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「二華中の息子を持つ母親」に強く憧れた母【塾の先生には分からない葛藤がここにある】



母たちが住んでいる仙台は、いわゆる「地方都市」。
地方「あるある」なのかもしれませんが、仙台では出身大学よりも出身高校を聞かれることのほうが多いです。
とくに県内のナンバースクールの仙台一高・仙台二高出身となれば、それだけで周りの見る目が違ってきます。

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そんな仙台に公立中高一貫校が2校新設されたのが15年ほど前。
幸い、うちの子供達は全員公立中高一貫校に合格しましたが、こんな親子がいました。

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仮に、コウタくんとします。
コウタくんとは、入塾説明会で隣の席になり、当初から親子で気が合い、共に合格を目指して頑張ってきました。
コウタ母は強く「二華中一択」でした。



小3の2月からずっと塾通いを続け、うちの子よりずっと上位のほうにいて、どの教科もまんべんなく、いわゆる「デキる子」でした。

特に、彼の空間認識能力はすごかった。
複数個の立方体が積み木のように組み合わさった図形を、横から見るとどういう形に見えるかといった問題や、立体図形の問題を「秒」で解答できるそうです。


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