「コロナに負けない歌プロジェクト」ムービー誕生話
今日は 先にnoteに書いた『自分にどんな映像が作れるか模索していたところ ムービー制作の話をいただいた』件について
https://note.com/21st/n/n4a03ca96beea
↑前回のnote記事
ダウン症のある方、そのご家族の方は知ってる方も多いと思いますが、JDSという団体があります。ダウン症のための種々の事業などを行い、ダウン症のある人たちとその家族の福祉の増進に寄与することを目的としている全国組織です。
娘にダウン症の疑いと心臓病の宣告をされたのが、生後4日目。
その時はあまりのショックで気を失いかけました。
ドラマでよくある ショックで倒れるシーンって、本当にあるんだな、と妙に冷静になったのを覚えています。
私にはダウン症がある子を育てられるのだろうか、自信が無く 殻に閉じこもりがちな私でしたが、娘が8ヵ月の頃 知り合いに連れられてダウン症の会に参加させてもらったのでした。それがJDS奈良北支部さんとの初めて出会いでした。
先輩のお母さん方の明るく子供達の療育について語り合っている姿がとても眩しかったです。
以降、出来る限り茶話会や専門の先生の勉強会に出席して、ダウン症児の育児、療育のコツなどを教えてもらい、徐々に母親としての自信をつけていったように思います。
そして2020年夏。コロナも長期戦の様相を見せかけてきた頃。
奈良北支部の10周年記念講演会や毎月のようにあった茶話会が軒並み中止になり、会員の皆さんとも、会えず寂しく思っていました。
そんな時 支部長さんから直々に、「コロナに負けないで」という歌を動画にして広めたいというお話をいただきました。
「コロナに負けないで」は音楽療法士の先生がダウン症をはじめとするご自身の教室の生徒さんのために、作詞作曲され、歌ってもらっていた歌です。
体の弱いダウン症の子供たちがコロナウィルスにかからないように、楽しく歌いながら感染予防対策をしてもらう為に作られた歌でもあります。
私も初めてこの曲を聞いた時、心に響くものがありました。
私が映像の仕事をしているというのもあり、動画制作のお声をかけてくださったのですが、ちょうどブライダル以外の映像の仕事を模索していたこともあり、ボランティア プロジェクトでしたが、引き受ける事にしました。
奈良北支部さんにはとてもお世話になっていたので、ちょうど恩返しするチャンスと思いました。
コロナ禍で世間では歌リレー動画が流行っていたので、そういうのが出来たらいいね、と支部長さんと意気投合し、このプロジェクトがスタートしました。
「投稿編」に至るまで、「紹介編」「歌練習編」「投稿編 1番まで」「ヘルマンハープ編」4つの動画をアップしました。
投稿編の構成を考え、応募要項、応募手順マニュアルを作成し、投稿を募り・・・肝心の投稿編を編集する頃には、ヘロヘロになっていましたが、「投稿してくれたみんなが楽しみに待っていてくれる!」というのを励みになんとか完成させました!
それがこの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=rhpXm6yLAEg&feature=youtu.be
プロジェクトの詳細は
Facebook JDS奈良北支部 よりご覧いただけます。https://www.facebook.com/jdsnarakita/