見出し画像

青春の1冊

こんにちは、ほんだです。
この記事では、私が中学生の時に何回も読み、青春の1冊と言っても過言ではないほど思い入れがある本を紹介したいと思います。



はじめに/あらすじ

私が中学生の時に最もよく読んでいた本は、住野よる先生の「か「」く「」し「」ご「」と「です。登場人物の関係性がとても好きで、1度読み終わったあとも何回か読み直していました。住野よる先生は他にも「君の膵臓をたべたい」や「よるのばけもの」「また、同じ空を見ている」など多数の作品を発表しており、私はこれらの作品も何回も読み返すぐらい好きですが、その中でも「か「」く「」し「」ご「」と「が1番お気に入りの作品です。

みんなには隠している、少しだけ特別な力を持った高校生5人。別に何の役にも立たないけれど、そのせいで、クラスメイトのあの子のことが気になって仕方ない――。彼女がシャンプーを変えたのはなぜ? 彼が持っていた”恋の鈴”は誰のもの? それぞれの「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。甘酸っぱくも爽やかな男女5人の日常を鮮やかに切り取った、共感必至の青春小説。

https://honto.jp/ebook/pd-series_B-MBJ-20007-123242245-001-001.html

絡み合う「少し特別な」5人

この本は、5人の主人公のそれぞれの視点で話が展開されていて、世界観は同じでありながらも違った角度から楽しめる点にあります。5人の中で絡み合う人間関係や、学校生活の中で繰り広げられる青春活劇を、5人それぞれが持っている「少し特別な力」をスパイスとして本の中の非日常を楽しんでみてはいかがでしょうか。友情、悲哀、恋に思いを馳せ、「か「」く「」し「」ご「」と「に込められた住野よる先生のメッセージをぜひ読みとってみて欲しいです。

「、」「/」「1」「♠」「↓」ということ

誰しも人とすれ違うし、人の心は読めないものです。人とぶつかりあった時、相手の心が読めればいいのにと思ったことがある人もいるかもしれません。「か「」く「」し「」ご「」と「では、心が読めてもなお、すれ違う多感な少年少女の心理描写が巧みに掘り出されています。他人とは違う自分、自分とは違う他人の触れ合いの中で、彼らのそれぞれの「心が読める」能力がどのような人間関係を結んでいくのでしょうか。大人になって過ぎ去った思春期を懐古したい方にも、これから始まる青春に思いを馳せたい方にも、「こんな青春があった/あるんだな」と思わせてくれる1冊です。

さいごに/書籍情報

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
書店や図書館で見かけたら、手に取って読んでいただけると幸甚です。
最後に新潮社の「か「」く「」し「」ご「」と「の紹介ページのURLと、書籍情報を掲載させて〆とさせていただきます。では、またどこかで。

か「」く「」し「」ご「」と「
著者:住野よる
出版:新潮社
ISBN:978-4-10-102351-9



いいなと思ったら応援しよう!