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表現研究展示 振り返り (川畑)

展示の数週間前、私はこれまで続けてきた「アイデアの出し方」について今一度深く考え「研究所」というテーマを思いつきました。軸を決めてからの数週間は展示に向け今まで出したアイデアをどう魅せるかについて考え作業を進めることになりました。

完成した自分の展示を見てみると、稚拙な部分・粗が目立ったなという感想が出てきます。大きく二つの反省があり、まず一点目。壁に展示したアイデア資料です。私は研究所で博士がアイデアをペタペタ壁に貼っているとの表現を目指したのですが、展示を見に来られた先生に「バラバラすぎて何かよく分からない」との指摘を受けました。確かに壁に貼った紙がそれぞれ何を意味するのか説明がなかったことや同じデザインのカードをあちこちに貼ってしまったため見る側に優しくなかったと反省しました。そしてもう一点が時間配分です。制作がギリギリになってしまい作品展示日までに一度も仮で組み立てることができませんでした。シャーレを置く机の長さやアイデアカード・使用するテープなど事前に配置をして調整すればもう少し変わったかもしれません。準備中に倉澤先生が他の生徒に対し、同じ大きさのコピー用紙を作って仮配置してからの方が良いと伝えていたのを聞き反省したと同時にとても参考になりました。

私はオープンキャンパス中教室にいることが多かったのですが、たくさんの方が私の展示の前で立ち止まる様子を見ることができ、とても嬉しくなりました。今回の展示では多くの反省点があったと同時に改善策が見つかったので卒展の際にはその箇所をきちんと押さえた展示ができればと思います。

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