という、地力も減ったくれもない結果に。そんな感じで2022年を迎えます。
11上位や12逆詐称のEXHは増えるものの、ハード以上のランプが全く増えぬまま2022年は3月を迎えます。この間にアリーナA5にタッチすることができるようになったりしましたが、クリアは実らず。GiGaGaHellをよく投げてました。
3月中旬に大きな転機を迎えます。そこそこ前からIIDXのゆっくりやボイロの実況動画を見るのが好きで、ニコニコのIIDXタグを全巡回していたりしてたんですが、”意地と気合でゆっくり○○を狙う動画”という長編シリーズを投稿されていたポルックスさんが七段~皆伝を対象にBP重視の大会「ポルックス杯」を開催するという知らせが。
主催のポルックスさん。ひたすらクリア狙い中心のゆっくり実況動画を上げるクリアラーの鑑。大会前後にレイブイットハードしててビビった。
内容は、期間中に指定された課題曲を詰めBPの少なさで競うというもの。BPが同じであればCBを、CBも同じならPoorの数を、それも同じだったらGoodの数を参照するというルールで、さらにそこまで同点だったらクリアラーの大会ということでスコアの低い方が勝者になるらしい。スコアラーではない上に音ゲーサークルへの参加経験などもないので大会のエントリー経験はなかったんですが、こんな面白そうなことあります?地力に不安を残しつつも参加を決め、クリアラーとしての生きてきた道を思い出すことに。
ポルックス杯 俺はクリアラーなんだ&quellハード(2022年3~4月)
後に皆伝に合格するにあたって大きな影響を受けたので長めに喋ります。事実上遅めのポルックス杯感想noteになりますねこれ。
肝心の大会は、予選で一律の課題曲(地力曲)を全員が詰め、その結果によって4人のグループに分かれメンバーの地力に合った課題曲が発表され2週間で詰めてグループ内で競うというもの。予選から本選の時期が丁度忙しくなくなった時期でもあったので全力でやろう、ということで課題曲を見る。
地力曲から2曲・個人差曲から1曲地力に合ったものでいいらしい。課題曲を上から見ていく。共鳴遊戯・天空・ビタチョコ……………???
まあ皆伝も対象だしこうでもしないとグループ分けが上手くいかないんだろう、と納得しつつ地力に合った譜面(ハード点いてるしやろうと思えばもう1回点けれるくらい)をプレイして提出。ビタチョコ・成敗・Perple Perplex(なぜか大得意譜面)。これでいいか……
とは思ったもののハード・EXH埋めよりイージー特攻が大好きな人間。全然満足できない。全曲何度か触ったうえで主催に許可を取って全曲提出する。共鳴はBP95出てるし天空に至ってはそれより多いBP129での提出。そこそこがんばってる自己べBPが79と88(それでも天空の方が多い)なのでこの曲数を短期間で詰めたにしては十分でしょう。
予選期間中に色々な譜面を触っていくと、スコア狙いだった脳が自然とクリア狙いにシフトしていき、一気に課題外の譜面のBPを更新したり10~11で接続未遂が出たりしまして。意識の大切さを学びました。
4月頭になり課題とチーム分けが発表されることに。上位グループはS+やらSの曲が提示されレベルの高い大会だなあとぼんやりしながら自分が呼ばれるのを待つ。呼ばれる順番と課題曲のレベル感からすると地力Bくらいかなあ……
「Triple Counter・quell・VOX UP・Quakes」デデドン
……マ?
主催「このグループの人たちは果敢に上位課題曲のリザルトを送ってくれたので上位特攻がしたいと判断し、グループ課題曲も強くしました(要約)」
……
…………
いいじゃん!!
特攻が好きなのも当たってるし上位やりたいし、めちゃくちゃ丁度よかったはよかった。よかったはよかったんだけど問題は対戦相手と楽曲なんだよねえ……
まず対戦相手。twitterのプロフを見に行ったりリザルト画像を見たりしてIIDXIDなどを知ってクリア状況を見に行き。ランプ状況的に自分と互角かかなり上の人の所に入ったなあという印象で。EXH済3桁……?円卓ハード済……?やばい。しかもこの中で各曲2位以上に入らないと点が入らない。厳しいなああ。
次に課題曲。(発表前は)地力譜面2・皿1・個人差1らしいので、得意の皿と個人差で何とかポイントを稼ぎ地力譜面は合計1ptでも取れれば御の字かなあっていう思考だったんですけどね。まずQuakesは、言われればCN枠で個人差枠かあって納得はできるけど詰めてる間は完全に地力譜面だとしか思ってなかった。みんな正規鏡でやりそうだから正規で差も付きにくそうだしやられたなって選曲でした。トリカンも正規当たりだし癖付けそうであんまりやりたくなかったし。
で、残りのquellとVOXUPなんですけど、シンプルに未難だったんですよね。quellは正規鏡に大癖付いてた上に、VOXUPは譜面としてやりたくなさすぎて…… 双方めちゃくちゃ目を背けてた譜面で、大会なければ触ってなかったです。quellなんかは当時CPIのリコメ一番高い譜面(90%越え)で、やんなきゃいけないとは感じてたんですけど。
とりあえずそれぞれのオプションに当たりを付けて、トリカンVOXは正規・Quakesは鏡・quellは乱と決め。空いてる時間があればゲーセンに行きひたすらに粘着。それぞれ20回くらいはプレイしました。トリカンなんかは完全に癖付いて大会が終わるころにはBPが自己べの倍(90くらい)出てました。正規粘着って怖いなって思って皆伝をむやみやたらに受けないようにしようってここでも強く思いました。
大会の結果は各BPが44/48/56/35で全曲2位。quell以外はTLに自分より少ないリザルト(全部同一人物)が流れて来てて勝ってないのはわかってましたが、quellも別の人に最後まくられて1位を1つも取ることはできませんでした。ただ獲得ptが1位6ptで自分が4ptだったので善戦したかなあってところですかね。
大会期間中にCPIも久しぶりに伸びまして。半年くらい1685付近で停滞してたのが1700に乗って。長いトンネルを抜けたようでかなり光明を見出すことができました。
この大会を通して、クリア力を上げるうえで重要な2つのことを学びました
① ハード済でも全然問題なく練習になるからスコア・BP意識してやる
結構自分はクリアランプ重視のプレイスタイルで既ハード譜面はEX召喚で足つけてやるくらいで、ランプ特攻ばっかりやってました。ただいざBP減らせって言われると全然減らなくて、ハード点いたくらいじゃ全然その譜面を攻略できたとは言えないんだなあって理解しました。これで練習の対象曲が以前の自分の意識の倍以上になって、より多彩な練習が出来るようになりました。
② 単曲粘着は譜面への理解度が上がるので癖さえつけなければやり得・乱をやれ
普段フォルダ周回でしかランプ埋めしてなかったので、地力○未難2とかまで粘着してなかったんですよね。地力が付くのを待ってるって感じで。ただこの辺の難易度帯から各譜面を理解することの方がクリア状況の向上につながることがわかって、ある程度の単曲粘着をするようになりました。もちろんよっぽどの当たりじゃない限り正規を避けて乱で。この辺から正規厨ではあんまりなくなり、ちゃんと乱が触れる中伝になれた気がします。
総じてめちゃくちゃ勉強になった大会でした。同グループで戦った方々とはFFの仲になり、KINPさんとはちょくちょくリプし合ったり一度BPL BATTLEで手合わせいただいたりしましたし、IRISさんもちょくちょく動画やリザルトを拝見してモチベをいただいてました。MARIOさんはTLにえげつないリザルトや動画をちょくちょく投げており、いい刺激になってました。自分と前後して皆伝に合格してましたがそりゃそうだろうなっていうくらいものすごいリザルトが多かったです。皆伝前日にFtB†ハードはやばいのよ。
あと同グループの方全員動画投稿なり生放送なりやってる方でしたね。自分だけなんもやってないなって大会終了直前に気付きました。
大会終わった直後に幾人かがポルックス杯感想記事みたいなのを上げてましたが、自分は遅かれながらこのnoteをもって感想としたいと思います。楽しかったです。第二回が近々(執筆2022/08/28時点)あるらしいので興味のある方は参加してみてはいかがでしょう。後の皆伝合格にあたり滅茶苦茶大きなターニングポイントになったので、参加して損はないはずです。
大会結果。全部2位なのあんま尖ってないバランス型(自称)の自分らしいなあと。皿も極端な連皿譜面でもなかったし
~MENDESハード 粘着の末に(~2022年5月)
大会を終えて一段落し、ちょこっとだけBMSをやってました。▽12-の全白と★5全緑・リコメ8くらいに乗せてから今までまた放置してます。
あとここでNO PLAYを一通り触って☆11を全白にしました。前書いた通り前年の8月には上位を全部白くしてベィスも稼働初期にハードしたので実質全白と言っても過言ではありませんでしたが、フォルダランプが見たくて。☆7以下穴譜面全白や☆10以下ダリア譜面全EXHなどの遊びを挟みながらなんとか500曲以上あるのを埋めきりました。☆10全白といいたまにこういう発作を起こします。
この辺から既ハードのBPなども意識するようになり、ランダム一発ハードチャレンジなんかをちょくちょくしてました。きっかけはAA乱ハードでやったらBP42出して死にかけたことなんですけど。AAは地力Dってまだ信じられてません。entelecheia一発乱ハードは死んでますね。未難100とは?ってくらい安定感がなかったです。
そこから手のひらを怪我したりで半月くらいIIDX出来なかった時期を挟み、復帰直後は11LのEXHや低難易度で勘を取り戻しつつ麺をひたすらに粘着。前半難なのでPFを使うのが捗りましたね。
麺の何が問題かっていうと前半全部問題なんですよね。中速BPMの二重配置・癖要素・繰り返し配置。全部自分の苦手要素で、今作40回は粘着しました。ポルックス杯課題・前作マイベスト1位の叙情の倍くらいやってましたね。まあ途中落ちですしおすし。
ふと思い出したことがあって。
「麺って易ノマゲは鏡だったしハードも実は鏡当たりなのでは……?」
試しにやったら1回で前半抜け・2回目でハードまで点きました。どうやらまだ心の中に正規厨はいたらしい。実際麺鏡はハード狙う段階でもそこそこ当たってるとは思うので皆さん癖をつけない程度にプレイしてみるのをオススメします。
万感の思いがこもった麺ハード。正直前半落ちでブレイク前までだけを死ぬほど聴いてノイローゼになりそうでした
この時点で地力Aは2/3くらいハード、地力・個人差B+以下はTwelfth Style†のみ、個人差A+/Aはレイブイット・JOMANDA・パラハデ・音楽となりました。このうちパラハデは今でも未難ですし、ここに名前を挙げた曲は他もあり得ないほどに苦戦しました。
これで三闘神は全白となり、そろそろ皆伝を意識し始める時期になってきます。モチベも爆上がりしてがんばろうっていう時期ですが、長くなりすぎたので③に続きます。流石に③で皆伝合格まで書いて、単曲攻略という名の感想をそこで書き切ろうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?