とおといもの
先日に続き、ほっこり。おうちの話です。
いや、間違っても私は、家庭的なタイプのオンナではありません。
先程も旦那と、どの家事が好きで、まぁ許せるか。について話していましたところ
ハッキリと自覚したのは、私は、全ての家事が同じ程度に好きではない。と言うことでした。
でも、ワタシ、家事だけではなく、仕方のないものについては、あまり自分の感情を持たない性質なので、生活する上で必要な家事という労働は、好きとか嫌いの範囲外で、ただやる物だと思っています。
さて今日は、アイロンをかけている最中に、気がついた事を書いてみようかなと思います。
我が家ではあまり、アイロンをかけるようなものは無いのですが、唯一、旦那のハンカチだけはアイロンが必要で、2週間に一度くらいの頻度で、気がついた方がアイロンをかけています。
今回はたまたま私が、そろそろハンカチ切れかなぁと気がついて、さてアイロンでもかけましょうか。と思い、アイロン台にハンカチを広げた時の話です。
見てください。コレは下北沢にある(今もあるのかな・・?)可愛いお洋服屋さんで買ったハンカチなのですが、よ〜〜〜〜く見てください。
よ〜〜〜く見ると、小さいクマさんとパンダさんがひしめき合っていらっしゃいます。
ふぁ〜なんて可愛いの〜〜〜。と、アイロンをかけているときに思いました。
無関心にただ、時間を浪費するだけのアイロンの時間が少しほっこりとした瞬間でした。
旦那は会社では、キリッとパリッと(しているかは見ていないのでわからないけれど)した自分を演出して、そういう自分を楽しんでいるんだと思います。
でも、ハンカチはなんだかいつも、動物の柄が入ったハンカチを持ちたがる。
キリッとパリッとした自分を演出しながら、こっそりポケットの中に、本来の己の可愛いさを隠し持っている。。。。
なんという高度な遊びなのか!!!!
などと思いながら、
あ〜これが知恵というものだよなぁと妙に感心したのです。
例えば、私が「仕方のないものについて、あまり自分の感情を持たない性質」なのは、私が人生を快適に生きる為に、思いついた知恵であり工夫です。
そんな感じに、旦那も無意識なのか、意識的になのか、さまざまな工夫をして生き延びているのだなぁと思ったのです。
更に、その工夫が良い物であった場合は、
無関心にただ時間を浪費していた、私のアイロンがけにも
「あらぁ〜可愛いわぁ〜クマちゃんにパンダちゃん発見!」という感じに、良いものが伝播していく。
そんな事思いながら、だから、できる限り日々の言葉遣いとか、立ち振る舞いを工夫する知恵を持っていきたいと、思ったりしました。
何より、無関心にただ時間を浪費するはずだった私のアイロンの時間が
クマちゃん、パンダちゃんのおかげさまで、良い気づきの時間となったように思います。
私は、割と日頃から挑戦だの、新しいことをしようだの、楽しもうだのと、アクティブなことを言いがちではありますが、本来、知恵というものはそういうものに投じられるものでは無いように思います。
最初から豊かな生活なんかない。
知恵とは、生活を豊かに生きよう。と、願う心が生む
人間の工夫なのだなと思い、尊いのぅ。と思いました。
そう。お気づきの方もいるかと思いますが、私はいちいちこういうことを考える
非常に面倒くさい人間なのです。
たまにでも思い出して、面白がってこのnoteを読んでくださったら
とっても嬉しいと思います。
それではまた〜〜〜
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