エコへの一歩
ついこの前から、環境に優しく暮らしていこう、と思い始めた。
少しずつだがエコやサステイナブルな取り組みを実践し始めているので、それを記録としてここに綴っていこうと思う。
最近テレビで、生ごみを自宅で処理するコンポストを取り上げている番組を見た。その少し前にもゴミを出さない工夫をして暮らしている人、小さなソーラーパネルで自宅の電気をまかなう人、電気を一切使わずに生活している人などを目にすることがあった。
コンポストの番組を見てから、自分も生ごみをコンポストで処理してみようと思い実行してみると、家庭ゴミの量が大幅に減った。そこで初めて、自分で出しているゴミは生ごみが大半なのか、と知ったのだ。水分を含んだままの生ごみをナイロン袋で縛って、可燃ゴミの袋へ入れる。この水分が重さになっているのだと。
今まで毎日大量のゴミを何とも思わずに出していたのだが、生ごみをコンポストで処理するようになると、可燃ゴミの量は案外簡単に減らせるのではないか、と思うようになった。
生ごみを出さないようになると、次は何が減らせるのかと考えるようになる。とりあえず、缶やペットボトル、段ボール、トレイなどは、引き続きリサイクルへ。他にゴミで大部分を占めているのが、そう、あのプラスチックである。
確かに、毎週プラスチックゴミの回収で袋にたんまりのプラスチック包装や容器を捨てている。そりゃそうだ、プラスチック、減らさないとね。そう思い始めてからはすぐに実践できるものとして、シャンプーや食器用洗剤の容器は都度本体ごと買うのではなく、詰め替えにしようと考える(今さら)。それからラップも繰り返し使えるエコラップに替えたり、キッチンスポンジもジュートたわしに替えてみる。
きっかけはコンポストだったが、そこから急にエコやサステイナブルに "やっと" 関心を持ち始め、出来ることから少しずつ、始めてみようと思うに至ったのだ。
きっかけはどこにあるか分からないけれども、自分の場合はたまたまテレビで見たコンポストであった。少し前まではゴミの分別も個人が意識したところで、社会全体となりみんなで取り組まないと意味がないのでは、と思っていたが、関心を持った人、気になった人が少しずつでも取り組んでいけばいいのではないか、と今は思うようになった。
もし一人でも取り組み始めれば、その周りの人も意識し始めるかもしれないし、遅かれ早かれ、地球に居る人みんながそろそろ他人事ではなくなってきているぞ、と "やっと" 気付き全体で行動に移す日もそう遠くはないはず。
とにもかくにも、こうしてエコへの一歩が始まったのである。
巷でよく聞くサステイナブル、まさに持続可能でないと意味が効果がないので、ガチガチではなくゆるっとゆるっと少しずつ、楽しみながら出来る範囲から、環境に優しく過ごせていけたらと思うのであった。