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コロナ禍の議会

9月議会が終わり、はや10日が経ってしまいました。今回の議会で感じたことなどをあげねばと思いながら、仕事に追われ気が付けば10月になってしまいました。(汗)

さて、9月議会の振り返りですが、今回の議会は始まる前から問題が発生しました。それは、一般質問の見送りの問題です。

緊急事態宣言下での議会ということで、議長から直々に「不急の質問は自粛いただきたい」とのお願いがなされました。おそらく、コロナ対応に当たっている職員に対して可能な限り負荷をなくし、一同が議場に会することによる感染リスクの低減を考えた町執行部側からの依頼があってのことであると思います。

そんな中、議員16名の内6名が一般質問を行いました。内容をまとめると以下のようになります。

・コロナウイルス感染症について
・35人学級、特別支援学級など学校教育について
・保育所の建て替えについて
・学習指導要領について
・職員の人材確保について
・情報公開について
・福岡市営地下鉄の長者原駅までの延伸について
・住民投票条例について
・「重要施設周辺及び土地等の利用状況の調査及び利用の規制に関する法律」について
・安全な通行(道路・歩道)について
・飼い主のいない猫について
・小中学校の経営、施設(主権者教育・校則・制服など)について

この中で、今しか質問できないものとなると、まずは「コロナウイルス」、それから現在職員採用試験が行われていることから「職員の人材確保」、歩行者の安全確保などの「安全な通行」の3つしかないと思います。今、町が置かれている状況に議員側ももう少し配慮が必要だと思います。

しかし、そもそも全員が一堂に会して議会を開かねばならないのでしょうか?

一般質問は質問者以外議場に入らず、ほかの議員はWEBで参加するとか、委員会もZoomを使って開催するとか、もっと柔軟に行うことができれば今回行った制約などはしなくていいように思います。従来の法律や慣習に縛られすぎているのではないでしょうか。

社会ではコロナ禍によりいろいろなことが変化しています。行政や議会も時代の変化に応じた変化を受け入れていくべきではないでしょうか

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