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婚約解消から1年

昨夜は久しぶりにこのまま寝て目覚めなかったらどうしようと不安になった。

なんだかんだ休んでいても仕事のことが頭から離れないので、そういうプレッシャーが不安になって現れているのかもしれない。

私にとっての2021年は?

ここ最近外出先の店員さんに、「コロナがあって出かけられなかったから、年末と言っても今年がどんな年だったか思い出せないですよね〜」と立て続けに言われた。

私は口先では「そうですよね」と答えたが、実を言うと例年以上に一人で出かけた年だった。

コロナが比較的落ち着いている時期だが、国内で1〜2泊の旅行に今年は3回行った。

旅行の目的は、神社巡りが多かった。その前年に婚約が破談になったのだが、(自業自得な部分もあったが)ダメージが大きく、気持ちが完全に折れてしまわぬように神に縋った。

色々と他にも悩むことがあったため、京都の有名な縁切り神社に参拝したりもした。今まで神社にお参りして人生が劇的に変わったという経験はないのだが、とにかく見えないものにお願いするしかなかった。

本来、神社は何かをお願いする場所ではないと聞くし、今も悩みや不安が解消されたわけではない。

でも、神社巡りを色々しているうちになんとか今年も過ぎていこうとしているので、目に見えない形であっても助けていただいているのだと思う。

心が弱ったときは旅行が逆効果になることも

旅行に行ったのは元気になりたい、リフレッシュしたいという期待もあったのだが、弱っているときの知らない土地への旅行は避けたほうが良いと思った。

あるとき東北地方に行ったのだが、地名は有名でそこそこの賑わいを想像していたら、すごく寂しい場所だったということがあった。コロナの影響で飲食店も早くに閉まっており余計に静かだったのだろうが、誰も通らない夜道が心細く、近くの川を眺めていて「ああ。死んでしまいたいなぁ」と厭世的な気持ちが強くなった。

京都に行ったときは若いカップルや友達の集団が行き来し、それはそれで自分の立場が悲しいなぁと思ったが、人がワイワイしているので一人で歩いていても誰も気にしないだろうという気安さがあった。

心の弱ったときに一人静かな場所に旅行に行くのはより元気をなくしてしまうこともあり、またそういう場所での一人旅行者はちょっと目立つので、どうしても行きたい場合は京都あたりが無難かと思う。

来年は?

2022年度はどういう年になるだろうか。あとでまた残そうかと思うのだが、2021年は婚約解消の痛手を埋めるため?に、例年より散財してしまった。

なので来年は少し倹約に目を向けたい。そして今日散歩しながら来年の抱負など考えていたのだが、大きなことをしなくても一つだけで良いから自分にとって良かったなぁと思えることがあった1年にしたい。

とても小さな一つでも、できたことを認められるような自分になれると良いな。



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