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朗読劇 READINGWORLD 約束の果て 観劇レポ

※台本のネタバレがっつりあります。また、わたくし佐久間大介くんのファンです。佐久間くんを中心に感想を綴ったものです。声優ファンの皆様、どうかご容赦ください。

2024年8/11(日) 16:00回を観劇しました。
席は1階席13列目のど真ん中。少しぼんやりしていましたが、双眼鏡無しでも皆様の表情まで見ることができました。


【朗読劇のあらすじ】


シベリア抑留のお話でした。
緑川光さん演じる大森中尉、岡本信彦さん演じる竹本(階級不明)、佐久間くん演じる島津上等兵、そして佐倉綾音さんの語りを中心に物語は進んでいきました。大森・竹本・島津は日本への帰国途中でシベリアの捕虜となり、シベリアで終わりの見えない生き地獄を味わうことになります。その悲痛な叫びが朗読を通じて私たちに痛いほどに伝わってきて、会場では常に啜り泣く声が聞こえてきました。
シベリア抑留って歴史の教科書にはさ、「日本兵がロシアの捕虜となってしまう(シベリア出兵)。」みたいに1言しか書かれていないんですよね。教科書って戦時中にフォーカスしているから戦後のことはページ数も少なくて全然書かれていなくて。だから正直なところ全然イメージが湧かないんですよね。でも今回の朗読劇は、戦後に起きた悲劇であるシベリア抑留がテーマであり、教科書には書かれていない現地の様子にフォーカスしておりました。朗読を聴いて1番強く思ったのは、絶対に「シベリア出兵」なんてたったの1言で済ませてはいけない壮絶な歴史。それほどに理不尽に失われた命があまりにも多くて、悔しくて、悲しくて、これからも語り継がなければいけないお話。本当に聞いてよかったと思う、そんな悲劇があったことなんて全く知らずに生きてきたから。今回の朗読を経て、シベリア抑留を後世に語り継ぐ者が増えたと思います。お空にいる兵士達がその様子を見てくれて、そして歴史継承に日々携わられている舞鶴の方々が喜んでくれていたら、とても幸いに思います。



【朗読劇の感想】※ここからは台本のネタバレ有です。


▼佐久間大介くん
・自担贔屓無しに、佐久間くんの朗読がお上手でした。第一線でご活躍されているプロの声優さんと朗読劇初心者の佐久間くんがお仕事をされている。とてもとても佐久間くんに失礼なこと承知で申し上げるのですが、

「佐久間くんの朗読スキルは大丈夫かな?」
「プロの声優さんに遅れを取るんじゃないか」

と、朗読を観るまでは懸念がありました。でも、会場がライトアップされて佐久間くんを見た瞬間、まずそこには堂々と腰をかけて、普段よりも真剣な表情をされて、凛としている佐久間くんの姿がありました。そして佐久間くんの第一台詞、「大丈夫ですか、大森中尉。」この言葉を聞いたとき、全身に鳥肌が立ちました。浮ついておらず場に馴染んだ朗読、緑川さん演じる大森中尉とのキャラの演じ分けを声だけで見事表現されておりました。大森は気迫があって貫禄のあるお声で、一声発するたびに全身に振動が走りました。対して佐久間くん演じる島津上等兵は声のトーンが明るく明快な性格。この時点で、始まってから5分も経たない、2〜3ラリーしただけの台詞量と声質の演じ分けのみで、2人の間に階級の差があることが分かりました。これってすごくないですか?「島津上等兵」の名前出てなくて2〜3ラリー会話しただけなんです。敬礼とかの階級を示す動作も無し。声だけでキャラクターを作っていること、私はすごい技術だと思います。
そして何より、声優界で精進されている佐久間くんがプロの声優さんと一緒に朗読をしている姿を見て本当に感動しました。その感動はおそらく親心。「あぁ、あんなに努力していた佐久間くんが声優さんとお仕事をされている...!」「佐久間くんの夢が叶っている...!!」「その瞬間にいま立ち会えている...!!!」こんな思いが頭を駆け巡り佐久間くんが出てきてから開始2秒くらいで涙が出ました。佐久間くんの第二台詞、「泣いておられるようでしたが。」を聞いたとき、「うん、わたしが泣いてる⭐︎」と心の中で1人ツッコミしていました(笑)

・さて、佐久間くん演じる島津秀雄上等兵佐久間くんと割と地続きなキャラでした!島津は明るくて軽快な喋りをする。マイナスな物事をプラスに考えることができる人。そしてそんな明るい性格とは裏腹に、洞察力が高くてやや闇的な思考を持っている。佐久間くんに非常に似てる!声のトーンとかいつもの佐久間くん!これまで100万回は聞いたであろう佐久間くん特有の軽快な喋り!!って感じで内心めっちゃ興奮していました。笑
なので、島津というキャラクターは違和感なく自分の中にストンと入ってきましたね。
・あのね〜めっちゃ佐久間くんを感じたセリフがあって、
大森「変わった男だ。」
島津「よく言われます。」
大森「しかし、お前の言う通りかもしれん。もはや何が正義なのか、私にも分からん。」
島津「では、気が合いますね。」
大森「黙れ。」
島津「あはは。」
このやりとりめ〜〜〜〜〜っちゃ佐久間くん感じませんか?!??!?会話のテンポ感の良さとか。結構シリアスな場面なのに、実際聞いててテンポ良かったんですよこの場面。あとなんだろう、いきなり「では気が合いますね」とか言ってちょっと背筋ゾワっとする感じで距離を詰めてくるところとか。吐夢っぽさを感じるかも。あと「あはは。」って笑うところもそう。島津の会話からちょいちょい感じる佐久間イズム(?)がツボでした。そういえば吐夢のときも佐久間イズム探すの楽しかったなぁ。
・あと「あはは。」のテンション感は、すごい吐夢を感じた。いつもの佐久間くんの「あはは!(クソデカボイス)」ではなくて、淡々と笑う感じ。明るいキャラを演じているのだけど、劇の雰囲気に合わせて口調は大分明るさを抑えていたから、ちょいちょい吐夢イズム(?)を感じましたね。てか声の明るさを抑えて明るいキャラを演じられるのもすごくない?!全然違和感なかったよ。佐久間くん、貴方はやはり天才です。

▼緑川光さん
・緑川光さん演じる大森。やはり流石の貫禄。そしてお顔が良い。リア友も「緑川さん生で見れたのよかったなぁ、カッコよかった。」と満足していました。緑川さん世代の声優って令和世代と比べて表舞台に出る機会が少ないから、わたしも緑川さんを生で見れたのは嬉しかったなぁ。島津がどれだけ反論をしても、竹本がどれだけ気丈に振る舞っていても、大森がひと声発するだけで周囲の空気は鎮められてしまう。重機のようなイメージ。そしてやはり緑川さんは流石の朗読でした。まず声の演じ分けについて、他の演者さんと比べてとても上手かった印象でした。いつもは威厳のある大森中尉。旧友の沢村大尉と話す時は無邪気に遊び回る少年のようでした。家族と話す大森は優しいお父さんの声、島津遺族と話す大森は気さくなおじいちゃんの声。そして演技力も素晴らしかった。沢村が亡くなって、一緒に帰ろうという約束を守れなくて、埋葬することもできなくて、何のために生きればいいのか分からず、食事を拒んでしまうシーン。仲間からの言葉に心を動かされ、大森は生きるために一心不乱にパンを貪るのですが、そのときの緑川さんの迫真の表情と、パンを口に含みながらのむせび泣き、見事でした。あと沢村の階級は大森より上なんですよね。昔喧嘩で負けてばかりだった弱いほうが生き残ってしまい死んだあいつの分まで強く生きるぜという、アニオタの心を突くシナリオに私の中のアニオタの血が騒ぎつつも、いやそんな興奮していい場面じゃないだろと気持ちを抑えて朗読を聞いたのは良い思い出です。笑

▼岡本信彦さん
・岡本信彦さん演じる竹本。信彦さんって何であんなに色んな声を出せるんだろうね。わたしの中の信彦さん=FGOの新宿のアサシンの「いいよぉ」なんだけど、新宿のアサシン感ゼロでした。竹本は気丈に振る舞っているけど中身は繊細な人。「貴様」「黙れ」等と、口調はかなり荒々しいのですが、信頼できる人の前では突然に感情が溢れてボロボロ泣いたりしていました。気丈に振る舞っている竹本の声は、他の演者さんよりも際立って会場に響いていたと思います。竹本の声は結構印象強く残っています。でも竹本には大森のような貫禄はなくて、信彦さんも声だけで階級の差を見事表現されておりました。竹本には家族がいないのもあって、何でも1人で抱え込んで潰れてしまう。仲間の死を目の当たりにして、埋葬もしてやれなくて、自分だけがシベリアからのこのこ帰ってきてしまって、「私が代わりに死んでいればよかったんです。」という言葉の、悲しみと怒りで震えた声と信彦さんの悲痛な表情が、とても印象強く残っています。

・緑川さんと信彦さん御二方とも、隊士と話す時と家族と話す時で声の雰囲気が全然ちがいましたね。シベリアで隊士と話すときは常に緊迫感があって、対して家族と話すときは心の底から安堵しているような優しい声。この声の出し分けだけで置かれている環境の違いが分かりましたね。

▼佐倉綾音さん
佐倉綾音さんの語りは、シベリアの寒さを連想させるように、とても冷たくて暖かみが一切無いお声でした。吹雪の音と重なって、語りからは雪のような冷たさを感じました。印象深く残っているセリフ。「誰もがみな、日本に帰る日を心待ちにしながら、そして、家族との再会を夢に見ながら、異国の土となったのです。」「異国の土」というあまりにも心をえぐられる表現。死んだ兵士は埋葬もしてもらえず、全裸にされてその辺に捨てられて野生動物の餌になる。そしてすぐさま厚い雪に覆われて、その人が生きた形跡は何も残らない。そして今もなお、多くの日本兵が異国の土として永遠に逃れられない苦しみを味わっている。そして佐倉さんの語りは、物語の節目で悲しい出来事を告げるときによく耳にしました。「◯◯がこの世を去りました。」「◯人もの命が奪われました。」と。悲しいことが起きて、物語の節目で会場が暗転して、「嘘だよね...そんなの無理だよ...」って事実を受け入れられなくて号泣しているときに、淡々とされた語りを聞いて、あぁ、本当にそうなんだ....って事実を受け入れざるを得なくて、さらに涙が溢れ出た記憶があります。佐倉さんの語りは、悲しい事実を全て覆い隠してしまうシベリアの吹雪を連想させました。

・これは皆様そうなんですがセリフを噛まないのすごくない?朗読劇って声だけで会場の雰囲気を作るから、噛んだ瞬間に「あ、今噛んだな」って噛んだことがすごい目立っちゃうんですよね。その瞬間に場の空気が一気に壊れてしまう、ましてや今回みたいに常に緊迫して重いお話であればなおさら。朗読劇って声のお仕事の中でもハードルの高いイメージがあります。皆様当たり前に朗読をされていますが、あれだけ長時間、感情を籠めて声を上下させる中で噛まないのってすごいスキルだと思います。これがわたしだったら感情込めて叫んだ後とかに「ふぅ...」って一息ついて台本見たあとに「あれ次どこ読むんだっけヤバい!」ってテンパって次台詞噛むと思います。そして少ないリハーサルで1度も噛まなかった佐久間くん、貴方はやはり天才です。

▼島津秀雄の死
「秀雄はきっと元気で帰ります。」

・島津ですが、帰国命令の出る半年前に亡くなります。あまりにも突然の死でした。死の前日、島津は大森と竹本に挟まれて一緒の布団で寄り添って寝るのですが、その時の島津の涙声。幸せを噛み締めるように震えた弱々しい声。「あぁ....涙が出るほど幸せな心地です。」という台詞の「あぁ....」の声が、嬉しさで震えていて、幸せを噛み締めていて、幼子のような甘えた声で、涙で鼻声になっていて、その声を聞いた瞬間にぶわっと涙が出ました。階級が1番下なのもあって今まではずっと敬語で畏まっていた島津。大森と竹本に挟まれた瞬間に、「家族を失い、さぞ心細かったろうなぁ」と、口調が砕けて、涙声になりながら家族のことを語りだしました。島津くん.....よかったね....本当によかった......(むせび泣き) それにしても佐久間くんの嬉し泣きの演技力恐ろしいですね。とっさに涙声出せるのもすごい。佐久間くん、貴方はやはり天才です。
・その翌日に.......うそだよね.....ねぇうそだよね.......神様は何て非情なことをするんだろう。翌日になり、大森と竹本にライトが当たる中、島津にはライトが当たっておらず、その瞬間に全てを悟り涙が溢れました。命尽きた島津の顔は暗闇の中でぼんやりとしか見えなかったけれど、口元がうっすら笑って穏やかな顔に見えました。
・そして紹介される島津が家族へ送った手紙。
「長い間ご無沙汰しましたが、秀雄は変わらず元気です。異国の寒さにも慣れ、食事も食べきれぬほど頂き、仕事が終われば友と一緒に歌をうたい、楽しく毎日を過ごしております。何の不自由もありませんから、どうかご安心ください。」
この手紙の内容を聞いてさらに涙腺が崩壊して、もはや鼻水まで垂れていたと思う。あんなに辛い状況にいるのに、どんな気持ちでそれを書いたの。張り裂けそうな苦しい思いを抱えているはずなのに、必死にこらえて、家族のために書いた手紙だったはず。しかも手紙を読む口調が、明るくて元気ないつもの島津で、それも胸が締め付けられた。
あと手紙の最後、
「秀雄はきっと元気で帰ります。それでは、さようなら。」
この「さようなら。」の言い方が印象的でした。「さようなら。」のときに島津の明るさが消えるんですよね。もう二度と家族と会えないことを悟ったかのような。それも悲しかった。佐久間くんご本人がどう演じられていたのかは分からないけれど、私にはそう聞こえましたね。(あと、「なら。」の語尾の上がり方に佐久間イズムを強く感じました、、、!)
ちなみにリア友にさ、
「何で島津くんは死ななきゃいけなかったんだろう」て話したら、
リア友「島津くんみたいな明るいキャラって漫画だと大体死ぬんだよ。それで竹本さんみたいな暗い人にさらに絶望を背負わせて生き延びさせるの。それがおもしろい展開なんだよ。」
と。鬼みたいな返答をもらいました。リア友は愉悦部だった...。

▼帰国してからのシーン
・何よりも胸が痛かったのが、シベリアから帰還した竹本が女性から声をかけられ、「アンタ、何でうちの息子を連れ帰って来なかった!」と激昂されてしまうシーン。シベリアからやっとの思いで帰ってきて、出迎えてくれる家族もいなくて、罵られてしまう竹本。女性のぶつけようのない怒りも痛いほど伝わってきました。だって、何の手がかりもない、いつ帰るかも分からない家族が、生きていることだけを願ってずっと待っているんだよ。そんなの、正気を保てるはずがない。竹本の「申し訳ありません...!!!」の涙混じりの声が、悲しみと、やるせなさと、何で自分だけが生き残ってしまったんだという申し訳なさで溢れたあまりにも悲痛すぎる声で、本当に胸が苦しくなった。その声は会場中に響き渡りました。信彦さん迫真の演技でした。

・そして佐久間くん1人2役〜〜〜!!!島津の甥っ子の和彦くんを演じられました。和彦くん、変に演じ分けをせずに島津と全く同じ喋り方なのよかったな。ここで和彦くんの喋り方を変えちゃうと島津の印象が薄れちゃうもんね。
・あと、島津の遺骨が見つかって本当によかった...........でもたったの小指の先だけ..........よかった、見つかって良かったのだけれどあまりにも悲しいよ……….
・1つ思ったのが、大森と竹本が和彦くんの姿を見て「島津じゃないか...」と感嘆するところ。当時の人たちって幽霊を見ることに怖さや抵抗は無かったんだろうか?それとも戦争の最中で仲間たちの幽霊を見かけて、幽霊を見ることに慣れてしまっていたんだろうか。そんなことを考えていました。竹本は「死んでいった戦友たちが・・(省略)・・冷たい土の下で永遠の地獄から逃れられないでいる。」と、大森と竹本は「(島津の骨を見て)日本に帰って来れたんだなぁ」と言っていましたし、もしかしたら霊的な考えが強かったのかもしれないですね。

▼タイトルの意味
・「約束の果て」というタイトル。これは大森・竹本・島津が、悲劇の最中で結んだ約束の終着地のことでした。ここで思い出される佐久間くんが2D2Dライブでかけてくれた言葉。
"生きていれば絶対会えるから"
皆が交わした約束はどれも、「必ず生きて日本へ帰ろう。」というニュアンスのものでした。そう、生きていればいいんです。生きてさえいれば、会いたい人に会えるんです。でも、シベリアでは生きることもままならなかった。でも生きて約束を必ず果たすために、兵士達は決死の思いで戦った。"生きていれば絶対会える" について、生きることの大切さを学びました。


【カーテンコール】


・あっという間にカーテンコールに。カーテンが開くたび、佐久間くんは会場全体に向けてお手振りをしてくれました。ニコニコしてて可愛かった。何度目かのカーテンが閉まる瞬間、佐久間くんは「ありがとう」の手話をしてくれました。その瞬間に分かりやすく会場から歓声が上がりましたね。
・カーテンが閉じて、帰る方もちらほらおられてもう閉幕かと思いきやカーテンが再び開き会場中にどよめきが。急いで戻ってくる方がちらほら。全公演の締めの挨拶をしてくださりました。緑川さん→佐久間くんのコメント順番。佐久間くんのコメント番になって、それまでニコニコ手を振っていた佐久間くんだったけど、堪えていた涙が決壊したかのように佐久間くんが突然泣き始めて、松野さんのお話をされた。「松野太紀さんに感謝を込めて拍手をしたいです。」と。本当に顔を真っ赤にして泣かれていました。松野さんの存在を決して忘れてはいけない。さらに大きくなった無数の会場中の拍手に包まれて、カーテンは閉まっていきました。カーテンが閉まる瞬間に下からニュッと顔を出す佐久間くんに会場大爆笑。リア友も素で「可愛い...」と呟いてましたwww


【閉幕後】


・閉幕したあとは泣き疲れてしばらく動けなくて、こんな現象は小さい頃以来でした(笑)
リア友と仲良く鼻を噛み、自分の顔の状態を見てちゃんとパンパンに腫れていることを確認して会場を去りました。無意識のうちに気づいたらパンフレットと台本を買っていました。
・帰りの電車でとても大きな花火を見ました。「シベリアで戦った隊士達も戦場で花火を見た夜もあったのだろうか」「佐久間くんもいま同じ花火を見ているのかな」と、そんな気持ちになりながら、電車に揺られて京都駅へと向かいました。


【最後に】


素晴らしい朗読劇を披露してくださり、
本当にありがとうございました。
心を動かされ、涙が枯れるほど泣いて、学んだことがたくさんありました。今、私たちが生きていることって当たり前じゃないんだよ。命ってあまりにも簡単に失われてしまうの。今私にできることは、朗読劇を始めとして舞鶴で見た景色をずっと覚えていること、そして家族や友人との時間を大切にすることだと思いました。自分を大切にしてくれる家族や友人がいることがいかに恵まれていることか、そしてその時間は決して当たり前じゃない。
そして銀髪センター分けの激レア佐久間くん。貴方を生で見れて本当に嬉しい。
第2回があれば是非また、観劇させていただきたく思います。佐久間くんが声優業界で精進されるお姿を、1人のファンとして、微力にはなりますがこれからも応援させてください。今回は佐久間くんと地続きなキャラクターだったけれど、いつか、普段の佐久間くんを一切感じさせないキャラクターに憑依して朗読をされる佐久間くんの姿を見てみたいな。

改めて、本当にありがとうございました。


#READINGWORLD
#約束の果て







【以下、朗読劇前のレポ】


・駅に向かう途中で膝を負傷しました。負傷した直後は本当に痛くて歩けなくて、「推しに会えないのでは...」という最悪なシナリオが頭をよぎりました。その後サロンパスを貼りなんとか会場に辿り着きました。笑
・舞鶴線のホームに着くとそこにはピンクの集団が。皆さん舞鶴線を背景にチルぬいの写真を撮られていました。そしておそらくFFのさく担を見かけたのですが、楽しそうに談笑されていたので水を刺したくなくて、そっと影から見守りました。(ストーカー?)
・わた婚の聖地である赤レンガパークにもやはりピンクの集団がいました。笑
会場近くの赤レンガパークに行ったら出店があって、タイトル「ピンク推しのためのピンク団子(雪だるまのイラスト付き)」という出店がありまして、「ピンク推しのためのピンク団子wwwwwwwおもろすぎるwwwwwww」とリア友と2人で爆笑しました。しかもドリンクと団子合わせて1100円で、それなりに高くて、ちゃんとオタク達からお金を巻き上げようとしてる現地の方々のいやらしい意図を感じつつも、現地の方々の粋な計らいに感謝しました。
・遊覧船に乗った際に、ガイドさんが朗読劇の宣伝をしてくれました。「皆さんあちらの公民館には行かれましたか?有名な声優の皆様と、SnowManの佐久間大介さんが朗読劇をされますよ。」と。乗客は高齢な方が多かったのですが「へぇ〜」と歓声が上がりました。僕はひたすらニヤニヤして後方彼氏ヅラをしていました。

シベリア抑留者を引き揚げた舞鶴港




最後に….

この緑川さんかわいい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




2024/8/17 水無月



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