3月議会で僕が意見したこと
前回の投稿から随分と月日が経ってました…。この間、僕が勤めるNPO法人の決算と総会、市への活動報告書の提出、自分の確定申告、そして3月議会とてんこ盛り状態になってしまいました。
そんなわけで随分と遅くなってしまいましたが、3月議会の振り返りをしてみたいと思います。
3月議会は、次年度の当初予算を審議する議会となります。自治体が何か事業を進めるには必ず予算に計上しておく必要がありますので、議会としてもしっかりと審議する必要があります。今回の予算は粕屋町にとって過去最大の200億を超える一般会計予算となっています。これはもちろん新型コロナウイルス感染症対策の費用が膨らんでいることもありますが、町の施設の長寿命化に係る工事等の予算が増えていることも要因の一つです。
審議の結果、町が提出した議案に関しては今回すべて可決成立し、僕もすべての議案に対して賛成しました。しかし、当初予算案については、どうしても納得できない部分がありましたので、予算委員会の議員間討議の中で、意見を述べさせていただきました。
その内容は、粕屋中央小学校の校舎増築工事についてです。児童数の増加と特別支援学級の増加により教室が足りないということで増築するというものです。しかし、この学校は校舎内に中央幼稚園が併設されており、その幼稚園の児童数が定員の約半分という状態で、町内の他の町立3幼稚園も同様の状態となっています。であるならばこの幼稚園4園を統廃合、中央幼稚園を他の園に統合すれば、教室を増やすことができるのではないかと思ったのです。
この点について、教育委員会学校教育課に、幼稚園を所管する住民福祉部子ども未来課と協議等を行ったのか尋ねましたが、協議を行ったという明確な回答は得られませんでした。つまり横の連携が取れていないと感じたのです。
そこで、僕は議員間討議の場でこの点を指摘し、今後は所管間の連携もっと深めていただく必要があるとの意見を出し、最終的には予算委員会委員長の本会議での報告の中で、この意見を取り上げていただきました。
小さいことですが、賛成するにしても改善すべき点をしっかりと指摘していくことは重要であり、今後もこの姿勢は続けていきたいと思います。
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