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プロセス診断はプロジェクト結果と結びつける

TPIをベースとしたプロセス診断をやることが多いのですが、そこから改善活動していくとプロセスの枠組みを作ることやプロセス通りに実行することが目的になりがちなんですよね。で、改善していく過程でプロセスの診断結果は良くなっていくのですが、じゃあどこまで改善していけばいいのか(プロセス診断と改善のゴール)がわからなくなってくる。最近、支援している現場でも同様のことが発生しています。

そんな中で、社内のプロジェクト発表会である大学の先生の一言が琴線に触れました。いわく、「実際のプロジェクトの結果をプロセス診断の結果と結びつけるといい」でした。それはそうですよね。でもこのことを忘れがちというかプロセスを、実際のプロジェクトの結果(課題)と結びつけるのってやってこなかった気がする。例えば、市場不具合が2件発生した(プロジェクトの結果)。それがプロセス診断の結果として「欠陥管理において欠陥分析ができていなかった」のであれば、欠陥分析ができていなかったことにより市場不具合を発生させてしまった」という結びつきができる、ってな具合です。実際の現場ではそんな単純な結びつきにはならないと思いますが、プロジェクトの結果とプロセスの結果を結びつけるってのは非常に目から鱗なのでありました。


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