脂肪肝と言われて。「CT検査」
CT検査の朝、水分だけをとって、そそくさと指定されたクリニックへ。朝って、やっぱり食べないと元気が出ないなぁと思いながら、駅の階段を上ります。めんどくさい半分。ドキドキ半分。
クリニックには思いのほかたくさんの患者さんがおりまして、待合室のイスが満席。この時期だから、いやだなぁと思いながら、たまたま空いた、1席に座りながら呼ばれるのを待ちました。
予約していても20分程度待たされて問診の後、いよいよCT検査。Tシャツをまくり上げ、いざ!
ヌルっと塗られるローション?ジェル?ヌルヌルヌルヌル。。。
いやさ、ヒヤッとするんだよね。。。。ヌルヌルなんだよね。。。
「はい、リラックスしてくださいねー」
って言うけどさ、お腹をヌルヌルにされて、
「はー。。。落ち着くわー。。。」って人、どんだけいるよ。落ち付くわけないじゃんか。こんなの。って突っ込みたい気持ちをぐっと堪える。
そういえば、この感情、どこかで感じたことがある。あぁそうか!心電図だよ。心電図。ヤツも、胸やお腹に吸盤つけて、手足にはでっかい洗濯ばさみ。
「はい、リラックスしてくださいねー」
って言うけどさ、こんな状態にされて、「はー。。。落ち着くわー。。。」って人、どんだけいるよ。
つまり、どちらも落ち着かないんだよ。無理だよね。無理。ムリゲー。
そんなこんなで、お腹やら脇腹やらぐりぐりぐりぐり。。。で、お腹回りをジェルで、ベッタベタにされて終了。
「終わりましたので、拭いてくださいねー。もう、結構ですよー」って、早々に追い出そうとするんだけど、これまた無理な話しだ。
お腹回りは、ベッタベタで、タオルで拭ききれていないのに、「もう結構ですよー」って、こっちが結構ではないんだよ!!という突っ込みをここでも我慢しながら、でも、ちょっと時間を稼がなきゃと思い「どうでしょうか?映ってはいけない物とか映ってまっせんでしたか?」と聞くと「そういうことは申し上げられないので、後日、先生からお聞きください」なんだそれ!?見えていたんじゃないの?あなた、見てたんじゃないの??なんて、思いながらも「やっぱり、気になるじゃないですか。。。」と、再度、ダメ押しすると、なんだか面倒くさそうに「取り立てるほどの物はなかったと思いますが、診断は先生からお聞きください」
観念して、まだ、なんかジェルが残っているような感覚を感じながら、シャツを着てそそくさとクリニックを後にする。
あぁ、そういえば、朝ご飯を抜いてきたから、何か食べようと、近くのコーヒーショップへ行き、ちょっと一息。サンドウィッチをパクつきながら、ちょっと、肝臓辺りを触る。やっぱり、ジェルの残ってる感がある。
結果は1週間後。
「取り立てるほどの物はなかったと思います」その言葉だけが頼りだぜ。。。
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